松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年5月10日(金)の日録。

以前こんな文章を書いたのですが。

COMAC C919のようにまずつくってみて、そこで実戦経験を積んで、将来FAAの型式証明をとって世界最大の市場デビューに挑戦するという枠組みがとれる国がうらやましく感じます。リスクのでかい航空宇宙産業こそ、ほんとうは国家総動員体制・赤字国債大量発行で資金調達して政府が徹底プッシュしないといけないのですが、また旗振り役だけやって、大量負債を押し付けて逃げるかもしれません。
いや、天下の三菱にすらああいう仕打ちでは、もう日本国につきあう企業もないかもしれませんね。ホンダジェットのように海外に拠点をもち、そこで頑張ってもらうほうがいいかもしれません。

なんかベンチャーという言われかたに違和感があるのですが。 - 2024年4月3日(水)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

以前、こんな文章を書きました。国家の言うことをきいて日本を代表する名門企業が大火傷したいま、はたして相手してくれる会社なんてあるのかと思っていたら、こんな記事がでています。

「YS-11以来、約40年ぶりの日の丸旅客機」との経済産業省の甘言に乗せられた三菱重工業が約1兆円の資金を溶かした末、ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発を断念してからわずか1年余。国の出資金500億円を棄損させた経産省が性懲りもなく「日の丸ジェット機」開発の国策プロジェクトに再び動き出し、霞が関や市場でひんしゅくを買っている。
(略)
ちなみに、伊吹局長は自民党重鎮だった伊吹文明元衆院議長の長男。商務情報政策局クリエイティブ産業課長(現クールジャパン政策課長)時代に、日本文化を世界に知らしめるとして官民ファンド「クールジャパン機構」を企画立案した人物だ。
(略)

最大の問題は、肝心の民間企業側が乗り気ではないことだ。三菱重工のある幹部は「経産省から『あと一歩だった』などといくら煽てられても、経営危機まで取り沙汰されたトラウマは消えない。ジェット機開発に再び挑もうなんて雰囲気は皆無だ」と吐き捨てる。川崎重工やIHIなど他のメーカーも、旧MRJの悲惨な末路を目の当たりにしているだけに「甘言には乗らない」などと消極的だ

また懲りずに血税5兆円を…!? 国策「日の丸ジェット」の見果てぬ夢に「エリート官僚」たちが固執する「大ひんしゅくの理由」(週刊現代) | マネー現代 | 講談社

どうやら世間はすっかりさめている様子。そりゃあそうです。たいしたカネも準備せず、頭ごなしに偉そうにされるだけで海外、とくに最大市場である米中へのコネはほとんどなく型式証明の取得をねじ込めなかった時点で、何の役にもたたないのがバレています(むしろゴミ)。

妙な方向に話がすすまなければよいのですが……。

 

10日の記録。

9日、帰ったらメシも食わず、風呂も入らず寝てしまいました。

起きたら10日の午前2時です。

朝まで二度寝しても時間がもったいないので、ここで日記の下書き作業をすることにします。

腹が減ったので、お夜食を準備します。と言っても貧窮なのでたいした材料はありません。ひと袋30円のもやしと、以前穴守稲荷さんからいただいた撤饌の焼きのりで味噌汁にします。味噌は麦味噌です。

当然ながら海苔で真っ黒になります。ゆっくりすすりながら、日記の下書きをつくります。

いくつか下書きを作成したら6時過ぎていました。

今日も1食40円の袋めんで朝食です。では行ってまいります。