高良山に登る。
お百度参りは無理でも10回ならできるだろうシリーズ
1回目 2024年1月6日の日録。
2回目 2024年1月8日の日録。
3回目 2024年1月13日の日録。
4回目 2024年1月14日の日録。
5回目 2024年1月27日の日録。
6回目 2024年2月10日の日録。
7回目 2024年2月11日の日録。
8回目 2024年2月12日の日録。
9回目 2024年2月17日の日録。
10回目 2024年2月23日の日録。
今日も高良山に登ります。8回目です。満願達成まであと2回となりました。
じつは夜に別件があるため、今回はいろいろ端折って手短に報告させていただきます。
西鉄久留米駅1階、9時38分発の竹の子行き西鉄バスを「下谷」バス停で下車します。
久留米市高良内町 赤星神社(妙見宮) - 松村かえるの「かえるのねどこ」
妙見宮で、今日の安全をお願いしてから、入山します。
この高良内コースは、途中まで舗装されています。歩きやすい道です。
高良大社に直接向かうと、今日も奥宮に行かないまま終わってしまいますので、高良山林道を東へ向かいます。湧き水の祠に出ました。
林道からは南西方面、久留米成田山の観音さまや有明海方面が望めます。
林道から奥宮に向かう道が見えてきました。
晴れているせいか、奥宮にはすでに5~6名の参拝者が居ました。さきに1段高いところにある祠のほうにお参りします。
さきにお参りしていた皆さんが居なくなったすきに階段を下りて、奥宮を撮影してみました。このあと、ここ最近のとおり、北陸地震の沈静と宝くじ当選のほか、LINEで寄せられた知人の皆様のお願いを読みあげました。
つつじ公園の休憩所で、今日もチョコレートで休憩です。
いつもの猫が居ません。どこにいるか探すと、なんとハイキング中の女性陣に囲まれていました。あいつ男だったのか?
つつじ公園駐車場に移動しました。今日はかすんで、山々がなにも見えません。
今日は尾根コースから高良大社に向かいます。尾根コースは途中、杉の城跡をとおります。
空が澄んでいればこの方向で有明海と雲仙・島原が望めるのですが、今日は無理でした。
社殿背後の山に出ました。ここから左手に出て、奥宮コースと合流し、境内に直接出ます。
下向坂(旧参道)にある神幸祭の記念碑にはめこまれた陶板を眺めていて、神幸祭の先頭は「座主(の子孫)」で、尻は「宮司」(厳密にはこの高良大社(江戸時代までは「高良玉垂宮」)を支えていた社家(の子孫)や大名家(の子孫)、崇敬会役員が最後)なのに気づきます。江戸時代まで神仏習合の「玉垂宮」だったのだからこの並びはさもありなん、という気もしますが、国家神道(神社本庁教)的にはよくOKしたな、という感じです。いくら歴史と伝統があってもしょせん地方だから問題になることもないし、どうでもいいのかもしれませんが……。
二曰、篤敬三寶。々々者佛法僧也。則四生之終歸、萬國之極宗。何世何人、非貴是法。人鮮尤惡。能敎従之。其不歸三寶、何以直枉。
二に曰く、篤く三宝を敬へ。三宝とは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。則ち四生の終帰、万国の極宗なり。何れの世、何れの人かこの法を貴ばざる。はなはだ悪しきもの少なし。よく教えうるをもって従う。それ三宝に帰りまつらずば、何をもってか枉(ま)がるを直さん。
[現代語訳]
まごころをこめて三宝をうやまえ。三宝とはさとれる仏と、理法と、人びとのつどいとのことである。それは生きとし生けるものの最後のよりどころであり、あらゆる国々が仰ぎ尊ぶ究極の規範である。いずれの時代でも、いかなる人でも、この理法を尊重しないことがあろうか。人間には極悪のものはまれである。教えられたらば、道理に従うものである。それゆえに、三宝にたよるのでなければ、よこしまな心や行いを何によって正しくすることができようか。
