2日の記録。
今日は当初の予定では、新年のあいさつまわりで小倉まで行く予定でした。
ところが、訪問予定だった或るお宅のご家族さまが、年末年始の温泉旅行中に北陸で地震に遭い、現在、金沢で足止め中とのこと。さすがにあいさつどころではありません。ひんしゅくを買います。
いちばん遠いお宅に行く必要がなくなったため、上手くいけば午前中でぜんぶ終わりそうです。訪問する経路と順番を見直します。
あいさつめぐりの最後に、通販でお世話になっているかたのところに、ごあいさつに行きました。そのかた、ご子息が2016年の熊本地震に遭遇されており、ご子息のもとに駆け付けたときの話でつい、長話になってしまいます。
帰りみち、車を運転しながら話の途中で出てきた、食器棚も神棚も倒れて陶磁器(食器)が降ってきた話が気になります。
マンションに戻ると、空にせんべいかなにかが浮かんでいるようです。
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いま使っている樹脂製の食器は、近所のホームセンターで買ったものでした。落としても割れないし高くないので便利に使っていましたが、孤独死予備軍の独り暮らしですし、ほぼ来客もないことを考えれば、もう少しこれを買い足せば、陶磁器は可能なかぎり減らせるかもしれません。
ホームセンターまで自転車で行く途中、思ったよりずっと広い範囲で、空がせんべいのような雲に覆われていることに気づきます。
ホームセンターにはすでに同じものがありませんでした。べつの製品が陳列されています。別のものだと重ねにくく場所をとるため、帰宅してamazonで注文することにしました。
せっかく来たので建物内をうろうろしていると、かわいい樹脂製の植木鉢(3号サイズ)が目につきます。受け皿と一緒に2セット買い求めて帰宅しました。
以前から思っていたのですが、小さい榊の鉢植えを仕立てることができれば、榊の取り換えをせずに済みます。ただ、そうはいっても種から育てるとなかなか大きくなってくれませんし、マンションのコンクリート造のベランダやアスファルトに囲まれた花壇では、夏の暑さで根が煮えて生存率が低すぎます。ひと夏越せさえすれば以降は順調に育っていくのですが、どうしても幼い時期に夏枯れしないかどうかは、運任せです。じっさい、数年前にチャレンジしてみて、夏場を乗り越えられず、ほとんど失敗しています。
となると挿し木くらいしかやる手段はありません。しかしこれまた暑すぎると枯れてしまいますし、冬は寒くて細胞がうごかないので、やりません。困ったな……、と思っていたら、今年は冬がそこまで寒くありません。それに、室内ですからマイナスの寒気があたることもないので、意外といけるかもしれません。
というわけで、3号鉢で挿し木を試してみることにしました。
マンションのベランダにある榊から、2本、穂木をとってさしておきました。
温度差がなるべくない日陰がよいため、給水しながらトイレに置いて、1か月ほど様子をみたいと思います。
来客用の湯呑、燗徳利、おちょこ、あとは神棚のお供え用の白皿など陶磁器は最低限だけのこし、陶磁器のほとんどを新聞紙でくるんで親せき宅に持ち込みます。
桐箱に入った抹茶碗をどうするか迷ったのですが、そもそも日常で使うものではありません。基本的に押入の奥に仕舞いこみ、宙を飛び交わないようにすればよいことです(もう何年も出番ないし、今後も出番ないでしょうし……)。
あと、神棚で使えそうな樹脂製の皿や榊立てもさすがにみつけきれませんでした。質量からしてかりに顔面ぶち当たっても流血の惨事にはなりそうにないので、無視することにします*1。
陶磁器を倉庫に持ち込んだ親せき宅で、栗饅頭やゼリー、お餅をいただきました。仏壇のお供え用に買ったが、飾りつけきれなかったあまりものだそうです。うちは素性はまったく気にしません。ありがたくいただきます。
餅を開封しひとつだけ皿にのせ、神棚にお供えします。
私が甘木に帰ろうとしたら、ちょうど親せき宅に従妹と叔母が宮地嶽神社参拝から戻ってきたところでした。
「帰り道、夕焼けで真っ赤な平べったい雲がずっと広がってて、気持ち悪かった」と言います。
甘木でホームセンターに行く途中で撮影した雲の画像をみせると「ちょうどこんな感じ」だったようです。
「雲が赤く染まったから不吉だ」などと書いたらオカルトもいいところですが、しょうじき、なにか意味があるのか?とは考えてしまいます。
*1:陶器でない榊立てについてネットで検索したかぎり、どうも生花の榊ではなく、造花専用のようにみうけられます。いずれどこかで現物をみるまでなんとも言えませんが……。