美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

宮若市竹原 伊野神社


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福岡県神社誌の御祭神欄に「二柱不詳」とあります。誰を祀っているかわからないと公式見解で述べているわけで、なかなか興味深いものがあります。いずれ訪問したいと考えていましたが、今回が初訪問です。

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本殿となるお宮の裏手に築山があり、2つ石祠があります。おそらくはこれが、御祭神なのでしょう。

糟屋郡久山町猪野 天照皇大神宮 - 美風庵だより

伊野といえば、久山町猪野の皇大神宮がすぐ思い浮かびます。内宮外宮なのかと考えもしたのですが、さすがにそれなら堂々と御祭神天照大神豊受大神と記したはずです。そんなわけはありません。

するともう一つの可能性として、猪野の皇大神宮が黒田の殿様により「劇的リフォーム」される前は、元香椎と呼ぶべき存在だったことを、思い出す必要があります。

福岡市東区香椎4丁目 香椎宮 - 美風庵だより

つまり、この築山と伊野神社は、日本武尊の子である足仲彦(仲哀天皇)と神功皇后を祀る神社ではないかと考えます。この築山の下には、足仲彦と関係する一族が埋まっているのでしょうか……。 

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庚申塔に彫られる文字はいろいろあるのですが、この周囲は庚申尊天というのが多いようです。

福岡県神社誌:下巻398頁
[社名(御祭神)]伊野神社(二柱不詳
[社格]無格社
[住所]鞍手郡中村大字竹原字塚ノ元
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2021.06.06訪問)

11月28日の日録

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朝比奈隆/ベートーヴェン: 交響曲全集(2000年録音) -20世紀最後のチクルス完全版-<タワーレコード限定>

朝、コンビニで朝比奈さんのCDを受け取ってきました。

タワーレコード - Wikipedia

主要株主
(株)NTTドコモ 50.3%
(株)セブン&アイ・ホールディングス 44.6%

タワーレコードさんってコンビニ受け取りで注文するとセブンイレブン指定なのが不思議でした。調べると、セブンイレブンの子会社だったのですね……。そりゃ、他店を指定できないはずです。

10時からパソコンの設定変更作業でした。9時半に仕事場に到着して、13時半ごろ終了しました。

 

昼を過ぎ、時間が時間だけに遠出をするわけにもいきません。

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前回の大己貴神社の御神札ふくめ、香椎宮などのふるいお札を、大己貴神社の古札置場に持参することにしました。GPSのログで、行き帰り約12kmの運動です。

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大己貴神社に到着すると、年配のかた数名が、ガイド役のかたから説明をうけていました。説明を聞きながら、案内板を読むかたがたもチラホラみかけます。

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神社を赤く塗るとき丹朱色にするのをよく見かけますが、このベンガラ色もシックで美しく感じます。壁のない伝統的な拝殿のすがたに、ベンガラと漆喰がよく映えてきれいです。

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なにか薄緑のものが止まっているので近づいてみると、キリギリスさんでした。

もうそろそろキリギリスさんが生き延びるには寒すぎる季節がちかづいています。

神社の社殿の下で、風をよけられれば、もしかすると冬を越せるかもしれませんが、難しいかもしれません。

 

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大己貴神社から自転車で10分もかからないところに「奈良」集落があります。

九州王朝説の信奉者のなかには、この「奈良」から東遷し、現在の奈良盆地に展開したのだと主張するかたも居ます。現在は十数軒ほどの民家があつまる集落です。大きな祠かお宮でもあれば「神社めぐり」でこの集落を紹介しようかと思っていたのですが、なかなかその機会がありませんでした。

 

どうも最近、賞味期限間近で投げ売りになっていた「皿うどん」ばかり食っていたためか、胃もたれがしてよくありません。柴胡桂枝湯と半夏瀉心湯にサンザシを混ぜて服用し、どうにか落ち着きました。

