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大雨による山崩れで、参道が崩壊しています。
おそらく仏さまが並んでいたであろう祠や台座には、なにもありません。
残されているのは、ブロック塀の壁の部分のみです。
対岸側は、ひとの気配は感じられないものの、石仏がずらりと並んでいます。
お堂には薬師堂とあり、googleマップの記載とも一致します。
痛みがはげしく、薬師如来さまは台座が傾いてしまっています。
明治36年に始まり、116年ほど続いた三井四国八十八ヶ所霊場巡りは、ほとんど記録が残されないまま消えようとしています。
(略)
しかし、時代とともに人々の感性は変化し、お接待もなくなっていきました。しかも、代が変わり、土地の売買にお堂がじゃまになる始末。
そして、川北は、平成18年頃に終了しました。
川南も、平成31年春のお参りを最後に幕を閉じたのでした。
平成10年(1996年)の木札があり、参拝の足が途絶えてずいぶん経っているようです。
(2022.10.29訪問)
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。