松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

福岡市南区和田3丁目 宝満宮(和田宝満宮)


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神社は周囲から一段高い山の上にあり、山そのものが和田宝満公園として整備されています。

寶満宮由来記

鎮座地
福岡市南区和田三丁目十六番一号
御祭神
玉依姫命(神武天皇の母)
神功皇后(応神天皇の母)
応神天皇(仲哀天皇、神功皇后の子)

御神徳
家内安全、病気平癒、安産など

御由緒
創建は不詳であるが、旧社殿棟板に安永三年氏子等の浄財により築造の旨の文字あり(一七七四年後桃園天皇の時代)
その後天保六年に改築、現在の神殿は平成二十年七月、拝殿は平成二十八年四月に改築のもの
明治五年十一月三日村社に指定される
昭和十年幣帛供進の指定
鳥居は明治三十六年十一月建立

境内奉献物
旗竿石
明治四十年三月征露記念として設置し、昭和五十年十 アルミポールの国旗掲揚台に建て替え
注連掛石
大正十三年十月設置左「昭臨八方」右「神明其徳」の文字
常夜灯
石段下は明治六年九月、石段中は昭和五十二年七月、石段上は昭和四十九年八月
狛犬
昭和四十九年八月
手水石
右は天保六年設置、左は昭和三年十月設置のものを昭和二年十二月に手水舎として新築

祭典
歳旦祭一月三日
春季大祭四月下旬
秋季大祭十月下旬
年末の祭十二月三十一日御神火迎え 神札お焚き上げ

和田宝満宮 古墳めぐりウォーキング(現在リンク切れです)

戦後に福岡市と氏子とで公園化を図り、和田宝満公園となった。

参考にさせていただいたホームページには拝殿内の案内板画像があり、昭和48年(1973年)に、神社周囲を公園として整備したことがしるされています(訪問時に案内板をさがすのを忘れていました)。

御祭神の顔ぶれをみてわかるとおり、ここも八幡宮と同じ顔ぶれです。

これまで神社めぐりした私の解釈では、宝満宮の場合は、崇神天皇の母玉依姫がメイン、八幡宮は崇神天皇の子 応神天皇がメインです。両方とも、母・妃・子が祀られていて、肝心の本人が居ません。

渡りと本殿は、金網で保護されています。

山全体が散歩コースになっており、平坦な場所には遊具が設置され、公衆トイレもあります。そのためか、私が画像撮影している間にも5,6名、ウォーキング中のかたが参拝しておられました。

福岡県神社誌:上巻86頁
[社名(御祭神)]宝満宮(応神天皇、玉依姫命、神功皇后)
[社格]村社
[住所]福岡市大字和田字宮ノ谷
[由緒]不詳、明治五年十一月三日村社に定めらる。
[境内社(御祭神)]記載なし。
[摂社(御祭神)]記載なし。
[末社(御祭神)]記載なし。
(2022.12.27訪問)
 
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。 

2022年12月28日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」