松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年1月10日の日録。

諸葛孔明についてお勉強。

youtu.be

諸葛亮の激動の半生の概要を地理的に解説する動画です。

【ゆっくり解説】演義では語られない天才軍師・諸葛亮の全てがわかる動画 - YouTube

1時間あるので、途中途切れ途切れでしか視聴できず、いまごろぜんぶ見おわりました。

魏・呉・蜀の三国時代と言いますが、経済力は7:2:1くらいの差があったと言われており、さすがに7倍でかい敵にはどんな天才でも叶わなかったということでしょう。しかし、数年で国を立て直した手腕といい、すさまじいものです。

 

10日の記録と、この2日ほどのぼやき。

深夜2時ですが、のんびり山なんか登っていろいろ押してしまい、諸事情によりメシをこんな時間に準備しております。

今日の昼は配達弁当です。

いつもは昼に食っているタッパー入りの枝豆と黒米入りのごはんに、塩昆布と、先日半額で売っていたしらす干しをのせて朝メシにします。

すべての命は等価であると主張されるかたがみたら、お米、しらす、大豆(枝豆)と生物殺害のオンパレードで、おそらく目をそむけておられることでしょう。

Twitterのリポストが悪いとは言いませんが、すこしでも自分の主張を補強してくれそうな意見があれば、じゃんじゃん拡散させるのはどうなのでしょうか。このマンションでもかなりのお宅に座敷犬や座敷猫がいますし、ベランダに鳥小屋がある家もありますから、生き物といっしょに暮らすのはわるいとは思いません。

ただ、彼らが言うようにすべての命は等価だとしたら、ひとの食えるものはほぼ限定されます。木の実を採取し狩猟を行って生きていた人類にとって、人口増加の最初のきっかけは農業をやって穀物を生産することだったわけです。だからそれぞれの民族で、神話レベルで食いものの話がかならずつきまといます。記紀神話でお米(というか稲穂)の話がでてくるのも、それが民族が維持継続できるようになった重大事だったからです。

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図録▽人口の超長期推移(縄文時代から2100年代まで)

「食いものは買ってくるもの。無かったら外国から輸入すればいいじゃない」と思い込んでしまうと、食料生産が人口増加の制約となっていた時代があったことを忘れてしまいます。明治以降、自給率のタガが外れてどうなったかは、上掲のグラフが示すとおりです。

すべての命は等価であると主張されているかたのなかにも、家庭園芸をしたり、いろいろやっているひとは居るはずで、その主張がまかりとおれば人口は維持できないことなんて、すぐわかりそうなものなのですけどね……。

昭和の発想とか言われちゃ、じゃあ令和は水と塩と無機質で人間が生きられる大発明でもあったのか。大豆ミートだってもとは「大豆」ですからね。牛豚の殺害は動物福祉に反するから大豆ミートって、そんなこと言い出せば植物福祉はないのか?

素直に「自分の身の回りに居るものは人間だろうと愛玩動物だろうと、なるべく同じ価値があるものとして扱って欲しい。うちのお犬さま・お猫さまの救出のため人命が損なわれてもそれは致し方ないことだ。うちのお犬さまやお猫さまは尊いのだ。ほかとは違う。私は、うちの愛玩動物がこう扱われたいと考えることを述べている。他人も本音では同じ思いのはずだ」と、しょうじきに言えば「そういうかたもおられるでしょうね。きちんとカネ払って商売が成り立つんだったらそれでいいんじゃないですか?どうぞご勝手に」とこちらも言えるのですが、「命は等価だ。貴賤なんてない」とかとんでもないところから話を切り出そうとするから、この数日日記の文書作成が遅れるくらい、腹がたつのです。

今日はお昼に配達弁当をいただきました。たまにはこういうのもよいものです。