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負け組の遠吠え(9)

眞子さま、複雑性PTSDと診断…宮内庁「結婚への誹謗中傷をくり返し体験された結果」 : 皇室 : ニュース : 読売新聞オンライン

宮内庁は1日、眞子さまが複雑性PTSD(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断される状態にあると発表した。
お相手の小室圭さんとの結婚に関し、自身や家族、小室さんやその家族に対する 誹謗 中傷を長期にわたってくり返し体験された結果だと説明している。

小室圭氏と眞子さまの「駆け落ち婚」問題をここまで深刻化させた“最大の元凶”(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

決まったことに対してグズグズとケチをつけるな、という人が少なからずいます。ケチをつけているのではありません。多くの国民が皇室を敬愛するからこそ、不当な結婚を思い止まってほしいと切なる思いを言い表してきました。
「おめでとうございます」と祝意を述べる人もいます。しかし、皇室の著しい権威失墜を招くこの事態を「おめでとう」と言うことのできるような人は、皇室や日本を貶めようとする悪意を抱いているか、頭が足りないか、のどちらかでしょう。そうでなければ、「おめでとう」などと言えるはずがありません。

眞子さまの複雑性PTSD公表、狙いが「批判封殺」なら逆効果に 問題の発端「借金問題」うやむやなのに国民に傍観せよと言うのか(1/5) | JBpress (ジェイビープレス)

あわせて眞子さまが「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断されたことを明らかにした。
小室さんとの婚約発表から4年。その間に続いた批判が、眞子さまの心を深く傷つけ、病むまでに至ったというのだ。
だが、その宮内庁の発表に違和感を覚えるのは、なぜだろう。私だけの感覚なのだろうか。

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いまだにしつこく姉を叩く言動があることに閉口します。

どうしてこうもしつこいのか。なにかのストーカーかパパラッチかと著述者の経歴(プロフィール)を読んでみると、過去に自民党から出馬歴のある自民党関係者だったり、保守的な傾向のあるかたのようです。

過去にも書いてきたとおり「ひらかれた皇室」とは、ゆるやかな解体の道であったわけで、それを止めなかったのは、与党政府です。戦後、社会党や民主党が首相を輩出した時期より、圧倒的に自民党が与党だった時代がながく、ゆるやかな解体の道を止める努力をしてこなかったのは、そもそも誰だ?というほかありません。

たまたま姉は、引き金をひいただけです。

「こうあるべき」「かくあるべし」を押し付けられるのが苦痛で嫌で仕方がない。この男と結婚したいと言ったら袋叩き。周囲が「病気なんです。やめてあげてください」と公表すれば「言論封殺か!」とわめく(笑)

そんなに「我々の理想を演じよ」「ひとであろうとするな」「感情を捨てよ」「我々の都合よい存在であり続けよ」と騒ぐなら、替わってあげたらどうでしょうか?

一般人に混じって生活させればそとの世界を知るのは当たり前で、こういう方々は座敷牢かなにかに押し込め、皇居から一歩も出さずに育てよとでも言うのでしょうか?

「好きにすればいいじゃないか」というのが一般人(庶民)の発想だと思うのですが、ネットニュースでこれだけ垂れ流されているところをみると、どうも困るひとも相当いるようなのです。

神社本庁 - Wikipedia

1946年(昭和21年)1月23日、「全国神社の総意に基き、本宗と仰ぐ皇大神宮の許に、全国神社を含む新団体を結成し、協力一致神社本来の使命達成に邁進し、以て新日本の建設に寄与せんことを期す。」として神社本庁設立に関する声明が発せられて宗教法人である神社本庁が発足し、2月3日をもって設立する。神社本庁の発足に従い、宗教法人法(宗教法人令)のもと、神社も、他の宗教と同じく宗教団体として扱われることとなった。

それはどうも昭和21年(1946年)設立の宗教法人 神社本庁の関係者だったり、皇室評論家(皇室ジャーナリスト)だったりと、広い意味での皇室周辺産業従事者や、彼らに親近感をもつ自民党関係者のようです。

 

人格否定発言 - Wikipedia

徳仁親王が欧州歴訪前の記者会見で「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と発言した。当時、外務省出身で国際派と見られていた雅子妃と保守的な宮内庁の間に軋轢があることを示唆する発言が徳仁親王本人の口からなされたことは、日本政府や国民に対して大きな衝撃を与え、内外のメディアでもセンセーショナルに取り上げられた。
2004年当時は皇室全体として皇族男子が40年近く誕生していないことや、皇族男子が誕生していなかったために皇太子家自身にも皇位継承者誕生のプレッシャーがかかり、皇太子妃の海外訪問が制限されていたことなどがクローズアップされた。

