松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年4月22日(月)の日録。

たぶんわかって書かれた記事なのでしょうが。

https://www.data-max.co.jp/files/article/2024/03/20240321_040-z02.jpg

 九州電力は4基の原子力発電所が稼働なかで、電力需要全体の23%を原子力がまかなっている。一方、日本全体で見ると原子力の比率は7%程度である。太陽光にはあまり大きな差がない。原発電力が活況な九州電力の経済効果は、電気料金にてきめんに現れている。九州電力の家庭用電気料金は、18円~24円/kWh。一方、日本の家庭用電気料金の平均は34円/kWhである。原子力発電のコスト安が反映されている。
こうした傾向は、原発比率が20%の関西電力にも見られ、20円~28円/kWhとなっている。工場など産業用の電気料金にも同様の傾向が見られる。そのため、電気料金の安さが産業を誘致する要因にもなっている。その結果、台湾の世界的に有名な半導体メーカーTSMCが熊本に工場進出するうえで大きな要因になった。

 (略)

次世代革新炉型の候補の1つは、ABWRをさらに改良した「ABWR+」ともいうべきもので、たとえば東芝のiBRがある。
西日本に比較的多い加圧水型軽水炉(PWR)に関しても同様の次世代革新炉型の詳細な設計が用意されている。
新たな安全メカニズムを組み込むための基本思想を「Safety by design」という。これは、設計の段階から恣意的(意図的)に安全対策を組み込むことを目指す。とくにシビアアクシデント対策である。シビアアクシデントつまり炉心溶融対策である。対策の要は、水素爆発の防止と溶融した炉心燃料がむやみに飛散しないような保持システムであり、放射性物質を最大限環境に放出しないような仕組みである──たとえばコアキャッチャーの配備であり、フィルター式ベント装置の組み込みである。 

原子力ルネッサンス時代 その趨勢と日本の動向(前)|NetIB-News

原子力ルネッサンス時代 その趨勢と日本の動向(中)|NetIB-News

原子力ルネッサンス時代 その趨勢と日本の動向(後)|NetIB-News

原発反対と言っている皆さんは、原発は事故をおこせば高くつくエネルギーで安全面に不安があると言い張り、こうやって原発推進のかたは、じっさいに原発の比重が高い電力会社は供給価格が安いという点に着目します。

民主党政権下のように超円高局面なら原油でも石炭でもこちらが買いたたく側だったのが、円安になれば原油や石炭輸入のため貴重な外貨を余計につかわなければなりません。資源小国で原発が見直されるのはとうぜんの流れではあります。

問題は、この論者が言うような新世代の安全性を高めた原発があったとしても、耐用年数ごまかしながらオンボロを酷使したほうが儲かる構図は、原発といえど通常の機械や住宅とそう変わらない点です。

ふつうに考えれば人口減少社会で土地は余っているわけですから作る場所に困らなくて済みそうですが、いかんせん事故が起きれば周辺地域の生活が崩壊しますから、広範囲に住民退去を命ずる必要があります。

人口減少社会で、なるべく外貨を減らさずにすむ電源供給体制をどう構築していくか、しょうじき、強権発動も必要ではないか?と思うのです。こんなことを書くと左翼なみなさんから攻撃される可能性はありますが……。

 

22日の記録。

先日、駅前のイオン系列のお店で、冷凍の牛タンブロックが100gあたり300円でした。賞味期限が1週間後にせまり、どうやら投げ売り価格だったようです。

昨晩、冷蔵庫に移して、ちょうど包丁が入るくらいの半解凍状態になるのを待ちます。

夜帰宅してから作業すると完全に解凍されフニャフニャになるおそれがあったので、朝、朝食準備のついでに切り分けました。

仙台牛タン焼きは、牛タンを切り分けたら塩と化学調味料を両面に振り、数日冷蔵庫で寝かせて熟成させるのがポイントです。むろん、細かい味の調整や何日寝かせるかといった違いはありますが、基本はかわりません。

今回は、切り分けた牛タンに、スーパーで売っている食塩と、いつも使う「いの一番」という化学調味料に、少量の醤油を加えて混ぜ、ジップロックの袋に空気をなるべく抜いて詰め込みました。

家で牛タンを焼きたいので仕込んでみた。 - 8月21日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

牛タンを焼く - 8月26日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

この日記を書くにあたり、以前にも一度取り上げたのを思い出して検索してみたら、このときはコショウを入れていました。忘れてました。

このときは21日に仕込んで26日に焼いているので、5日寝かせています。

今回も5日を目安に冷蔵庫で熟成させたいと思います。

しかし、あれほどカネがないカネがないと日々困窮を訴えておきながら、牛タンを食ってしまうというのが……我ながらなさけないかぎりです。罰としてしばらく朝晩袋めんですね……。