個人的には、国家神道(神社本庁教)は結果的に聖徳太子以来の国法を棄て神仏分離で宗教と伝統を破壊したという認識(しかもその代替を打ち立てるまえに腐りぬいています)です。そういう流れに負けず、神幸祭行列しかり、歴史と伝統を守る姿勢には頭が下がります。
今日のほうが参拝者は多かったのですが、祈願の太鼓が聞こえるなか、あまり待たずに拝殿でお参りすることができました。
お昼ご飯に、今日も肉うどんとお稲荷さんをいただきます。
うどんとお稲荷さんをいただきながら、このあと大学稲荷さんに立ち寄るかそのまま帰るか、思案します。さすがに丙午の日は多いでしょうし、参拝客が多い日は、苦手です。
大学稲荷をお参りするのは、また日を改めることにしました。
大正時代の地図には、いまでいう阿志岐坂コースが記載されています。
現在のJR久大線ができるまえ、この地には筑後軌道という私鉄線が久留米から日田まで走っていました。久留米市内から高良山には別の停車場のほうが近いのですが、日田や浮羽・吉井方面からは、追分停留場もしくは御井駅で下車して北から山に登るのが、いちばん近いコースでした。
この阿志岐坂コース、歩くのは2021年の11月以来です。
なんといきなり、倒木で通行止めになっています。
どうやら大雨で地滑りしたようで、至るところ倒木だらけです。私が学生だったころ、まだJR久留米大学前駅はありませんでした。そのころはちゃんとした登山道として案内されていたのに、最寄り駅を明け渡したら、もう誰も整備するひとなんていないのですね……。
この大木がいちばんの難関でした、木の上によじのぼって渡ります。藪漕ぎどころではありません(笑)
道そのものもあちこち路肩がくずれており、コケたらたぶん真っ逆さまです。
本来の阿志岐坂コースは、左手にみえる切通しです。じつはこの切通しをとおらず、高良御子神社(王子宮)や王子池のほうに抜ける裏道があります。この調子なら大崩壊中のような気もしますが、そちらにまわってみることにしました。
むかし短絡路だと習っていなければ、間違いなく道に迷うところでした。
王子池まで出て振り返ると、色あせたピンクテープがあります。転落事故がおきるまえに、あのテープは取り去るべきでしょう……。
阿志岐坂コースじたいがすでに廃道ですが、とくにこの黄色部分は、おススメしません。怪我します。
王子池の浚渫が終わったようです。もっとガッツリ土砂を撤去するのかとおもっていましたが、そうでもありませんでした。
久留米市山川町 高良御子神社(坂本神社・王子宮) - 松村かえるの「かえるのねどこ」
高良御子神社で、怪我なく下山できたことに感謝します。
「追分」バス停にたどり着きました。
今日は5.8km歩きました。
やっとズレがなんなのかわかってきた。
アプリが作成してくれる地図の表示km数と、GPSデータのkm数のズレがながいこと謎でした。帰りに路線バスと電車のなかであれこれいじっていて、やっと気づきました。
青線が、GPSログをそのまま地図に表示したもの、赤が、アプリが製図前に自動で整理したものです。
つづら折りになっている場所や、途中で立ち止まって標識などを確認した場所などがみごとに削除されています。
1km違うはずです……。これ、どちらを正解とすべきなんでしょう?弱ったな……。
もしかするとボケはじめたのか?
常温貯蔵の食料を、食器棚の下の棚に押し込んでいます。
高良山登山から帰宅し、着て行った衣服を洗濯し、靴を手洗いして乾燥機にかけたあと、なにげに食料庫をのぞきこみ、同じものが大量にあるのに気づきました。
ベビーハムはときどき3割引きのときがあり、そのときに多めに買ったものです。
「お茶漬け海苔」と「塩昆布」は、とくに昼、ごはんをお茶漬けするときに使うとはいえ、なんでこんなに……。
ボケはじめたのでしょうか?