冒頭の「交響曲全集」から、2000年5月3日にアクロス福岡シンフォニーホールで収録された「運命」を聴きました。

西鉄バスジャック事件 - Wikipedia

2000年5月3日12時56分ごろ、佐賀第二合同庁舎(佐賀県佐賀市)発西鉄天神バスセンター(福岡県福岡市中央区)行きの西日本鉄道の高速バス「わかくす号」(西鉄バス佐賀営業所所属車両、登録番号:佐賀22き ・258、車番8544、型番はU-RU2FTAB、1991年(平成3年)式[注 1])は、定刻通りに佐賀第二合同庁舎を出発した。西鉄天神バスセンターには14時6分に到着する予定であった。
ところが発車後の13時35分ごろ、九州自動車道の太宰府インターチェンジ付近で刃渡り約40センチの牛刀を持ったAが運転手に牛刀を突きつけ乗客に対し「天神には行くな、このバスを乗っ取ります」「おまえたちの行き先は天神じゃない。地獄だ」と言いながらバスを乗っ取った[1]。

福岡市天神に向かっていた高速バスのお客さんがお亡くなりになられたのを知ったとき、そのお客さんがこの演奏会めあてでバスに乗っていたことも知り、驚いたものです。

この翌年(2001年)4月には、朝比奈さんと大フィルによるブルックナー交響曲第5番の公演が行われました。こちらはいまだにCD化されていません。2階席からみて、マイクは存在していましたからどこかに記録音源は残っているはずなのですが……。

黙ってこの5月3日の録音だけ聴いているとわかりにくいのですが、「全集」に併せて収録された5月10日の大阪 ザ・シンフォニーホールでの録音を聴き比べると「やっぱアクロスだわ」とまるわかりです(笑)

宮若市高野 興玉神社


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不詳、明治五年十一月三日村社に被定。祭神猿田彦命は同大字字辻村興玉神社として祭祀ありしを明治四十四年五月二十五日合併許可、同時に社号を興玉神社と公称許可。

社号が興玉神社とあるため、猿田彦(山幸彦、饒速日:にぎはやひ)を祀る神社なのかと思っていたら、福岡県神社誌の記述を読むかぎり、どうやらここに先に在ったのは日本武尊を祀る神社で、今見ている姿は、あとから整理統合された姿のようなのです。

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猿田彦を祀る神社なのに天之忍穂耳・英彦山・阿蘇系を示す鷹の羽紋がついているため、ギョッとしましたが、元々が日本武尊を祀る神社と混濁した姿なのだと気づけば、鷹の羽紋も致し方ないと考えられます。しかも境内社に豊日別神社があるとあり、豊日別命とは豊前坊、豊玉彦の別名ですから、鷹の羽紋はそこから来たのかもしれません。

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正面向かって右手に3つ石祠が並んでいるのですが、どうやらこれ、祖霊社のようなのです。祖霊社の横には、傾いた庚申塔が並んでいます。

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正面向かって左手のこの石祠が、豊日別神社なのでしょうか?

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この神社は、どうやら古墳の前頭部を削って作られているようです。

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後方の方墳にあたる部分はこれでしょうか。

福岡県神社誌:上巻283頁
[社名(御祭神)]興玉神社(日本武尊、猿田彦命)
[社格]村社
[住所]鞍手郡中村大字高野字塚元
[境内社(御祭神)]豊日別神社(豊日別命)
[摂社(御祭神)]記載なし。
[末社(御祭神)]記載なし。
(2021.06.06訪問)

11月27日の日録

今日は休業中の個人事務所の用件で、福岡市内に出ました。

面倒だったので西鉄バスの博多駅行に乗ります。

早めに家を出て、ブックオフに立ち寄ることにしました。

タワーレコードさんが昨年くらいから継続して、過去の朝比奈隆さんのCDを復刻再発売してくれています。新しいものに買い替えたものをまとめてブックオフに持ち込みます。

どれもまだiPodやiTunesを知るまえから所有しているもので、CDプレイヤーに出し入れして聴いていた関係上、手垢とおぼしき汚れが中性洗剤で拭いても取り切れなくなっていました。あんまり査定は良くないだろうなと思っていたら、13,650円になりました。

20年前のものが、いくら5つまとめてとはいえ、まだ残価1万円以上あったとは驚きでした。

そりゃ、タワーレコードさんが朝比奈さんのCDとかを復刻再発売するはずです。

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ブックオフを出て、櫛田神社に御神札をいただきに行きました。

