松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年5月2日(木)の日録。

まず「金融の専門家」などという人種はぜったいに言いませんが。

16日、厚生労働省で開かれたのは5年に一度、年金制度の改革を話し合う部会「社会保障審議会年金部会」です。パートタイムで働く人なども厚生年金に入れるようにする案など5つの改革案が示され、検討に入りました。

5つの改革案のひとつが、国民年金の保険料の支払いを5年延長する案です。自営業の人などが加入する国民年金は現在、20歳から60歳までの40年間保険料を払う決まりです。厚生労働省は、それを65歳までの45年間に延長した場合の案を検証する方針を固めました。

背景には、予測より早く進む少子化で、年金制度を支える現役世代が減っていることがあります。

専門家は平均寿命が延びる中で何らかの対策が必要だと指摘します。 

『国民年金65歳まで納付』厚労省検証へ 延長しないと"給付3割減"試算も 若者は「NISAを始めた」 | 特集 | 関西テレビニュース | ニュース | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

私がなにを言っても信用はないかもしれませんが、3月末まで常勤していた事業所や20年地方公務員をやっていた感覚でいえば、年金は繰り下げ受給してでも早めにもらうにこしたことはありません。

金融の専門家とか名乗っている連中がどう考えているかは知りませんが、

  • (家族が年金をやっともらいはじめたとおもったら)もう死んでしまった。これでは年金の掛け損だ。自分が納めた保険料は取り返してから死にたい。
  • 少しでももらいが増えるよう頑張って繰り下げ受給したのに、税金でたっぷり持っていかれた。この国はどうなっておるのか。働いたら負けなのか?

という話を圧倒的によく聞きます。年金とかの手続きをする部署に業務委託で居たのだから当たり前といえば当たり前ですが、こういう現実をみると、他人(国家)がくれると言っているものは、1円でももらえるときにさっさと受け取っておくべきだと考えがかわりました。

もらえるときに1円でも貰っておくべきで、国家の洗脳に乗ったら損します。

そして、いっぱいもらうと税金で抜かれるのですから、住民税非課税か均等割のみ、そして国保税もほぼかからない範囲で調整できる余裕をもつことが、重要です。じっさい、3月末まで仕事をもらっていた子組織の事業所の方々は、納税額を念頭において出勤日数で調整されている高齢パートさんがほとんどでした。

老齢基礎・厚生年金は、原則として65歳から受け取ることができますが、希望すれば60歳から65歳になるまでの間に繰り上げて受け取ることができます。ただし、繰上げ受給の請求をした時点に応じて年金が減額され、その減額率は一生変わりません。
なお、原則として老齢基礎年金と老齢厚生年金は同時に繰上げ請求をする必要があります。

年金の繰上げ受給|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

おそらく金融教育が浸透すれば、60歳で繰り上げ受給する動きは(国家の意向にかかわらず)増えていく可能性があります。いくら「損をする」とアピールし国家が国民を洗脳したとしても、平均余命なんてものは必ずしもあてになりません。

今後、法改正で繰り下げ受給の条件を厳しくするか、廃止してくるでしょう。

私が60歳になるまでこの制度があるかはわかりません。

もうすぐ60歳をむかえる方は、この制度があるうちに、検討してみる価値はあるかもしれません。平均余命が自分や家族に当てはまるかどうかわからないという当たり前のことを、よく考えておくべきです。

 

2日の記録。

今日もいつものとおり袋めんと昼弁当を準備します。

昨晩、郵便受けに自動車税の納付書が入っていました。さっそくインターネットバンキングで、自動車税の支払い手続きをしました。

毎回よくもあきずにみそラーメンばかり食えるものだと思いますが、生きる権利を認めていただくために国家から盗られる原資(税金とか社会保険料と言います)にまわさなければなりません。いったいどこで人生を間違えたやらという気もします。

まぁ、独居孤独死予備軍にはこのくらいの追い立てられぶりがちょうどよいのかもしれません。

出かける前に鉢植えに水やりが必要かどうかチェックしていて、もう5月なのだからいい加減キンカンを収穫しておかないと樹が弱りすぎることに気付きました。

さっそく収穫して、神棚のお供えにしました。

今日は帰りが遅くなり、駅前のイオン系列のお店に行くと惣菜コーナーになにもありません。
2割引きのイカカツがあったので、買ってきて自分で揚げることにします。

朝も袋めんで晩飯も袋めんって、こうも貧困だと笑っちゃいますね……(泣)