過去に「神社めぐり」に掲載するため作成した文章です。現在ではリンク切れとなっている箇所や、すでに情報が古い部分もありますが、再取材はせず当時のまま掲載します(注記:2024.07.28)
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以前とおりかかったときにはお堂の建築中で、それがなにかもわかりませんでした。
ひさしぶりにとおり、鳥居が建っていたので車を停めて確認します。
鳥居の扁額は「高木神」です。いったいどこからここに移転してきたのでしょうか?
しばらくかんがえて、おそらくは江川の高木神社ではないかと見当をつけます。
江川の高木神社に行くと、令和5年3月1日をもって、さきほどの場所に遷座した旨、案内がありました。
以前の高木神社は、江川ダム建設にあたり中心集落が水没したときの補償として、鉄筋コンクリート造で建てられたものです。今回はそういう助成がなかったのか、木造の本殿拝殿一体の社殿と、鳥居と狛犬、お汐井台、灯籠とシンプルなものです。
享保12年(1727年)と彫られた猿田彦の石碑があります。じつは元の場所には、ほかにもお堂があったり石祠があったり、たぶん庚申塔とおもわれる石碑があったりしたのですが、なぜかこれだけここにあります。ほかもこれから移転してくるのでしょうか?
以前の鎮座地から、江川ダムと、あらたに架けられた国道の橋をながめます。
ずいぶんと見た目もかわり雰囲気もかわりました。
過去の訪問記録
福岡県神社誌:中巻26頁
[社名(御祭神)]高木神社(天之御中主、神皇産霊神、高皇産霊命)
[社格]村社
[住所]朝倉郡上秋月村大字江川字馬場ノ原
[由緒]記載なし。
[境内社(御祭神)]大山祗神社、大山祗神社、大神宮
[摂社(御祭神)]記載なし。
[末社(御祭神)]記載なし。
(2023.03.20訪問)
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。2023年3月20日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」