松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年9月7日の日録

子供は減っているのだから……ねえ。

今年度の入学者数が定員割れした4年制などの私立大学は600校のうち320校で、前年度比6ポイント増の53.3%に上ったことが30日、日本私立学校振興・共済事業団(私学事業団)の調査で分かった。5割を超えたのは1989年度の調査開始以来初めて。
私学事業団によると、18歳人口が前年度比で2万3869人減った一方、入学定員は4696人増加しており、大学や学部の新設などが要因とみられる。私大全体の定員に対する入学者数の割合「定員充足率」は、今年度99.59%で過去最低だった。100%を下回ったのは2021年度(99.81%)に次いで2回目。
規模別では、定員「100人未満」の大学の定員充足率が前年度比11.42ポイント減の70.76%。

私大定員割れ、初の5割超 小規模校は苦戦―私学事業団:時事ドットコム

18歳人口が減っているのに新設増設をみとめて定員が増えれば定員割れが増えるのもしかたがない話です。そもそも定員の少ない大学は人気がなくて定員をけずってきた結果のところも多く、充足率が低くなりがちです。

新卒でいいところに就職しようとおもえば出来れば国公立私立の上位校、それがダメなら卒業生のやたら多い知名度だけはあるマンモス大学(それこそ薬で有名なあそことか)までで、それ以下は中古市場では過去の職歴でアピールできなければ高卒と十把ひとからげですから、誰も好き好んで行きませんしね……。

若者の流出に悩む地方が、大学の新設、誘致に力を入れている。都道府県で4年制大学が最少の佐賀県では今年、県立大など2大学の新設計画が持ち上がった。

全国一4年制大学少ない佐賀県で「倍増」構想…若者流出止めたいが少子化で審査厳しく:地域ニュース : 読売新聞

この件がむつかしいのは。 - 2023年8月18日の日録 - 美風庵だより

どうしても大学新設にこだわりたいというのであれば、すでに文科省から開設認可をうけている経営難の私学を買収してしまい、改名して佐賀に引っ越しさせるというのもテのような気もします。

宗教法人とか、相撲協会の年寄株を売買するのと同じ発想ですが、こういうことって無理なんでしょうか。

 

6日の記録のつづき。

平日常勤している事業所を退勤後、用事で家に直帰できないため、近くの定食屋でちゃんぽんとご飯をいただきました。むかし800円だったのですが、いつのまにか900円に値上がりしています。まぁ、味噌汁と巨峰がついてくるし、そのくらいいいかと。

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用事がおわったら帰宅して3合ご飯を炊き、梅干しとしそご飯の素(三島のゆかり)をボウルに準備します。混ぜ込んでタッパーウェア込みだいたい300gになるよう分けて、冷凍庫に保管しておきます。いまいただいている梅干し入り枝豆ご飯が終わったら、次はこの梅干し入りしそご飯です。

 

7日の記録。

朝4時ごろに起きて日常の雑用をします。

日記の下書きも朝の涼しいうちにしてしまいます。

今日は平日常勤している事業所を早退して昼から福岡市内に出るため、タッパー弁当の出番はありません。しかし、まいにちお茶漬けで生きてます……貧困が憎い。

 

今日も出かける直前に、買いだめしておいた賞味期限直前3割引きのカップ麺をひとついただきます。

事業所でおなかがグウグウ鳴らなければよいのです。

割り切りましょう。しょせんその程度の人生ですから(あはは)

 

午前中で平日常勤している事業所を早退し、帰宅して福岡市内にでかける準備をします。

近所のかたにつかまり、再来週からはじまるマンションの外壁補修工事の説明をさせられて、家を出たのは15時過ぎでした。

電車で行ったほうがアクロス福岡には近いのですが、ふと、櫛田神社にお参りする気分になりました。甘木からの路線バスを祇園町で下車して、櫛田神社に向かいます。

お櫛田さんは、むかしは「営利目的の撮影は事前にお初穂料を納めてから申請」というルールでしたが、レギュレーションが変更されており、現在は許可者以外は境内撮影禁止となっています(その貼り紙が日本語なので中韓台から来る観光客のみなさんにあまり効果があがってない印象はうけますが……)。

そのため、画像は鳥居の外からのこの1枚のみです。

17時過ぎで、ちょうど社殿の背後に夕日がかさなり、建物全体から後光が射す素晴らしい景色でした。画像は撮れませんので、福岡に来たさい、お賽銭もってこの時間にお参りください。

お櫛田さんから国体道路を歩いて、アクロス福岡にたどりつきます。今日は、九響定期演奏会の日です。

酷暑のなかこのルートを歩こうとはおもいませんが、9月になりピークを過ぎれば、意外と歩いても苦になりません。

演奏会の感想は別掲載としました。

九州交響楽団 第415回定期演奏会 - 美風庵だより

ひさしぶりに半泣きでしみじみしてしまいました。笑われるでしょうが、演奏会場を出て、どう感想を書くか、悩みます。往年の朝比奈さんやヴァントをほうふつとさせるアプローチと書いてよいものかという点がありますし、内心、秋山さん万歳!とおもいつつも、たぶんこのテのold-fashionな演奏にはそれだけで否定的な意見がつくことも想定できます。

意外と懐古趣味を嫌悪するかたは攻撃的な素質がありコメントで苦情寄越す可能性が高く、気が重いのです。

晩飯を食っていなかったので、途中、中州の松屋で牛丼をいただきました。気分が良いため、豚汁セットにします。半熟卵は、ふつうは牛丼に落としていただくらしいのですが、私は豚汁や味噌汁にくわえるスタイルです。

 

食い終わって、どうしたものかとかんがえているうちに、中州とキャナルシティ博多を横切り、博多バスターミナルまで歩き着いてしまいました。

終電ならぬ終バスで、甘木に帰りついたら午前0時でした。