若さは七難隠すのか?
「色の白いは七難隠す」ということわざがあります。
色白は美女の最重要要素であり、外見OKならほかに難があっても無問題という意味です。いまは色白というだけでは美女扱いされませんが、むかしはそうだったのです。
おおむかしのマドンナ旋風の時代から、女性でしかも若ければそれだけで七難隠すといった雰囲気があり、期待票が集まりました(例外はあります)。この「女性」や「若さ」に次ぐのは、有名大学を出て都会で活躍していたのが地元にUターンして選挙に出るというパターンです。輝かしい経歴ひっさげて故郷に凱旋というだけで、これもかなりの期待票を集めたものです。
問題は、地方政界はしがらみばかりなので、部外者やド素人がいきなり参入してくるとゼロ(or マイナス)スタートになる点でした。下手すると当選後に現状の把握や政治活動に必要な人間関係の構築からやらないといけないため、助走期間がながくなります。そのあいだに正体がバレて去る支援者も多く、風頼みの候補者がのきなみ次の選挙で去ったのは、事情を考えれば当然でもあるわけです。
まぁ、身近にも4年ごとに免許更新の仕事についた意味を理解できず、のんびり構えているちゃらんぽらんも居ますからね……。説教しても聞き流し、よそで言われてやっと大騒ぎ。ホント、こいつなにをやってるんだか……。男なら殴っ(略)
話がそれました。
既成権力は、たいてい地域雇用を支える層とかぶります。彼らを敵に回してねじ伏せる能力があればいいでしょうが、ポッと出の新人にそういう能力があることはまれです。ほとんどはさっさと叩き潰されてしまうか、既成権力に白旗あげて従うか、どちらかを選択することになります。
「変えてくれる」という漠然とした期待感を追い風に当選したものの、なにをどう変えていくか姿が見えてきたら期待外れで反発がおき、大混乱というケースに遭遇するのは、さすがに50年も生きていると一度や二度ではありません。
選挙活動をやる側としては「若さ」「女性」「立派な経歴」といったものは目立つしアピールしやすく重要なのですが、実際の政治能力とこれらは結びつきません。むしろ田舎政治に対応するには、既成権力をよく知っていることのほうが重要です。
アピールのポイントと、実務遂行力はまったく別物です。そして「変えてくれそう」と思わせるほどの新参者は、現状把握に至るまでの助走期間が長くなりがちです。
自分たちが助走期間に耐えられるか(リターンがないのに辛抱できず引きずりおろすためリコール運動おこすなんてことにならないか)、有権者側がきちんと見定めなければなりません。「若さ」「女性」「立派な経歴」に騙されてはいないか、むしろ地方政界にどっぷりのベテランのほうが戦力としては使えるのではないか、投票のさい、しっかり考える必要があります。
20日の残りの記録と21日朝の記録。
平日常勤している事業所に到着し、ゴミ出しをして駐車場の掃き掃除をします。空が青くて気持ちよい朝です。
昼はいつもの倉庫で、レトルトのパスタソースを使ってつくったピラフをいただきます。事業所のかたからみかんを一ついただいたので、ピラフを食ったあとにいただきました。
2割引きで買ったイカと、朝につづいて半額で買った生そばを、晩飯にいただきます。
10階からはじまったベランダ再塗装工事も、とうとう3階の我が家に到達しました。
ベビーハム、昔ほどマグロのかたまりを見なくなったと思ったら、原材料名でずいぶん下のほうにおしやられています。これも物価高の影響でしょうか……。昨晩そばを食いすぎた影響かどうも食欲がないので、21日朝は昼弁当とコーヒーのみ準備しました。
新年一発目の演奏会の入場券を買いました。
広島交響楽団 第437回定期演奏会
日時:2024年1月20日(土)15:00開演(14:00開場)
会場:広島文化学園HBGホール
[出演]
指揮:秋山和慶
トロンボーン:中川英二郎
女声コーラス:東京オペラシンガーズ
管弦楽:広島交響楽団
[曲目]
藤倉大:トロンボーン協奏曲「Vast Ocean Ⅱ」(広響委嘱・世界初演)
ホルスト(生誕150周年):組曲「惑星」作品32
新年は1月20日に広島で「惑星」からはじまります。
大阪フィルハーモニー交響楽団 神戸特別演奏会 - 松村かえるの「かえるのねどこ」
「惑星」は2022年7月以来です。たのしみですね(^^♪