松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年1月21日の日録。

わたしはよく頑張ったと思うのです。

1月16日、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、東京地検特捜部が安倍派幹部の7人を不起訴とする方針を固めたことが一斉に報じられた。
(略)
1月16日、「X」では《安倍派幹部7人不起訴》がトレンド入り。怒りの声が吹き荒れた。
《日本の検察は終了 もはや正義を語る資格なし》
《金額が問題じゃない。脱税したんでしょ? なら世間と同じように罰してよ。それをしないのがおかしい。検察も国税庁も日本もクソ》
《巨悪を見逃す検察に存在意義なし》

玉川徹氏「もう検察を信用できない」安倍派幹部7人不起訴方針にSNSで吹き荒れる怒り…思い出される「黄色ペンキ」投げつけ事件(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

特捜部は同派の会計責任者を立件し、在宅起訴とする見通しだが、幹部らと会計責任者の共謀は認定できないと判断。所属議員側は高額の還流を受けていた3議員を立件する方針で、上級庁と協議し、週内にも最終決定する。

安倍派幹部7人不起訴へ、会計責任者との共謀認定できず…4000万円超不記載の3議員は立件方針(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

東京地検特捜部というとなにか超法規的な正義の番人かなにかと勘違いしているひとも多いのですが、いくら特別待遇であっても行政組織の一部であり、検事総長をつうじて法務大臣の指揮下にあります

自衛隊のトップが総理大臣で文民統制をうけるのに似ています。国民が選任した「選良」から法務大臣が選ばれ、法務大臣を任命する総理大臣含めて検事総長が指示をうけつつ、間接的に国民が権力を行使するという建前になっているわけです。

東京地検特捜部が突撃できる範囲は、早いはなし選良の代表な岸田文雄が決めます。

例えるなら、岸田社長による前経営陣潰しが、想像以上に火の手がひろがりすぎて手が付けられなくなり、あわててストップがかかったということでしょう。検察の兵隊さん個人や、特捜部という小隊・部隊を白眼視したり非難してもしょうがありません。「とにかく殺してこい。突撃だ」と彼らに命令した最高指揮官や幹部連中こそ、責められるべき存在です。地検特捜部なんぞをボロカス言っても、なんにもなりません。

youtu.be

2024/01/19  #ニュース #news #TBS
岸田総理は自らが会長を務めていた岸田派を解散する方針を固めたことがわかりました。ただ、自民党の幹部たちは「根回しは全くなかった」と話していて、党内は大混乱となっています。 

「焦って1人で“岸田の乱”?」総理が岸田派解散の方針固める 岸田派も3000万円の収支不記載が発覚【news23】|TBS NEWS DIG - YouTube

それにしてもセンスがないなぁ、と思うのは、このタイミングでこれをやること。

地検特捜部をドついてライバル蹴落としなんて、陸山会事件をはじめ国民は食傷するほど見てきているわけです。こんどは自分がそれを同期当選のくせに目の上のたん瘤だったアベベ一派に仕掛けてみて「彼と違うわ私はクリーン(*´∀`)ねえねえ素敵でしょ?」と猛烈アピール。

立派な大学を出た立派な軍師がついているはずなのに、なぜこうも展開が急というか、なにを焦っているのか……(これを書いたあと安倍派解散の報道がありました。手柄を急ぐ必要があったわけです)。

生ぬるい目や白眼で、今後も或る種のブラックジョークとして、岸田を眺めてあげましょう。

念のため繰り返しますが、社長の指示で前経営陣の吊し上げを画策していたら、急に社長の気が変わり、はしごを外されて、なぜか指示をうけた社員(地検特捜部)だけが前経営陣やら一般人(国民)やら周囲全員から叩かれているのが、現状なわけです。

かわいそうですよね?

