松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年3月20日の日録

タイヤ交換

近所のイエローハットで、車のタイヤをサマータイヤに交換してもらいました。工賃4,400円でした。

以前、お客さん用と言いつつほぼ使用することがなかったシングルベッドを撤去した跡に、厚手のビニール袋を敷き、スタッドレスタイヤを4つ積み上げ、さいごにシーツでくるみます。年末まで生き延びていれば、また使うことがあろうかとおもいます。

 

20日午後の記録。ひさしぶりの墓地。

家で昼飯を食って、立候補予定者の選挙関係で嘉麻市内に向かいました。

途中、見慣れない神社ができています。ときおり目の前の国道を通過するので建築中なのは気づいていましたが、てっきりこの集落のほかのお宮を移設したものだとおもっていました。ところが鳥居の扁額は「高木社」です。どこの高木神社がここに?

数秒ほどかんがえて、ほかにおもいあたるふしがなく、江川の高木神社に向かいます。

小石原川ダム建設にともない、国道の付け替えが行われました。江川ダムを横切るこの橋も、国道付け替えのさいにつくられたものです。

むかし、江川ダム建設のさいに集落中心部が水没したため、神社は鉄筋コンクリート造で再建され、手前のいま空き地にみえるところに、集会所が建っていました。近づくと今年の3月1日で、さきほどのお宮に遷座したとのこと。

江川ダムが出来て国道付け替えにともない移転し、こんどはのこる集落も小石原川ダムで水没して全戸移転した結果、神社そのものが下山したかっこうです。

あえて遠回りをしたのには、以前とおったとき建てかけだったこのお宮かお堂のその後を知りたかったというのもありますが、もうひとつ理由があります。

従弟に子供ができ、彼の奥さんの家が「鯉のぼりを買う」とのこと。

我が家は違い鷹の羽紋なのですが、「左重ね」「右重ね」を確認したいが、どちらか知っているか?とLINEがありました。

鷹の羽 - Wikipedia

我が家でなぜこれが混乱するか、原因があります。

ひさしぶりに墓地に登ります。

ここは我が家とその本家、我が家同様に江戸時代から明治にかけて分家した一族の共有地です。

わたしより若い世代は、お寺の納骨堂にぜんぶ整理されていると思い込んでいますが、昭和後期まで、納骨堂ではなく、お墓はほぼこの墓地にありました。墓地の拡張ができず墓石を追加で建てられる場所がなくなったのと、世代がどんどん下り墓が密集しすぎて互いの縄張りを守れなくなったため、結果、改葬して納骨堂に持っていくようになりました。

問題は、ほかの一族の墓や我が家の大正時代に建てた墓はすべて左重ねなのに、我が家の、それも祖父が建立したものだけなぜか「右重ね」になっています。周囲の墓石をじっくり眺めれば、一人だけ伝言ゲームをミスったと気づくのですが、通常、同じ一族に確認せず親の言い分を信じるため、その後の世代が混乱してしまうのです。

この画像をLINEで従弟におくり、嫁さんの実家に「左重ね」と伝えるようメッセージを送りました。

後援会事務所でこの日記を内職していたら、立候補予定者説明会から立候補予定者と会計責任者が戻ってきたので、打ち合わせをしました。

 

とうとう、焼鳥屋も高級料理の仲間入り?

最近「高度化」した焼き鳥居酒屋が増えてきている。「高度化」とは、まず客単価が8,000円前後と高いこと。原材料が高騰しているという背景もあるが、それだけではなく消費者の「外食の楽しみ方」や経営する側の事情が変化してきて、それを従来の焼き鳥居酒屋が持ち得なかった「高度な売り方」によって解決している。これらの事例から焼き鳥居酒屋の新しいトレンドを紹介しよう。 

客単価7000円超の衝撃。いま焼き鳥居酒屋が「高度化」してきている - まぐまぐニュース!

この記事を読み進めていくと「天草大王」をつかっている店が紹介されています。

熊本県農業研究センター(旧熊本県畜産試験場)は、1976年から肥後五鶏の改良・復元を開始したが、天草大王はすでに1羽も生存せず、基礎鶏であるランシャン種が中国から輸入できないため復元は不可能と考えられた。しかし、アメリカでランシャン種が飼育されていることがわかり、1992年に輸入。これにシャモ(軍鶏)と熊本コーチンを交配させた後、7世代にわたり選抜淘汰を繰り返すことによって遂に復元に成功した(2000年)。復元された天草大王は姿形、羽色、鶏冠ともに絵画そのままで、成長した最大の雄は体重約7.5kgと文献を超える大きさに達した。
同センターでは天草大王の復元と並行して、これを利用した肉用鶏の開発を進め、天草大王に九州ロードを交配させることによって、肉用天草大王を作出した。復元された天草大王は「原種天草大王」、肉用天草大王は「天草大王」と呼び天草大王は2004年3月に特定JAS法により地鶏の認定を受けた。  

天草大王 - Wikipedia

天草大王 - 熊本県ホームページ

美味いのはたしかですが、あくまでも文献と絵画をもとに再交配してみた品種なんですよね。ブランディングが成功した例といいますか……。そもそも「地鶏」と「在来種」は違います。在来種の血が半分あれば「地鶏」です。まぎらわしいですね。

しかし、うなぎなんてしばらく食ってませんし(最後が2020年12月)、さいきんはカニカマしか食えずほんもののカニの味もわからなくなってます。寿司も駅前スーパーのサラダ巻きがせいぜいだし、これで焼鳥まで高級店になっちゃったら、いったいなにが食えるんでしょうか?

え?コオロギ?まさか(*´∀`)