松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2022年12月19日の日録

「ふでdeまんねん」

ふでDEまんねん

ふでDEまんねん セーラーショップ

18日、福岡市内に出ました。

17日の日記に書いたとおり、うまい具合に万年筆でまるで筆文字のように書く動画を発見しました。すごいひとって、ほんとうに居るんですね……。

はい。相手先から帰ってくる途中、文具店でセーラー万年筆さんの「ふでdeまんねん」を買ってしまいました。立てて書くひと用と寝かせて書くひと用のどちらが合うのかまったくわからなかったので、とりあえず両方買ってきました

以前、もう10年以上むかしにも買ったはずですが、このときは2種類あったかな?

たしか一種類だけだった気が……。あと、値段も1,000円だった気が……(今日のは1本税込み1,650円です)。

赤枠が、傾斜55度(立てて書くひと用)の筆記跡で、それ以外が傾斜40度(寝かせて書くひと用)の筆記跡です。

傾斜55度のほうで太字になる角度(これでもひごろに比べて万年筆を寝かせ気味にしています)で、傾斜40度の万年筆を握ってもまだ最大幅の太字になりません。

傾斜40度をフルに使って紙にペン先を密着させようとすると、万年筆を握る位置から変えないといけません。映画で外国人がスラスラ書くときの持ちかたにそっくりです。これでは漢字を書くときの挙動がさだまりません、どういうひとがつかうんでしょうか?もともとは輸出向け?

小筆を持って字のけいこをすることがあり、もともと軸は立て気味にもつ傾向があります。万年筆でもボールペンでもどうしてもそういう角度になってしまうのですが、ここまで先を離してしかも寝かせるとなると、もう手首の動かしかたの根本から変えないといけないため、字が崩壊します。おもわず「誰がつかう?」と筆記してしまいました。

おそらく、傾斜40度のほうは完全に寝かせて太字を書くものではなく、傾斜55度より細めの字を楽しむものなのかもしれません。同じ角度で握ると、傾斜55度より2割ほど細い線が書けます。

とりあえず、傾斜40度のほうは腕が慣れそうにないので、まずは傾斜55度のほうをつかいながら遊んでみることにします。

せっかくなので、パイロット カクノの「中字(M)」も買ってきました。

上記の「ふでdeまんねん」は、セーラー万年筆さんの「蒼墨」で書きましたが、赤枠でかこったカクノの筆記跡は、手持ちのパイロットのブルーブラックインキです。青さと黒さがまったく違います。セーラーさんの蒼墨は、書道でいえば青の顔料を混練した松煙墨(いわゆる「青墨」)にちかく、書道愛好家が好みそうです。

しかし、むかしカクノの中字はどこかに持っていたはずなんですが、どこにやったのでしょうね……。あとから買った「細字(F)」と「極細(EF)」はあるんですが……。

 

今日はお出かけはありませんでした。

日記で報告するのをわすれていましたが、清算結了登記の申請で、16日の夕方法務局から誤字について確認の電話がありました。

マンションの部屋番号の「○○○」をうっかり「○○○」と入力してしまっており、書類のほうは手書き訂正後訂正判押して「1字削除1字加入」と余白に書いて郵送したのですが、その件の確認電話でした。本人確認終了で、なんとiPhoneに残った着信履歴の時刻から数分もせず「手続終了」の通知メールが来ました。すごいですね。

朝、法務局の「登記・供託オンライン申請システム」から閉鎖事項全部証明書を3通申請して、自宅からペイジーでオンライン納付しておきました。書類到着次第、税務署・県税事務所・市役所に清算結了の届け出をすることになります。

「解散・清算の実務」完全解説―法律・会計・税務のすべて― (第3版)

いやぁ、ながかったですね。書類そのものは上記のようなマニュアル本一冊買って、わからないところは大型書店で司法書士向けの様式集を立ち読みすればなんということはありませんでしたが、とにかく時間がかかったのはたしかです。カネがあれば私もどっか頼んでたでしょうね……(^^♪貧乏がにくい。

クラウドソーシング・仕事依頼・求人情報は日本最大級の「クラウドワークス」

https://jp.indeed.com/

「カネになるかも」の種と苗しかなく日銭(果実収穫)まで道のりがとおい話に囲まれているため、ほかの日銭も物色しようとこういうところをながめているんですが、近所でかよえる範囲って、複数チャンネルが同じ求人をだしており重複がすごいことになってます。

あと、ながいことクラウドワークスにログインしてなかったんですが、むかし日銭稼ぎに契約していた占いメディアのWEBライター募集通知がきてました。過去の記事は誰かが上書きしていて5年前、自分が書いたものはほとんど跡形もなくなってるんですが、読んでいると既視感があります。ぜったい使い回してやがりますね……(;^ω^)

占い系のWEBライターもずいぶんと変質し、いまの流行に沿うようなネタは完全に門外漢なので、いまさらこれで昼飯代の足しにしようかとはおもいません。むかしは(当たるかどうかは別として)売り出し中や売れっ子の占い師の主張をネット向けに簡単にまとめたものが書ければとりあえずOKでしたが、いまは出版社のネット監視がきついため、電話(WebEx)鑑定の占い師とか、そういうニッチなものを紹介する記事が多く、誰が受託しているのかすら謎です。

募集内容をみていると、その占い師にサクラとして相談事を持ちかけ、どのような回答を得たか、当たっているか、電話や動画を録音したものといっしょに提出せよ、なんてのがあります。すごいですね。もうそういうニッチしか残っていないんでしょう。