むしろ検察に「君らをハメた社長と幹部(A生とか)こそ徹底的に暴け!吊るせ!敵は本能寺に在り!」と応援をいれましょう。

 

小室直樹「数学嫌いな人のための数学(新装版)」(東洋経済、2023)

数学の本質は論理である! 伝説の学者・小室直樹氏のベストセラー『数学嫌いな人のための数学』を20年ぶりに復刊。数学へ苦手意識を持つ読者に向けて、数学の歴史的説明から、アリストテレスの形式論理学のエッセンス、方程式と恒等式の判別、日本の曖昧な法律の論理から、数学からつながる資本主義と経済学の基本まで、古今東西のエピソードを独特の語り口で講義する。

【主な内容】
第1章 数学の論理の源泉:古代宗教から生まれた数学の論理
第2章 数学は何のために学ぶのか:論理とは神への論争の技術なり
第3章 数学と近代資本主義:数学の論理から資本主義は育った
第4章 証明の技術:背理法・帰納法・必要十分条件・対偶の徹底解明
第5章 数学と経済学:経済理論を貫く数学の論理

数学ときくと方程式の解説かと思ってしまいますが、実際はこんな感じです。

 

日本VS朝鮮に持ち込むのが大好きな、いまの「保守」を名乗る連中なら発狂しかねない、当時の安重根の取り扱いを描いた一節です。小室先生は、リクツをたててものを考えることも、歴史を学ぶこともしない日本人にずっとお小言を言いつづけてきたかたでした。いかに論理が重要であるかを示すために、興味をひきやすい話を交えた読み物として、数学の基礎を説いていきます。

20日、帰りの新幹線と路線バス内で読みはじめましたが、じつに面白い。

とくにこの安重根の一節は、筋道立てて訴える重要性を理解する、よい例です。とはいえ、あまり安重根と彼を当時の世論がどう受け止めたかをしつこく書くと、なにやら私がある集団へのテロ容認、世直しを扇動しているかのように思われてしまうので、ここらへんでやめておきます。

ダメですよ。

明治の勤皇志士ってもしかするとテロリストだったんじゃね?とか考えては(笑)

世のなかには口にしてはいけないことがいっぱいあるのです。

 

21日の記録。

議員事務所と知人事務所の用件で、午前中は、嘉麻市内と飯塚市内でした。

昼の13時過ぎに戻ってきたので、一瞬、高良山登山も考えたのですが、さすがに17時になったら暗くなりはじめるようなこの時期に、昼過ぎから山登りはありえません。最低でも午前中のうちに登りはじめ、15時には終わる行程でないと……。

キンカンとミカンに、マシン油乳剤を散布します。マシン油はほんらい金属同士が接触する部分に注す潤滑油なのですが、園芸や農業ではそういう使いかたをしません。乳化剤を混ぜた状態で、農薬として売っています。寒さで植物の活動がおさまっている(寝ている)冬にまんべんなく散布することで、ハダニやカイガラムシの幼虫や卵を窒息させます。通常の農薬が神経毒なのに対して、これは気門を油の膜で封じて窒息させるわけで、私のベランダ程度の規模なら、これだけでハダニ対策は終了です。

それにしても、紀州ミカンがなんとなく弱っているようです。大規模修繕工事のため室内に避難させていたころから弱りはじめていたのですが、しばらく注視が必要です。

マシン油乳剤を散布するまえに、最後まで樹に残っていた紀州ミカンを収穫して、神棚にお供えします。

雑貨の通販でお世話になっているお店から、静岡・牧之原茶をいただきました。

すでに口を切ったお茶の袋があるため、未開封でそのまま神棚にお供えしておきます。

それがなくなったら、湯呑に淹れたお茶をお供えしたいと思います。

別件を終えていったん昼寝(夕寝?)してから、駅前のイオン系列のお店に行きました。明日の朝は、半額のラーメンをいただくことにします。

焼鳥とお新香巻と、菊正宗の本醸造で、寝る前に晩飯をいただきます。

下村企販 ごみ箱 生ごみスタンド ポリ袋ホルダー S 【日本製】 ステンレス 三角コーナー お手入れ簡単 シンプル 丸型 小 41490 燕三条

LINEで質問いただいたのでここでも書いておきます。

酒はたまにしか飲まず、タバコはやらないのですが、お茶や紅茶(そしてコーラと缶orインスタントコーヒー)の消費量が多いカフェイン中毒患者のため、流し台のすみに三角コーナー必須でした。御存じのとおり、三角コーナーは汚れます。なにかないかと探していたら、ストッキング式ゴミ袋のホルダーを発見したのが約2年前でした。かなり便利になりました。

ここ最近、ずっと世間の皆様にご無沙汰していました。少しご挨拶をしてから、寝ようと思います。

お休みなさいませ。