美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

うきは市浮羽町妹川 天満神社(樫ケ平天満宮)


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公民館に駐車させてもらい、樫ケ平(かしがひら)天満宮を訪問しました。

天満宮の正面右側に稲荷神社と「開大明神社」があり、そちらのほうが気になります。

江戸時代、江戸で商売繁盛の神様としてお稲荷さんが大増殖し、それにつられて各地の商人町でお稲荷さんが増えた経緯があります。おそらく神社数として日本一はお稲荷さんではないかと言われるゆえんなのですが、ここ妹川地区にお稲荷さんが多い理由は……。

今のところ、仮説として保食神の支配地だった可能性を考えているのですが、まったく資料漁りをしていない状況で、これ以上めったなことは言えません。

鬼の日 樫ヶ平獅子回し | 荒野を乱れて歩け

この神社には獅子回しの伝統があるそうです。菅公を祀る天満宮で獅子回しというのは、戦後の太宰府天満宮による「学問の神様」という売り込み方からは想像ができません。けれど、もともと菅公はは恨んで客死した鬼神そのものであり、いわゆる「祟り神」扱いだったわけで、風習が受け継がれている良い例と言えそうです。
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福岡県神社誌:下巻424頁
[社名(御祭神)]天満神社(菅原神)
[社格]無格社
[住所]浮羽郡姫治村大字妹川字東橿ヶ平
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2020.06.28訪問)

うきは市浮羽町妹川 山神社(大山祗神社)


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今回初めて、妹川地区の持木集落を訪問しました。なかなか離合しづらい道を延々と登ります。
以前の仕事場に通勤する際、白坂峠という似たような山道を利用していたとはいえ、さすがにつらいものがあります。
おそらく、地元住民は対向車を確認するポイントや、離合のために待機するポイントを知っているのでこれでも問題ないのでしょうが(集落内の民家には、私の車より車幅のある2tトラックや3ナンバー車が停まっています)、どうもピンと来ないため、大徐行運転で現地に向かいます。

福岡県神社誌には「山神社」とありますが、鳥居の扁額は大山祇神社です。現地で雑談をしているご婦人方が、見慣れない車だと思ったのか、雑談をやめてこちらを眺めておられたので、神社関係の調査をしている旨を伝えましたが、あまり詳しくはないご様子でした。
とはいえ、大山祇に対する祭祀がここに存在した痕跡がみえただけでも収穫でしょう。
大山祇にしても金山彦にしても、山の神は資源を求めて山に踏み入っていったわけで、この地でなにか鉱山資源を試掘したことはないかと質問してみたかったのですが、さすがに無理だと諦めました。


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福岡県神社誌:下巻424頁
[社名(御祭神)]山神社(大山祇命
[社格]無格社
[住所]浮羽郡姫治村大字妹川字上持木
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2020.06.28訪問)

9月29日の日録

【本日の所持金:36,814円】

三井住友海上しらかわホール

2020 | 中部フィルハーモニー交響楽団

仕事場の帰り、11月8日の中部フィル定期の入場券を、セブンイレブンで発券してもらいました。

先日はカップ麺のお湯と紅茶を沸かしただけだったので、どのくらい調理ができるものなのか、試してみることにしました。

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豚肉を果物ナイフと小さいまな板でカットし、鍋に放り込みます。さきに豚肉を入れないといけないのをうっかり忘れ、しめじが2本ほど混じっているのは御愛嬌です。ここで、マッチで固形燃料に火をつけて、フタをします。まず、豚肉だけを焼くのは、匂いを飛ばすためです。

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つづいて、しめじをすべて投入し、400mlの線まで水をいれ、うどんスープの素を加えます。

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かねさ CL35ひいふうみそ汁わかめ 427g

最終的には豚汁にするため、ここでインスタント味噌汁の素を準備します。固形燃料の火のあがり具合を確認したら、シャワーを浴びに風呂場にむかいます。

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10分ほどぐつぐつ煮立て、最後にインスタント味噌汁の素を加えて、よく混ぜて溶かし、火からおろして出来上がりです。

