松村かえるの「かえるのねどこ」

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2023年4月30日の日録

30日の記録

2023年2月1日の日録 - 必勝祈願 - 美風庵だより

飯塚市中 撃鼓神社 - 美風庵だより

今日は、当選御礼に、議員の一族が神職をしているお宮さんにお礼参りに行きました。

 

川尻徹「ノストラダムス戦争黙示―滅亡のシナリオは今も進みつづける」(徳間書店 1991)

「滅亡のシナリオ」 - 美風庵だより

ノストラダムス 暗号書の謎 - 美風庵だより

川尻徹「ノストラダムス メシアの法」(二見書房、1988) - 美風庵だより

川尻徹「ノストラダムス 最後の天啓」(二見書房 1990)

川尻徹「ノストラダムス闇の予言書」(二見書房 1992)

古本代1円、送料350円でした(1円のものを350円はらって郵送してもらうなんて、ホント酔狂……)。画像隣は、おなじ川尻徹さんの商業出版1冊目、祥伝社「ノンブックシリーズ」の「滅亡のシナリオ」です。

サブタイトルの「滅亡のシナリオは今も進みつづける」が、1冊目の「滅亡のシナリオ」にかかっており、本の構成が似ています。

  • インタビュアー(週刊誌記者・出版社が動員したライター)と本人の対話形式をとる。
  • インタビュアーが一般常識とかけ離れた部分を(読者にかわって)本人に質問し(ツッコミをいれ)、それに本人が再反論していきながら進行するため、唐突なぶっ飛び結論提示がなく、頭痛をおこしにくい。

川尻徹さんの主張は「聖書や予言集を参考に世界を動かしている「影の組織」が存在し、彼らが聖書や予言を読み解き、世界を導いている」というもの。だから「予言が当たるのは当たり前」というわけで、まさに陰謀論の極北といえます。

そして本作、「ノストラダムス」とありますが、主役は山本五十六

山本五十六は海軍甲事件で死んでおらず、ここで影武者と入れ替えられ、影の組織のトップとして世界に君臨することになった。

というのが本作のあらすじで、ノストラダムスはおまけ?という感じです。

この本、インタビュアーが、川尻徹さんから「現在も生き延びる山本五十六の世を忍ぶ姿と指摘されたかた」とアポがとれたところでおわります。

しかし、フリーメーソンすら末端組織とする世界の裏トップが、千葉県在住で出版社にのこのこやってくる……。いやはや(*´∀`)

いったいなんの冗句でしょうか。

ノストラダムス複合解釈―影の組織と伊勢神宮・秘予言の暗号 (トクマブックス)

パラパラはぐってみると、続編では、伊勢神宮の内宮は聖母マリアを祀り、外宮はキリストを祀る話になるようです。もうそろそろ頭痛をこえて吐き気がしてきましたが、乗り掛かった舟。ここで逃げてはいけません。