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神社のすぐ横が「須玖中の宮公園」です。公園と川のあいだに、神社の参道があります。この神社の別名は「中の宮」です。
1953年(昭和28年)発行の「春日町郷土誌」には、元禄4年(1691年)の日付がはいった棟札が掲載されています。創建がいつかはわかりませんが、少なくとも江戸時代初期には、この地にあったことがわかります。
また、「北野藤」という12戸の集落の氏神とあり、現在のアパートや団地?の建ち並ぶ姿しか知りませんから、少々戸惑います。
昭和初期の地図だと、ここは集落から外れた、水田に囲まれた場所なのがわかります。
社殿を撮影していて、妙に長く伸びて盛り上がった根っこが気になり、目をやると……
倒れた木の上に根っこがからみあい、すごいことになっています。
おそらく、台風などで根っこからひっくり返ったものが、そのまま活着して成長をつづけたもののようです。ただこれよくみると拝殿や本殿の真下まで根っこが到達していますから、万一この木がコケたら、社殿本体に影響がおよぶでしょう。
過去の訪問記録
福岡県神社誌:下巻413頁
[社名(御祭神)]老松神社(菅原神)
[社格]無格社
[住所]筑紫郡春日村大字須玖字虚空蔵
[由緒]記載なし。
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.07.20訪問)