松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年9月4日の日録

なんと公会計化まだやってないところが6割もあったとは。

小中学校の学校給食費を教職員が集め、校長らの「個人口座」で管理している自治体が6割以上あることが、文部科学省の調査でわかった。個人口座の使用は不透明な会計につながる恐れがあり、同省は全国の教育委員会に対し、学校給食費は自治体が徴収して管理するよう近く要請する。

学校給食費、校長らの「個人口座」で管理する自治体が6割以上…文科省が「公会計化」要請へ(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

この公会計化の話は、まだ公務員だった時代からありました。いまだに6割が公会計化できていないというのに驚いています。

給食費を学校ごとに管理する方法は、市区町村や学校規模にもよるのでしょうが、学校単位で口座振替ができる金融機関と契約し、事務官が現金を入金して支払い状況を記録(消込)しています。確率の問題ですが出納責任者と通帳が増えれば増えるほど事故の危険性は増えます。学校規模によっては口座振替をさせてくれる金融機関もちがうでしょうし、コンビニ対応もことなります。圧倒的に市区町村が納付書を発行し、口座振替を一元管理して、コンビニ納付などの支払手段を増やしたほうが住民の利便性は向上するわけで、なにが障壁なのか?というのは以前から疑問ではあります。

公会計化するまえに過去の滞納をクリアにしないといけませんから、おそらく滞納の取り扱いで移行できないんだろうなとはおもいますが。

 

3日の記録ののこりと4日早朝にやらかした時間のむだづかい。

はじまりのはじまり

Rirune!Rirune!Rirune!

きらめき、いま、見えるでしょ?

あまりに「3日の日録」のボリュームが増えすぎたので翌日にまわしております。

西鉄大橋駅の現場がおわって、我が「推しごと」の師匠から「これもあげます」とCDを3枚いただきました。

先日「推しごと」のいっかんとして、ぜんぶamazonのMP3ダウンロードで買っておくよう指示されていたので、音源としてはもっていたりします。もうあるやん、と思いましたが、師匠に弟子は反抗してはいけないのです。

今回も未開封品の「おすそ分け」とのこと。

というわけで、帰宅して、itunesをつかってALAC形式でリッピングしました。

 

いったんシャワーを浴びて寝て、午前3時に起きていろいろ雑用をすませます。

ふとAmazonからダウンロードしたMP3と、CD音源となにが違うのか気になり、すこし作業をしてみることにしました。

赤がAmazonのダウンロード販売のMP3ファイルで、青がいったんitunesをつかってALAC形式でリッピングしたものを、再度MP3に変換したものです。

1秒の差はCDにしたさいのトラック編集余白の差でしょう。

Amazonのほうは269kbpsの可変ビットレートで、自分で作成したものは256kbpsの固定ビットレートですが、ほぼサイズに差がありません。Amazonのダウンロードのほうが少しサイズが大きいのは著作権情報などが埋め込まれているからです。

サイズにほぼ差がない以上、聴いてわかるレベルの誤差があろうはずはありません。この時点ではそうおもっていました。

オリジナル音源(むかしで言う「マスターテープ」)があって、そこからAmazonなどダウンロード販売のWEBサイトやCD用にそれぞれ再加工(変換)して売っているのだろうと推測したわけです。

ところが。

AmazonのMP3と、CDからリッピングしたALACファイル&それを再変換したMP3で、低音の強調されかたに違いがあります。あきらかにAmazonのMP3は低音がつよめで、声が埋もれがちです。

ALACやFLAC形式はいわゆる可逆圧縮というもので、CDのデータを切り捨てずそのまま圧縮したものです。ここからさらなるサイズ圧縮のためデータを削ったものがMP3やAACファイルで、いちど切り落とした音域のデータは復元できないため、不可逆圧縮と呼ばれます。

私くらいカネのかかっていない再生環境になると、CDをALACとMP3に変換して両者聴き比べてわかることはあまりありません。まともなフルデジタルアンプ+スピーカーをもっているか、よほど雑音が遮断できる空間で聴き比べないと、私にかぎらずわからないひとがほとんどでしょう。

となると、このAmazonで売っているMP3は、なにかの理由があって低音を強調気味に編集されているとかんがえられるわけです。

交通機関や街中で眺めていればわかるとおり、ほとんどのひとがストリーミング配信かダウンロードしたものをスマホ+ワイヤレスイヤホンで聴いています。外の雑音だらけのなか、なにを聴いているかわかりやすくするには、低音をつよめにする必要があります。ひとつかんがえられるのは、そのためにCDと違うバランスで編集し直した音源を配信している可能性です。

もうひとつかんがえられるのは、AmazonのMP3は著作権情報やタイトル画像などいろいろな情報が埋め込まれていますから、サイズ稼ぎに高音域がカットされているのではないか、ということ。意外とこれが正解かもしれません。

MP3聴き比べとかいうアホなことをやって、なんと1時間つぶしてしまいました。

とりあえず今日着ていくワイシャツや昼の弁当は、ファイル変換作業中に準備しましたので、これから1時間ほど二度寝しようとおもいます。おやすみなさいませ。

 

「おさいふ非常事態宣言」中なのになぜか投信積立とかFXとか金価格とかの話。

常勤している事業所から帰宅して久しぶりに風呂に入り(ここ1週間ほどシャワーばかり)、これまた数日ぶりに証券会社と三菱マテリアルのWEBサイトを眺めます。

「おさいふ非常事態宣言」中なのに、なぜか各種積立など継続中です。

9月4日時点での積立割合と利益率はこんな感じです。だいたいいつもどこかの分野が含み損になっているものですが、現在、なんと全分野プラスです。

少々この結果に身構えてしまいます。

あまり神経質にならず放置しておいてよいとはおもいますが……。

あいかわらず10万円を証券会社のFX口座にいれて、自動売買で遊んでいます。

10円を切ってからはじめたトルコリラも、建玉を1つ60リラ(保証金約26円)に抑え、3円プラスになったら利確という運用をしています。こういうのは自動売買じゃないと人力ではまず無理です。

結果、3,066円の利益です。元手が10万なので、3,000円なら問題ないでしょう。

上手いひとがつきっきりでやればもっと儲かるのでしょうが、放置運用だと、こんなものです。

先日、金単価が、田中貴金属さんの小売値でgあたり10,000円を超えました。(田中貴金属より安めの)三菱マテリアルさんもとうとう、10,070円です。老後向け退蔵資金として1993年から純金積立をやっています。現在、契約維持のため積立は最低額(月5,000円)とし、新規買付は事実上休止中ですが(月額5,000円じゃ0.5gいきません)、とうぶんこのバブルが続きそうです。

こんな単価ではとうていまともに再開できるはずもなく、嫌になります。

毎日ぼーっとしているだけでここ最近数万円単位で含み益が増えるため、換金してぱぁーーーーっと贅沢したい誘惑にとらわれてしまいますが、贅沢は敵です。

「欲しがりません勝つまでは」

「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」

「一円を笑う者は一円に泣く」

まだまだ心と財布を引き締めて、自らを貧窮と戒めてかからねばなりません。

あれ?

そんな悲壮感たっぷりの〆かたでいいのか?

もう眠いからいいのです。

おやすみなさいませ。