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表参道から櫛田神社に入ります。今日も大盛況です。

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比較的せまい境内は参拝客や七五三でごった返しています。ここは、公式には天照大神・大幡主・スサノオさんを祀るとされています。ただ、天照大神に充てられた御神紋が桜紋であるという点は謎で、私は、大山祇(おおやまつみ)か、その娘である木花開耶姫命(このはなさくや)が祀られているのではないかと考えています。
いまのところ各地のお宮さんをまわった結果、大山祇の子 大己貴は大幡主の婿となり、大国主となったと考えています。大己貴は「~主」という称号と、亀甲紋を大幡主から受け継いだのです。この櫛田神社でも、大幡主には三つ盛亀甲紋を充てています。

つまり、出雲まで行かずとも、福岡市周辺のみなさんは、電車賃かバス代で、のちの出雲系の神々の元宮にお参りできるわけです。

……というのが、いまのところの私の解釈です。間違っても通説ではありませんので念のため。

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七五三の案内が境内に貼られていました。

七五三 - Wikipedia

天和元年11月15日(1681年12月24日)に館林城主である徳川徳松(江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男)の健康を祈って始まったとされる説が有力である。
現在では全国で盛んに行われているが、江戸期は関東圏における地方風俗であった。

以前、七五三が全国で行われるようになった理由について、神社の収入源として拡大したというのを読んだことがあります。お寺は墓と檀家を抱えており収入源がありますが、神社はそれがありません。ひとを呼ぶ行事を盛んにおこなう必要があり、七五三や十三まいり、厄払い、八方除けと、各地の風俗を互いに取り入れあい、収入を得る機会を増やしていったというのです。

 

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夫婦の宮、香椎宮

引きつづき、今度は香椎宮に移動しました。

石橋を越えたり石段をあがるのが難儀なので、バス停でバスを降り、そのまま駐車場と車祓い場を抜けて、境内にむかいます。

車祓い場にたどり着くと、武内宿禰像があります。

神社めぐりを本格的にはじめるまで、伝承どおり360歳生きた老人が応神天皇を抱く像だと思い込んでいました。

しかし、神社めぐりをするようになり各地の伝承をよくよく考えてみると、実在した武内宿禰とべつに、高良玉垂命をはじめ正統皇朝 九州王朝関係者を仮託したもう一人の「武内宿禰」も存在しているという気がします。そこには、わざと崇神天皇と神功皇后の子である応神天皇のこともしれっと混濁しています。

香椎宮 - Wikipedia

近世の『筑前国続風土記』では「神功皇后、相殿左八幡大神、右住吉大神」と記載されており、明治4年(1871年)の神祇官への届け出もそれを踏襲している。その後、大正4年(1915年)に仲哀天皇の神霊が摂社の古宮から本殿に遷座・合祀されたため、以後は祭神を上記4柱としている。

いまでこそ「夫婦の宮、香椎宮」なんて売り出しかたをしていますが、元は聖母宮(しょうもぐう)です。かあちゃん、父親(崇神天皇・住吉大神の中筒男尊)、息子(八幡大神・応神天皇)を祀っていたのを、古書にあわせて歴史すら大改造してしまいました。

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綾杉です。

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「境内や石段は撮影禁止」の立て看板があったため、正面向かって左手の武内神社を撮影してみました。ここは武内宿禰をお祀りする神社とされています。

玉垂宮神秘書で考えてみれば、神功皇后は、足仲彦が最初の夫で、崇神との間に応神天皇があり、高良玉垂命とも3人の子があることになっています。合計9人の子だくさんです。

この場合の武内宿禰は、やはり高良玉垂命が仮託された仮想人物のほうと考えるべきでしょう。

 

呉服町の知人事務所に戻って用事をすませ、呉服町バス停から甘木営業所行のバスに乗り、帰宅しました。

バス停まで歩く途中、手提げをもったお相撲さんの後ろを歩きました。

お相撲さんからミルクチョコレートの香りがします。手提げに手をつっこみ、マスクをずらして、ぼん、と何かをくちに放り込んでいました。どうやら、チョコレートのようなのです。

わしづかみで口に放り込む。そんな食生活していては糖尿で早死にしかねません。知人なら説教するところですが、お相撲さんは太ってナンボだしなぁ……。

 

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防災ラジオ、充電式のLEDランタンやLED懐中電灯など、使うことはまずないのですが、ときどき充電しておかないといざというときに動いてくれません。不在のあいだ、充電器でまとめて充電しておきました。

モンベル | オンラインショップ | H.C.マルチラジオ

モンベルさんの防災ラジオは、ワイドFM対応のため、AM局がクリアな音で聴こえます。性能はよいと思います。