ふと、この皇室周辺産業従事者の暴走に抗議した先例として、2004年のこの事件を思い出します。

「チャラチャラせんで毎日励まんか!」「男が出来なきゃお家が絶える」「お家断絶で路頭に迷わす気か!」

「兎にも角にも子づくり」プレッシャーでノイローゼに追い込んだ連中も、2006年の悠仁親王誕生で、一気にトーンダウンします。

そして15年後、あらたな火種で燃え上がっているわけです。

8月1日の日録(というより雑感) - 美風庵だより

寅と申は「金剋木」で、のこぎりや彫刻刀 VS 木材とイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。
寅(木)を日柱に持つ姉と、申(金)を日柱に持つ彼の関係は、どちらにも転びます。
木材にとって刃物に切り刻まれることは、家や芸術品に姿を変えるために必要です。生まれ変わり、あらたな用途に供され、社会に出ていくことができます。とはいえ、自らに刃物を入れることになるわけで、つらい道でもあるのです。おそらく家を飛び出し小室親子を抱え込んだあとからが、勝負です。

この時点ではPTSDだと知らずこんな見立てをしてしまいました。家を飛び出してから苦労するのではなく、飛び出す前からすでに心労は極限だったのです。

一刻も早く飛び出し楽になりたいという姿が、妹や弟に影響を与えないはずはなく、皇室周辺産業従事者は、今度こそ自分たちで自分たちの首を絞めてしまったのかもしれません。

神社の御祭神なんてほんとうに「死人に口なし」もいいところで、都合よく入れ替えたり、本地垂迹と称して勝手な解釈を加えたり、呼び名を付け加えたり、やりたい放題でやってきました。それと同じように生身の人間が、あなたがたの好きに動くわけがなかろうにと思うのですが。

袋叩きにすればするほど、頼るべき相手から逃げ出され、かといって「女系認容」つまり王朝交代を認めるにはまだ議論が足りませんから、下手すると時間切れで自ら断絶を招きかねません。

ここまで書いて、言葉の暴力、袋叩きが、断末魔の叫びなのだとうっすら理解できるようになりました。

いちおう高校時代から占いを趣味としてきた身としては、たぶん姉とその同級生の結婚は、けっして傍目にはうまくはいかないでしょう(当人同士はラブラブでしょうが)。

関係が続くかぎり金剋木ですから、相当なストレスを受けるはずです。

私個人は、女系天皇、つまり王朝交代を認めてまで存続しなくてもよい、お家断絶もやむなし、と考えています。

どうしてもお家断絶が嫌なら、戦前のように正妻以外の存在も認めることです。

孝明天皇 - Wikipedia

父親 仁孝天皇
母親 藤原雅子

正親町雅子 - Wikipedia

1820年(文政3年)仁孝天皇の後宮に入って権典侍となり、翌1821年(文政4年)典侍となる。

明治天皇 - Wikipedia

孝明天皇の第二皇子。生母は権大納言・中山忠能の娘・中山慶子。嘉永5年9月22日(1852年11月3日)13時頃に京都石薬師の中山邸にて生誕。

中山慶子 - Wikipedia

17歳で典侍御雇となって宮中に出仕し、名を安栄(あえ)と賜る。孝明天皇の意を得て懐妊し、嘉永5年9月22日(1852年11月3日)、実家中山邸において皇子・祐宮(さちのみや、のちの明治天皇)を産む。

大正天皇 - Wikipedia

1879年(明治12年)8月31日午前8時12分、東京府の青山御所の御産所で、明治天皇の第三皇子(皇男子)として誕生。生母は権典侍・柳原愛子。

柳原愛子 - Wikipedia

1870年(明治3年)、皇太后宮小上臈として出仕し、掌侍(勾当内侍)を経て1873年(明治6年)に権典侍となった。 明治天皇の宮人となって、第二皇女・梅宮薫子内親王、第二皇子・建宮敬仁親王、第三皇子・明宮嘉仁親王を出産したが、のちに大正天皇となる嘉仁親王のみが成人できた。

じつは、大正天皇以前だとまだまだひろえます。

ひとりにプレッシャーを掛けつづけてノイローゼやPTSDになるまで追い込むのは、やはりどこか制度に無理がある証拠です。

なにが優先なのか(品位?お家存続?)を、皇室周辺産業従事者は、考えるべきではないでしょうか。

眞子さま結婚、よかったと「思う」53%…読売調査(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

読売新聞社が4~5日に実施した緊急全国世論調査で、秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(30)が結婚されることについて、よかったと思うかを聞くと、「思う」との回答は53%と半数を超え、「思わない」は33%だった。
年代別にみると、全年代で「思う」が上回っており、眞子さまや小室さんの同年代が含まれる18~39歳では「思う」が59%に上った。

皇室周辺産業従事者はマスゴミに汚染された結果だと騒ぐかもしれまれませんが、これが一般庶民の反応です。