松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年7月31日の日録

きのうは丑の日だったわけですが。

30日の土用の丑(うし)の日を前に、鹿児島県内産ウナギの出荷が細っている。今年の出荷分はシラスウナギの不漁に加え、ウクライナ侵攻による飼料や燃料の高騰が重なって価格が1割ほど上昇し、売れ行きが鈍ったため。鹿屋市の養鰻(ようまん)業者では、例年は出荷に追われているはずの26日の出荷予定がなく「長年業界にいて丑の日前の出荷がないのは初めて」と頭を抱える。
出荷価格の上昇を受けて飲食や小売りでも値上げは進んでいる。今年の丑の日の県産ウナギは普段より高くなりそうだ。
例年になく出荷の動きが鈍い鹿児島県産ウナギ。上昇した生産コストの価格転嫁に加え、割安な海外産との競合が要因とする見方もある。飲食店では仕入れ以外の経費も上がっており、値上げに理解を求めている。

もうすぐ土用の丑の日なのに…県産ウナギに「異例事態」 在庫がはけない要因は価格上昇だけじゃない? 鹿児島 [経済・産業] | 鹿児島の経済ニュース | 南日本新聞 | 373news.com

以前「うなぎを930日ぶりに食った」「せっかくだから今日も食っちゃえ」と日記を書いたところ、20代のリアル知人から「そんなに感激するほどうなぎって美味いですか?」と質問されました。

なにを言ってるんだ?とおもい彼と同世代のかた数名に質問しましたが「美味いとはおもうけどあの値段では食えない」「もっとほかに安くて美味いものがある」「半額なら食ってもいいかな?とおもう」と次々に指摘をくらいます。

団塊ジュニアな私くらいの世代はまだ、うなぎが「ちょっと贅沢」くらいの時代を知っており、手が届き食いなれているから旨さを理解し、うなぎを求めます。ところがうなぎがちょっと贅沢どころか高級品になってほとんど手が出ない状態になると、そもそも食いつけていませんからありがたみもわからないわけです。

そしてさらに値上がりしていけば、売れなくなるのは当たり前な気がします。

中国産といえどもむかしほど安くはありません。

「中国産は皮がかたくて身が薄い」「やっぱり国産」などという会話が成立するのは、食い比べたことがあるから成り立つわけで、食い比べられる程度に手が届く食材では、なくなってきているのかもしれません。

 

31日の記録

朝5時に起きて、鉢植えが乾いていないかどうか確認したあと、昼の弁当用にごはんをあたため直して準備します。

山陰の美しい朝焼けにはほど遠いですが、鳩よけネットのさきの赤い朝日を一枚撮影してみました。

帰宅して、3合炊きの炊飯器で明日からの昼弁当用に、枝豆入りのごはんを炊きます。

2回炊飯器をうごかし、しそご飯の素と塩昆布を混ぜてタッパーウエア6つに詰めました。まいにち1日一食、豆入りしそご飯という貧困丸出しな弁当ですが、こればかりはいたしかたありません。

貧乏がにくい……。