美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

朝倉市江川 高木神社




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2021年7月3日、国道500号付け替え道路開通にともない、久しぶりに朝倉市江川地区の高木神社を訪問しました。

以前は地元の集会所が手前に建っていたのですが、取り壊されているようです。

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江川ダムで集落が水没した際、鉄筋コンクリート造で再建されているため、この建物そのものに見る価値はありません。ただ、小石原川ダムで残った住民も退去してしまい奉仕する方が居なくなったせいか、全体的に痛んできているようです。手入れをするひとが居なくなると、こうも神社って痛んでくるものなのですね……。

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正面左脇に境内社のお宮があり、見ると中央は石の御神体、向かって右手に厨子、左手が賽銭箱です。厨子のなかを拝謁させていただくと、どうやら男性の木像のようです。

すると、福岡県神社誌でいう大山祗神社2社とは、御神体が2柱並んで祀られているこのお宮のことでしょうか。

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境内からはなれた、むかし集会所があった裏手にも石祠がありました。

御祭神が天之御中主(妙見さま)、神皇産霊神(博多のお櫛田さん)、高皇産霊神(高木大神=英彦山)というのは、おそらく明治の神仏分離の際、大行事社から高木神社に改名するにあたって、造化三神をもって祭神と申請したからに違いありません。

すると、もともとこの地域の地主神に相当するのは、大山祗(山の神)ということになるのでしょうか。おそらくそういう理解で間違いないと思われます。

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境内に茶の木がありました。若い実がついています。自家用として栽培されていたものの種が落ち、境内に紛れ込み大きくなったものでしょう。

福岡県神社誌:中巻26頁
[社名(御祭神)]高木神社(天之御中主、神皇産霊神、高皇産霊命)
[社格]村社
[住所]朝倉郡上秋月村大字江川字馬場ノ原
[境内社(御祭神)]大山祗神社、大山祗神社、大神宮
[摂社(御祭神)]記載なし。
[末社(御祭神)]記載なし。
(2021.07.03訪問)