松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年1月7日の日録。

北九州国際漫画祭2023「大乙嫁語り展」

北九州国際漫画祭2023「大乙嫁語り展」

会期:2023年12月16日(土)~2024年1月28日(日)

開館時間 11:00~19:00(最終入館18:30)

休館日 毎週火曜日、年末年始(12/31~1/3)

会場:北九州市漫画ミュージアム 5階 企画展示室

2023年は、19世紀半ばの中央アジアに生きる“乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを描いた森薫による漫画作品「乙嫁語り」の原画展『大乙嫁語り展』がメイン企画。また日韓若手漫画家による北九州を舞台にした漫画作品の完成報告展も同時開催いたします。漫画で見る海外文化、そして国内外の多様な漫画表現をお楽しみください。

北九州国際漫画祭2023 大乙嫁語り展 | 北九州市漫画ミュージアム

森薫さんという漫画家さんがおられます。このかたが2008年から雑誌に連載している「乙嫁語り」という漫画作品があります。

 19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台に、「乙嫁」をキーワードに、厳しい自然の中に生きる人々の生活と文化、時に人間の愚行を織り交ぜた物語を緻密で丁寧な画で描く。乙嫁とは、「弟の嫁」「年少の嫁」、また一説に「かわいい嫁」を意味する古語であるが、出版元であるエンターブレインのサイトでは同作における「乙嫁」を「美しいお嫁さん」の意であると記している。 

乙嫁語り - Wikipedia

現在単行本は14巻まで出ており、終わる気配がありません。構造的には語り部であるスミスがイギリスに帰国でもしないかぎり、終わりが明確になるような物語でもないのですが……。

乙嫁語り 1巻 (青騎士コミックス)

単行本第1巻表紙、主人公アミルさんの原画にご対面です。スマホによる撮影はOKと説明があり、遠慮なく撮影させていただきます。

コメントの視点が、登場人物を描くのに使った素材とかに偏っているのが、なんともこの漫画らしいというか……。

左側のふくよかなかたがシーリーン。

いえいえ。大きいくらいでちょうどいいですよ。

ホルベイン社のアクリリックインクを使って書いているというのは、おそらく漫画家志望のみなさん的には、大変重要な情報なんでしょうね。「どうなってんだここのところ楽譜で」とか、建築関係のかたが「なんだこれ、図面をもってこい!」と思うようなものなのでしょう。

下書き→原画→実際の単行本の一部と、どういうプロセスで考えられてきたかがわかるようになっています。感情表現がストレートでない部分(複数の登場人物の泣き笑いが交錯するようなところ)は、下書きでも人物の大きさや配置の距離感がしっかり描かれ、見開きを使ったストレートかつ派手なところは、意外と下書きは簡素だったりします。言いかたはわるいですが、一本調子で行けるところは行って、こまやかさを求められるところはこまやかさを前面に出す。さすがですね……。

JR小倉駅の目と鼻の先でありながら、漫画ミュージアムに行ったことがなかったので建物に入るときは少々ドキドキしてしまいました。帰り道、通路にずっと企画展のポスターが掲示されていることに気づきます。

ふだん上見て歩いてないもんなぁ……(貧困なのでつい小銭が落ちていないか下ばかり向いてしまいます)。

 

7日の記録。

今日は、2日に出来なかったあいさつ回りのため、小倉に出ました。

あいさつ回り終了後、前述のとおり、一度行こうと思っていた「大乙嫁語り展」に向かいました。

鳥町食道街 福岡県北九州市小倉北区魚町1丁目4−15

知人事務所に歩いて戻る途中、大火災があった鳥町食堂街に足を運びます。

まだ焦げた匂いがあたりにただよい、周辺のお店も封鎖され臨時休業中です。

銀天街側も封鎖されています。

知人事務所で現在抱えている3つの現場以外のことで打ち合わせを行い、遅い昼食兼晩飯にありついたのが20時近くでした。今日も松屋で70円引きの「ブラウンソースハンバーグ定食」をいただきます。

松屋にて、2024年1月9日(火)午前10時より「炙り十勝豚丼」を発売いたします。
「豚丼」といえば、北海道十勝地方・帯広が発祥と言われる名物料理。
2024年1月9日(火)10時~2024年1月23日(火)10時まで、松弁ネット・松屋モバイルオーダーにてご利用いただける「炙り十勝豚丼」の50円引きモバイルクーポンを「松屋フーズ公式アプリ」にて配信いたします。 

なまら美味い!北海道帯広名物「炙り十勝豚丼」 新発売!|松屋フーズ

来週以降は「豚丼」が50円引きになるそうなので、たぶん、次回はこれになるでしょう。