松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年1月11日の日録。

十傳さんのこの記事を読むまで気づかなかったのですが。

奇門遁甲では、一月一日が甲子でしたから、この日をもって陽遁に切り替わるのでありました。
天赦日、一粒万倍日、万良しだから縁起がいいと、TVアナが言ってましたが、無知であることはまこと幸せでありました。
(略)
今年は月支も甲子。
月も日も甲子は、調べましたら、1944年昭和19年でございます。
たぶん、当時の易者どもも、「戦争は大勝利」として日の丸を門に立てて大喜びしたと想像いたします。
甲子日が元旦だと、大いに困るのであります。
陰遁、陽遁の切り替え日に神社詣を習わしとしている私メにとって、
「大勢いたら気が乱れるではないか」
怒りが湧いてくるのであります。
神社という場は、大気が降臨するスポットに建立されております。
その『気』は日の出から、一刻から二刻は、神社にとどまっておりますが、その刻限を過ぎますと乱れ散ってしまいます。

小野十傳オフィシャルサイト » 七草粥を食す

年・月・日・時の4つの要素がからみ、どこに向かうか、どうなりそうかを考えるのが東洋占術、とくに四柱推命や奇門遁甲などの基本だったりするわけです。

同じものが複数を占めれば、ほかの要素がもろに出るか、複数を占める要素だけが前面に出ます。restartの開始点な甲子だけがいっぱい並ぶと、そこが起点であるというだけで、どこに向かうかがないわけです。

2024年1月1日の画像は過去のものを使い回しているので色味が異なります。

この記事を読んで気になり調べてみると、1944年1月1日午前0時も、甲子が3つ並んでいます。当時の占い師さんが「戦勝間違いなし!」と騒いだかどうかは少々疑問ですが、負けるという判定はしなかったと思います。

1944年1月1日はまだ癸未年です。甲申年に切り替わるのは2月6日でした。

未(ひつじ)というと、googleで検索しても「未年生まれは穏やか」といった解説ばかり目につきますが、これ、割合としては土6:火3:木1くらいで複数の五行を含みます。乾ききったカラッカラの大地なわけで、癸(雨)は追いつきません。土剋水で、癸も役立ちません。ほかがrestartで、残る要素はカラッカラの大地にパラリと降る雨。

相当過酷な状況だったことがうかがえます。

まぁ、癸卯(雨と雪でべっちゃべちゃの大地に芽吹く)もたいがいですが、下手すりゃ立ち枯れるよりかはマシです。これから春になればぐんぐん伸びる可能性もないわけではありませんし……。

勉強になりますね。気づかないことって世のなかいっぱいあります。

 

11日の記録。

めちゃくそ忙しいというわけでもないはずなのですが、今日もいろいろ押していて朝4時からメシを食いつつ、この日記や他の用件を片づけます。

12時前にいったん事業所まで戻ってくることができました。青い空を撮影してみました。

海鮮ふりかけ「北海たらとこえび」|北前船のカワモト

帰りに、「北海たらこ えび」と勘違いして「半額は安い!」とおもって衝動買いしたのですが、開封して食ってみて、どこにも「たらこ」感がありません。

なんのことはない、半額シールで隠れて見えなかっただけで「北海たら と こえび」でした。……あわてる乞食はもらいが少ない。うっかりでした……。