敢えてごまかしてきた面もあるんですよね。
ファイナンス理論の基礎、投資とギャンブルの違いを解説
投資と投機はちがうのだ、という当たり前のことを説明しています。
世のなかいろいろな投資家の本を読み勉強されているかたは多数居ますが、そんな勉強をしなくても原理原則は難しくありません。
資本主義が進展すればインフレで通貨は減価していきます。貨幣価値の推移を見ればわかるとおり、おカネをそのまま握っていれば、額面は同じでも使える価値は減っていくわけです。
食品や電気代の値上がりは、同時に、同じ金額で買える量が減った(価値が減った)ことを意味します。
通貨が減価する影響を減らしたいなら、インフレに連動しやすい株や貴金属にかえて減価を回避するというのが古典的手法です。そのため、私もむかしから純金積立と投信積立をやっています。
一時期、投信積立のパフォーマンスが悪化しオタオタしたときもありましたが、いまのところ8%台をキープしていますから、そこまで悪くはないはずです。
ただ、こういう投資どころか「老後に向けた資産保全」にちかい世界は、地味だし、こうやって文章に書きだしてみても、面白くありません。
やはり世間が求めるのは「爆益秒速1億円達成!」「1,000円が3日で10億円になる方法!」「20代FIRE達成者の優雅な一日に密着!」というような、射幸心をあおるものです。間違ってもこんな地味な文章ではありません。
雑誌やyoutuberなんかになれば、もっと切実です。「有料級」だの「極秘情報」だのと連呼しながら客を寄せ、カネを落としてもらわないと食っていけません。かたや銀行や証券会社も、自分たちが儲かるために仕組債を売るためのカモを鵜の目鷹の目で探しています。
いま、どこの金融機関でも一生涯にいくらお金が必要になるかシミュレーションできるホームページを準備していたりします。「あれはどこまで正確なんですか?」と某銀行に勤める大学の後輩に質問したら「あれは「正確な情報提供のため他行にある金融資産も入力してください」というところが重要なんです。うちに預け替えてもらえるカネがいくらあるか本人に入力させるところに意味があります」との返事。
カモにネギ持参で来いというわけで、さすが上手いことを考えたものだと思ったものでした。
11日の記録。
2割引き134円で買ったパンを朝食にしています。「トースターで温めると美味しい」とあったので温めてみました。ヤマザキさんにかぎらず大手のつくる「フランスパン」はかたさが足りません。あごが疲れるまでよく噛むと甘いあの感じがないためおススメはしませんが、値段のお手ごろ感を考えれば、贅沢は言えません。
食っていてバターっぽさが少ないわりに脂がのっています。マーガリン混ぜてるのか?と思い裏面をみると「バター入りマーガリン」だそうです。ただ、マーガリン特有の軽さを消すためか、バターそのものも追加配合されています。
「塩バターフランスパン」……まぁ、価格を下げるための努力だと思ってこれ以上書かないようにしましょう。