松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年1月22日の日録。

日本の「ソビエト」

ソビエトは、日本の領海の基点となる島のひとつである。日本には領海の起点となる離島が約500あるが、その中には本島のように正式な名称がない無人島が多数含まれていた。日本政府は、2014年6月の離島の保全策を検討する政府の有識者懇談会の提言を受けて、同年8月1日にこのうちの本島を含む158の島の名称を決定し、内閣官房総合海洋政策本部のウェブサイトで公表した。日本の領海を主張するために離島に公式に付した名称が他国の名称と偶然に一致したという話題性から、命名直後から複数のマスメディアでこの島名が取り上げられた。
島の名称は地元住民が使っている通称を採用したケースが多く、この島の名称である「ソビエト」も釣り人に古くから言い伝えられてきたものとされる。

ソビエト (和歌山県) - Wikipedia

とても有名なところらしいのですが、知りませんでした。

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

なお、私の祖母は「ここは日本のイギリス、やがて海の向こうのイギリスも日本のものになるっ!」と校長が訓辞を垂れているのを、以下の地にあった小学校できいていたそうです。

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

厳密には「いぎす」なんですが。

 

小室直樹「野辺には朽ちじ 硫黄島 栗林中将の戦い」(WAC、2023)

水が涸(か)れ、弾が尽きる……
まさに“生き地獄”と化した凄惨な戦場を指揮し、
最後まで戦い抜いた栗林中将
米軍の戦死傷者数2万8686名は日本軍2万933名を上回った!
世界の戦史上、稀にみる死闘は、東京都内で行われた
――どうして、これほどの戦いを省みないのか――
「硫黄島の死闘から教訓を得て、今日に生かさなければ、それこそ栗林中将以下、守備隊二万人の死は無駄になってしまう」(本文より)
硫黄島の死闘が変えた戦後
「硫黄島の戦闘で日本軍が余りにも強いのを見て、アメリカはこんな強敵と戦争するのはもうごめんだと考えた。(略)硫黄島は、人類の戦史の中でかつて例のない果敢な戦いだった。戦後の日本にとってその戦果は非常に大きい。日本の繁栄に大変な功績を齎(もたら)したと言わねばならない。何故なら、この戦いの御蔭を持って本土決戦をせず、戦後の日本に圧倒的に有利な安全保障条約を結び、高度成長の繁栄を招いたからだ。神風はまさに戦後に吹いた」(本文より) 

小室先生の軍オタ精神全開の本です。まさかの復刊となりました。

軍とその最高司令官の責任をどう考えるか、いくら米軍の統治上不可欠だったとはいえ戦後も官僚機構(アベベの祖父な岸信介とか)が温存されたのはどういうことか、これらに対する評価は真っ二つです。むろん先生の見方もひとつの見方ということになろうと思いますが、説得力があるのもたしかです。

 

22日の記録。

「主よ。可哀想なのでせめて野良猫の病院代くらいは恵んでください。ついでに私にもドーンと恵んでください。10億おねがいします」と声に出してスマホをポチったら、1,600円当たりました。

さすがに1,600円ではカンパにもなりませんので、自腹を足して16,000円にして渡しました。できれば16万ポーンと出せるくらいの財力が欲しいものですが、そんなに出すと自分の食費がなくなってしまいます。

貧乏って、ほんとうに哀れですね……。

今日は、事業所の従業員のかたからおでんをいただきました。ありがとうございます。

経費削減のためとうとう蛍光灯すら外した倉庫の片隅で、お昼ご飯にいただきます。

帰宅して、ちゃんぽん麺と野菜の残りで、焼きそばをつくりました。

味付けはまず野菜を炒めて粉末のうどんスープ(ヒガシマルでも宮島でもお好みでどうぞ)をかけ、そこにゆでちゃんぽん麺(あらかじめ電子レンジですこし加熱しておきます)を加えて炒め、途中ウスターソースで味を決めます。焼きそばソースと違い、粉末うどんスープ+ウスターソースは塩気がつよくなるときがあるため、いちど味見して塩気がつよくなりすぎないよう調整しないといけません。

その代わり、焼きそばソースにない、香辛料の良い香りがします。美味しくいただきました。今日もありがとうございます。