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鳥居は天満宮の扁額があります。鳥居の足下に3つ石碑がありましたが、庚申塔かどうかは判別できませんでした。
菅原神社縁起
昔、此の辺りが海の入江であった頃、岸辺の砂浜には、鴫や磯の千鳥が群れ遊んでいたことでありませう。此の砂浜の何処かに菅公のお舟が着いたものと思われます。
延喜元年(西暦九〇一年)二月一日、追われるようにして都を旅立たれた菅公は、博多の津に上陸され、西の宰府道を、大宰府えと向われたのであります。その道すがら、旅の疲れをお休めになった所が当神社のある辺りと、里人達によって語り継がれ俗に「田の中天満宮」とも称され大切にされてきました。元の社殿は、長年の風霜に朽ち、僅に石垣を残すのみでありましたが、再建の気運興るや多数の奉賛協助を賜り、ここに完成をみたものであります。時は移り世は替りましても、公の学は燦として四海に輝き、徳は永しえに乾坤を照すことでありませう。昭和六十年十月ニ十六日 菅原神社
記
祭神 菅原道真公
逆光が反射して読みにくいため、わざと白黒に加工しました。
もとは神社があったであろう境内に、本殿となる石祠だけがのこっていました。
福岡県神社誌:下巻379頁
[社名(御祭神)]菅原神社(菅原大神)
[社格]無格社
[住所]福岡市大字下警固字警固
[由緒]記載なし。
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.08.27訪問)訪問当日の様子はこちらに掲載しています。