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鳥居の扁額に社号が書かれているものとおもって近づくと「稜威巖境」とあります。「天使の御威光は境界まで高くそびえる」でしょうか。
社殿は、拝殿部に四本柱がある玉垂宮と同様の形式で、もしかすると玉垂宮に縁があるのではないかとつい、期待を抱いてしまいます。
正面向かって左側から「金昆羅宮」「道祖神」「瑠璃光殿」とあります。
一番左、「昆」と「毘」が間違っているようにみえるのですが、おそらくはこんぴらさんでしょう。まさか昆布の神様ではありますまい。道祖神が誰を指すかは状況で考えないといけませんが、五十猛命(=猿田彦=山幸彦)といちおう仮定しておきたいとおもいます。瑠璃光殿は薬師如来を祀るお堂のことです。
この建物は、神社として体裁は整えられているものの、もとはお寺さんだったのではないでしょうか。明治期の神仏分離で、神社っぽく体裁を整えたもののようです。
遠くからもみえる立派なご神木は、画像左手がクスノキ、右手がイチョウです。
クスノキは300年以上経ったものとのこと。
境内には、十三仏やお地蔵さんのお堂もありました。
(2022.05.11訪問)