松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年12月21日の日録

いちおう補足。

受益者負担の発想を棄てるかです。この記事にもあるとおり特例として地公体が一般会計から繰り入れるのではなく、最初から寄付・募金・クラウドファンディングでの費用確保を認めてもいいでしょう。

もうそろそろ完全給食は見直しが必要では? - 2023年12月19日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

給食費未納は失業でかなり説明できる

都道府県別学校給食費滞納率 - とどラン

給食費未納の件については、親のモラルか失業(要は金欠)によるものなのかについて、すでにある程度の考察がなされています。一定の収入があれば給食費未納はさらに削減できるというわけです。

これ自体を否定はしません。ただ「払わなくてもうちの子だけ食わせてもらえないわけではない。義務教育だから向こうは預かるもの(行かせりゃ昼飯代が浮く)」というコアな踏み倒し層の相手が、滞納整理対応にとられる時間のほとんどです。逆に失業なりなんなりで払えないという一時的金欠グループは、各種の助成なりなんなりを案内すればそういうのを活用し前向きに100円でも500円でも払ってくれますので頑張りがいもありますが、世のなかそういうひとばかりではありません。

経済学者ってあいかわらずだなぁ、と思います。

件数ではなくて質(手がかかるかどうか)の問題を議論しているのに……。

公共サービスにおカネがかかるのは、可能なかぎり、理想をいえば100%のみなさんに対応しなければならない点です。気に入らない客、カネにならない客を切り捨てられる企業さんとこの点が違います。20年地方公務員やった目で、いま平日常勤している事業所とか知人事務所とか行くと「客になりそうにない奴は要らない」の徹底ぶりにおどろきます。そりゃあ、公務員の感覚が染みついたら民間で勤まらないと馬鹿にされるわけです。

金食い虫をどこまで受容するか。「あれもやれー」「これもやれー」と騒ぐのはいいが、その原資は税金です。「税金高い!ふざけるな!(・へ・)おこったぞう!」というなら、どこまでを相手するべきなのか、この点を考える視点を持たなければ、どうにもなりません。

実際、これが上手くいかなくて行き詰まりかけているわけですしね。

 

21日の記録。

久しぶりに平日常勤している事業所の駐車場でも雪が舞っています。

とはいえ、塩カル(融雪剤)をまくほどの量はありません。

むしろマンションに戻ってきてからのほうが、雪景色でした。駐車場の横の空き地は、雪で白く化粧しています。

佃煮 大谷政吉商店-創業130年 老舗の味

先日、日帰りで上京しました。

工場直売所で買って帰ろうと思ったのですが、営業時間中に間に合わなかった大谷政吉商店の佃煮をお取り寄せしました。

個人的にいちばんのお気に入りは「特あさり」と「あさりしぐれ」ですが、「茶漬けしじみ」の甘めに寄った味付けも意外といいものです。昼弁当のおかずも準備しなくてよくなりますし、だいぶラクになります(ごはんと佃煮だけになっちゃうけど)。