むしろ擁護的なのに驚いた。
「達郎さんのゲスト出演回は大好評で、ネットには書き起こし記事が残っているほどですが、今となっては興味深いやりとりもありました。アメリカ黒人音楽界のスーパースター、R・ケリーの話です。
2019年の時点で、R・ケリーは未成年レイプや女性への性的虐待で音楽界やメディアから追放され、全米の公共電波で彼の音楽を聴く機会はほとんどなくなっていました（昨年、禁固30年の判決）。ですが達郎さんは番組の中で彼の曲をかけたいと。事件をご存じないのかと思い、私は『いまアメリカのラジオではかけちゃいけない人になっていますよ』と制止を試みました。
ですが達郎さんは『作品に罪はない』と自説を曲げないので、私は忸怩たる思いのまま結局オンエアすることに。普段の番組のスタンスを知るリスナーからはオンエアへの驚きの声があがったので、よく覚えています。「巨大な権力に屈している」ジャニー喜多川氏性加害問題をめぐり松尾潔氏が山下達郎に反論「達郎さんが印象操作を…」（文春オンライン） - Yahoo!ニュース
この件を引っ張り出したということは、いっけん山下さんへの反論のかたちをとりつつ、じつは他意があるのではないかとかんがえてしまいます。山下さんを擁護しないといけない理由でもできたのでしょうか。
1991年、バリー・ハンカーソンは12歳だった姪のアリーヤをケリーに紹介した。「彼女の歌とダンスを聞いた瞬間にスターだと思った」とケリーは語っている。後に目撃者は、ケリーはアリーヤが「13歳か14歳」だった頃から性的接触を持っていたと証言している。ケリーはアリーヤのデビューアルバム『Age Ain't Nothing but a Number』を作詞作曲・プロデュースし、1994年の5月に発売された。
1994年8月31日、当時27歳だったケリーは、イリノイ州ローズモントで、当時15歳だったアリーヤと密かに結婚式を行った。伝えられるところによると、ケリーはアリーヤの妊娠を知った後に結婚した。1995年2月、アリーヤの家族の要請により、彼らの結婚はミシガン州の裁判官によって取り消された。
ケリーの未成年に対する性的虐待疑惑はキャリアの最初からあったが、稀有な音楽的才能を持つヒットメーカーであり、悪評渦巻く中、何度でも音楽の仕事に戻ることができた。ワシントン・ポストのジェフ・エッダースは、彼は音楽チャートのトップに立つスーパースターとしてあらゆる贅沢が与えられ、レコード業界はケリーの行動に目をつぶってきたと指摘している
エリザベス・ゲッデス連邦検事補によると、ビデオには、ケリーが被害者を脅し、殴り、暴行し、「体液、糞、尿を使った淫らな行為」を命じ、屈辱を与える姿が映っていた
こういう虐待行為を棚上げする風潮がこの業界にあるという指摘をすることは、ジャニー氏の問題が日本の芸能界特有のものという批判を相対化することであり、山下さんと同様の思考をするひとが世のなかにたくさんいるということを示すことでもあります。どこの国の芸能界も腐っている話にしようとしています。
事務所をクビになった怒りも醒めてきたというところでしょうか。
もしかするとジャニー氏の行いを暗示してこのケースを引っ張り出してきたのかもしれず、続報を待つしかありません。または、どこかで懐柔されたのかも？
21日の記録
ここ最近、平日常勤している事業所でも大雨災害の影響でやたら仕事が増えています。
退社して帰宅したらいちどシャワーを浴びて寝て、夜中に起きだして、ネット通販のチェックをしたり、ニュースチェック、メールチェック、日記の原稿作成をしています。
購読しているブログの巡回もできていません。
ブックマークに★をつける作業もできていません。寝る時間優先でたいへん申し訳ありません。
21日、起きると6時まえでした。いまさらメールチェックどころでもなく、ろくに朝食を準備する時間もないため、カップちゃんぽんをつくります。
カップ麺のうち、焼きそばやちゃんぽんといった太麺が売りのものは、鍋で麺を茹でたほうが、はやく火が通り、麺がモチモチに仕上がります。
洗いものをしなくてよいのがカップラーメンのよいところですが、まぁ、太麺はどうしても湯戻りがよくないので、しかたがないでしょう。
それにしても朝からカップ麺が朝食か……トホホ（笑）
やっぱり維新入り。
過去にもふれた10増10減で山口県内の小選挙区が減って生き残り大バトルの話です。
自民党の河村建夫元官房長官の長男・建一氏（47）が、次期衆院選の東京6区に日本維新の会から出馬することに関し、地元の党山口県連は21日、「強い怒りと遺憾の意を表明する」との声明文を発表した。
林義郎先生の御子息が首相目指して衆議院に鞍替えしたさいに、あの手この手で彼の親父から選挙区をうばいとり、御子息をまったく関係ない比例代表ブロックに放り出しておいて「強い怒りと遺憾の意を表明する」とは、よくもまぁ言えたものだとあきれてしまいます。もともと林義郎先生の御子息が衆議院に衣替えをねらわなければ、まぁ、別の展開もありえたわけで、椅子取りゲームの勝者が敗残者にかたちだけでも温情をかけるならともかく、冷酷無比に批判するのって、どうなんでしょうか。
たぶん、自民党山口にたいしていい印象はあたえないでしょう。世のなか、SNSなりなんなりで情報統制がきかなくなっています。こういう馬鹿な追い詰めかたは、自民党山口の馬脚をあらわすだけで、笑われるだけなんですがね……。まぁ、みているぶんには楽しいのですが。
ここに当初「公示送達の話」という文章を掲載していましたが、あわてて書いたため文章がガッタガタで読めたものではありませんでしたので、推敲しなおし後日掲載し直します。