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モンベル | オンラインショップ | チタンボール・ディッシュセット

美味い!と言いたかったのですが、少々豚肉が多すぎて脂っぽく、失敗しました。味はちゃんとしていたのですが、残念。

まぁ、ちゃんと作ろうと思えば料理ができることがわかっただけでも良かったかと。

うきは市浮羽町妹川 松尾神社


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浮羽稲荷の本殿向かって左手に社務所があり、公衆トイレを通り過ぎたさきに小さな空き地があります。どうやら公園の一部らしいのですが、空き地を南にむけて歩いていくと、赤く塗られた「松尾神社」の鳥居が見えます。
石段を下っていっても建物が見えません。こんなところに本当にあるのか……と思いつつゆっくり石段をおりていくと、目の前に5mはあるでしょうか。巨大な岩が現れました。いわゆる「磐座信仰」です。福岡県神社誌では少彦名命(事代主)を祀る松尾神社とされていますが、石祠は2つあります。片方には荷成大明神と彫られており、もう片方は視認できませんが、おそらくこれが松尾神社なのでしょう。
松尾神社醸造の神として有名なため、各地の酒造家が勧請した姿ばかりお目にかかります。そのため、本質的には大山咋(大物主)に対する信仰なのだという肝心の部分を忘れてしまいそうになります。やぶ蚊が多く長居は無用と、現地を離れ公園まで戻り、じっと椅子に座って考えてみました。

まず松尾神社の磐座からして、ここは大山咋(大物主)の一族が治めた場所だったのかもしれません。
その後、玉垂命の一族が入り、印鑰神社を建てたが、祭神には天種子命として残ります。そして、天種子命とは、大山咋(大物主)の別名でしょう。大山咋(大物主)は天之忍穂耳と市杵島姫命の子ですから、(子か孫か1世代ずれていますが)天種子命を「コヤネの孫」とする記載とほぼ合います。コヤネ(天児屋根命)とは、なんのことはない天之忍穂耳の別名だからです。
つまり、一面の柿畑となった山あいに並ぶ3つの神社は、表向きはともかく、どれも主祭神は大山咋(大物主)なのです。

では、もうひとつの稲荷神社は何を示しているのでしょうか。この松尾神社から南側の妹川地区には複数の稲荷神社が存在します。福岡県神社誌から抜粋してみましょう。
1719 無格社 稲荷神社 浮羽郡姫治村大字妹川字尼ヶ瀬
1720 無格社 稲荷神社 浮羽郡姫治村大字妹川字東園
1723 無格社 稲荷神社 浮羽郡姫治村大字妹川字笹尾
稲荷神社そのものは全国いくらでもありますから、こんなことになんの疑問があるのかと訝しがる向きもあるかもしれません。
ただ、私が気になったのはこのすべて御祭神が保食神(うけもちのかみ)とされている点です。少なくとも戦前発行の福岡県神社誌が資料収集段階だったときは、この地域が保食神の支配地だったと認識されていたことになります。

嘉麻市椎木 天神社 - 美風庵だより
すでに私たちは、天照大神卑弥呼)が月読命(のちの大山祇)に保食神を仲間に迎え入れるよう命じ、それに失敗したことに腹を立て、月読命(大山祇)と仲たがいしたことについて取り上げました。これを農水産業のプロ集団ととらえ、てっきりその頭が天細女(あめのうずめ。=豊受姫倉稲魂神保食神)なのだろうと考えていたのですが、どうも違うようです。
稲荷神社には、天細女(=豊受姫倉稲魂神)に連なる系統と、保食神に連なる系統の2種類があるのではないか?
すると、保食神の集団を月読命(大山祇)が切り殺した場所とは、浮羽町妹川地区なのでしょうか?
そして月読命(大山祇)が追放された後に進出したのが、大山咋(大物主)だったのでしょうか?
まだまだ検討しないといけない話ではあるのですが……。
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福岡県神社誌:下巻423頁
[社名(御祭神)]松尾神社少彦名命
[社格]無格社
[住所]浮羽郡御幸村大字流川字城
[境内社(御祭神)]記載なし。
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(2020.06.28訪問)