高良山に登る。
お百度参りは無理でも10回ならできるだろうシリーズ
1回目 2024年1月6日の日録。
2回目 2024年1月8日の日録。
3回目 2024年1月13日の日録。
4回目 2024年1月14日の日録。
5回目 2024年1月27日の日録。
6回目 2024年2月10日の日録。
7回目 2024年2月11日の日録。
8回目 2024年2月12日の日録。
9回目 2024年2月17日の日録。
10回目 2024年2月23日の日録。
願掛け7回目です。やっと終わりが見えてきました。
今回は明るいうちに帰らないと夜に別件があるため、短めです。奥宮まで行きませんでした。
ここ最近、西鉄久留米駅1階のやりうどんで「肉うどん+わかめ追加」でしたが、ひさしぶりに「ごぼ天追加」にしてみました。
これが今日の朝めしです。
紫山住宅前バス停に到着しました。学生のころ、このバス停か御井町バス停のどちらかから路線バスに乗っていました。住んでいたアパートの最寄りバス停のひとつだったわけです。ちなみに紫山住宅というのはブリヂストンさんの社宅の名前だったはず……です。
むかし住んでいたのにこの程度の記憶ですみません……。
むかしはセブンイレブン、いまはコインランドリーがある前の道を北に歩くと、高良下宮社にたどり着きます。
久留米市御井町 高良下宮社 - 松村かえるの「かえるのねどこ」
今回は奥宮で自分のお願いとLINEで知人から預かったお願いをしませんので、道中安全のお願いといっしょに、この高良下宮社とこのあとの大学稲荷神社で、お願いをすることにします。
私が学生のころは、久留米市役所御井出張所だった鉄筋コンクリート造の建物の前から出て、九州自動車道をくぐります。
くぐって右手に折れると、袴着天神・出目天神があります。
久留米市御井町 袴着天満宮・出目天満宮 - 松村かえるの「かえるのねどこ」
過去に「神社めぐり」をしていたころには気づかなかったのですが、まず最初はこの御井町(江戸時代までは「府中」)の別の場所に在り、その後現在の御井小学校内に移転します。戦後、特定の宗教を小学校の敷地内に祀るのはまかりならん、というわけで再度移転。さらにさらに九州自動車道建設時に邪魔になり現在地に移転。
そのあいだに、大正時代神社合祀政策にもとづいて他の神社に合祀されたりと、流転に流転を重ねています。
無実を訴えに高良山に登るまえ、菅公が袴を着替え直したのは、おそらく御井町内のべつの場所か御井小学校の辺りだったわけで、ここで着替えたというわけではなかったのです。最初に「神社めぐり」で書いたとき、こんなところからどの経路で登ったのか謎でしたが、そういうことだったわけですね。
祇園山古墳が見えてきました。
すっかり案内板が汚れています。
とても読めないので、3年前に訪問したときの画像を再掲します。
形状不明のG1号墓主体からは3世紀の畿内では出土していない刀子、鉄鏃、剣、刀身などの鉄製武器だけでなく、鎌、錐、手斧鍬などの鉄製農具も出土している。墳裾の各所から古式土師器(西新式土器)、須恵器等が多数出土している。
石棺が見えています。
祇園山古墳を抜けて、愛宕神社に向かいます。
ほとんど誰も通らないのか、どこに道があるのかも判然としません。
騒がしいのになぜかどこの道にも救急車もパトカーもないと思っていました。
やぶこぎの最中、九州自動車道をのぞきこむと救急車とパトカーが複数駐車していました。事故でしょうか。
愛宕神社の石段に到着しました。麓の矢取地区から伸びていた石段は九州自動車道建設のたため叩き切られ、転落しないよう柵が設けられています。
久留米市御井町 愛宕神社 - 松村かえるの「かえるのねどこ」
愛宕神社にお参りしました。
車道側に出て、そのまま宮地嶽神社・桃青霊神社がある反対側の山に向かいます。
久留米市御井町 桃青霊神社・宮地嶽神社 - 松村かえるの「かえるのねどこ」
勢至堂山の山頂に来ました。廃仏毀釈以前は千手堂という寺院があったとのこと。石灯籠の頭らしきものは、その残骸でしょうか。
勢至堂山を下りると、道は3つに分かれます。
まず、即心上人の墓や大学稲荷があるほうへ向かいます。
いくつかの墓がならび、中央の一段高いところに即心上人の墓があります。
車道側に、墓の説明板があります。「即心上人墓」の部分だけ新しいのは、「即心の墓」とあったのを「上人」の2文字をあとで追記し修正したことによります。
道をはさんで反対側は、大学稲荷神社です。
車道側からだと、権現造の社殿がよくわかります。
翌12日が丙午の日です。おそらく初午祭には多数のかたが詰めかけるのでしょうが、今日は逆に閑散としています。
ゆっくりとした気分で、北陸の地震の沈静や宝くじ当選のほか、自分のお願いと他人から預かったお願いをします。
下宮(俗に「小学稲荷」と呼ばれているお宮さん)にもお参りし、背後の狐穴にも手をあわせます。
神籠石コースに戻り、ひさしぶりに座主墓を目指します。
丁字路で、左に曲がります。
なんと橋が壊れていました。渡るのを断念して引き返します。
神籠石コースに戻り、高良大社に向かいます。
高良内コース、奥宮コースや旧参道などへの分岐に出ました。
昨日とかわらず人出が多そうだったので、高良大社に向かう前に高良山茶屋でうどんをいただきます。
べつにほかのメニューがないわけではないのですが、やはりここに来ると肉うどんとお稲荷さんを頼んでしまいます。
昼飯を済ませてから、高良大社の境内に入ります。
三の鳥居からのびる石段の横から、久留米市街を撮影してみました。
まず賽銭用に小銭をつくるため自販機で飲み物を買い求めます。
高良会館の展望所で、休憩してから、お参りします。
初宮参りとおぼしき家族や、私と同じように低山ハイキングの格好をしたひと、いろんなかたがお参りされていました。拝殿内からは、祝詞をあげる神職の声がしています。
下向坂(旧参道)を下ります。
高良山茶屋横の石段を下り、吉見岳コースに入ります。途中、琴平神社にお参りします。
吉見岳の展望所に出ました。
ここからも高良会館(社務所)が見えます。祈願の太鼓の音も聞こえます。
天気が良ければ、黄色の丸のあたりに雲仙がみえます。
望遠で拡大してみました。かすんでしまっています。
雲仙や島原方面にも高良山神社や玉垂神社があり、いつか足を運んでみたいとは思っているのですけどね……。
展望所から、吉見岳コースを下り、磐井城跡のお堂に出ました。
お堂まで来たところで、石仏に囲まれながらチョコレートで休憩します。
御井町バス停まで戻りました。
絶対もっと歩いた気がするのですが、GPSアプリの結果は約5kmでした。
西鉄久留米駅で甘木行の電車を待つ間、なにげにヤクルトの自販機をみると「ヤクルト1000」が4列も並んでいます。
(推し推しなんだろうなぁ、買って欲しいんだろうなぁ)
と思ってよく見ると、販売数制限?
え?4列並べて推しまくって販売数制限って、なんかやってることがおかしくない?ヤクルトさん、ねえねえねえ?
一本買って飲んでみました。
いたって普通にヤクルトの味がします。
中部フィルから第九のCDが届きました。
じつは昨晩、郵便受けを確認しに行っていなかったので、もしかするともっと早く到着していたのかもしれませんが、中部フィルに先日注文したCDが届いていました。
これから、iTunesでリッピングします。