松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年1月15日の日録。

急に日本でも取り上げられはじめました。

この文章における某社は、必ずしも記事で取り上げられている上場企業を指すものではありません。指していませんっ!

youtu.be

英国で非常に注目度が高まっている郵便局員冤罪事件について 

【英国】英郵便局大冤罪事件!富士通はどこまで責任を負うのか!政府と企業の闇! - YouTube

広告宣伝費がマスゴミにどのくらい垂れ流されているのか想像もつきませんが、まったく日本では取り上げられてきませんでした。

「イギリス史上最大の冤罪(えんざい)事件」と呼ばれる郵便局スキャンダルに、日本企業が関わっていることをご存じだろうか?
2000年から2014年に、700人以上の郵便局長が横領や不正経理の無実の罪を着せられた事件。実際には、富士通の会計システム「ホライゾン」の欠陥で、窓口の現金とシステム上の記録額に不整合が発生していた。
この事件では、地域の郵便局の窓口業務を担っていた人々が、支店口座の不足額を埋めるために借金したり、横領罪で収監されたりした。これまでに72人の有罪判決が取り消されている。
また集団訴訟の結果、2019年12月に、郵政の窓口業務を担当する会社ポスト・オフィスが555人に対し、計5800万ポンド(約90億円)を支払うことで和解している。
長年、ポスト・オフィス側は「システムには問題がなかった」と主張したが、高等法院の判事は、システムのエラーや不良のため郵便局の支店口座で不一致が生じたと判断した。
今年2月14日からは、この事件に関する公聴会が開かれている。年内続く予定で、ポスト・オフィスと富士通、そして英政府がシステムの欠陥を知っていたのかが焦点となっている。

富士通の会計システムが引き起こした英郵便局スキャンダル - BBCニュース

日本でも簡易郵便局という制度があって、郵便局を誘致したい(営業したい)企業さんや地公体、個人などが日本郵政と契約し、郵便局を開設することができる仕組みがあります。イギリスでも同様で、その下請けと本社がやり取りする会計システムに不具合があり、残高が合わなくなって、自腹で補填させられたり、横領罪で問答無用で逮捕されたりしたわけです。

被害者は「濡れ衣だ!」とながねん訴え続けてこられたわけですが、ポストオフィス(日本でいう日本郵政)とイギリス政府が欠陥を隠ぺいしてきたのではないかという点と、富士通のイギリス政府案件への食い込みぶりにも、焦点があたりはじめています。

被害者の一人のサリー・ストリンガーさんは、この問題が最初に表面化してから20年たった今も、富士通が英政府の契約を獲得し続けていることに憤っている。
(略)
富士通は、イギリスで郵政の窓口業務を担当する会社「ポスト・オフィス」にソフトウェア「ホライズン」を納入した。その欠陥が大規模な冤罪(えんざい)事件につながった。だが同社では誰も責任を問われておらず、被害者への補償金も一切支払っていない。
その一方で、富士通は英政府のITサービス関連の高額契約を獲得し続けている。

富士通に補償求める声、被害者らから噴出 英郵便局スキャンダル - BBCニュース

世のなか、非常に政治的な営業をする会社さんがあります。ここでは某社としておきます。某社は地公体の職員に仕様書の案を持ち込んで来たりするわけですが、とうぜん、自社に有利な内容になっています。

複数社を念頭に添削して仕様書を書き直し指名競争入札に持ち込むと、自らが提示した案と公表された最終の仕様書の違いをリストアップし、(金額次第ですが)入札で負けたら警察に「(自分たちが当初案を持ち込んだことをごまかして)自社に不利な仕様で入札が行われた」と盛ったタレこみをします。私もやられて警察に事情が聴きたいとお招きにあずかったこともありました。金額がそこまで大きくない案件の場合は、わざと他の部署の職員さんに聞こえるように「他社の肩を持った」と大声をあげます。役所の人事部署に「こういう不正が疑われるので調査してほしい」といった怪文書が漂着する場合もあります。そうやって疑念を抱かせ、気に入らない奴は人事異動でどこかに行くよう、仕向けるわけです(まぁ、他社も議員つかってねじ込みとかふつうにやってたのですが。小銭欲しさにそれに乗る下衆は始末におえない)。

某社ほか数社については、そういう政治優先の昭和な営業スタイルが目立ち、私もほかの地公体の職員さんも警戒していました。「圧倒的に純和風の営業スタイルだなぁ」と当時は思ったものです。

某社が他社よりすごかった点は、逆に手のひらに乗ってくれる地公体の職員さんには徹底的に尽くす点で、タクシー◎ケットとか渡してました。

傍からみて笑うしかありませんでしたけどね……。

個人的に注目しているのは、2点です。

純和風な「政治が優先する」営業スタイルだとおもっていたのが、じつはイギリスでも通用する営業スタイルだったのかどうか。日本同様、イギリスも政治的にねじ込んだらあとはなんとでもなる国かどうか、という点。

もうひとつは、被害者の救済がどこまで進むかという点です。某社しっかり賠償金払ってくださいね。

しかし、毎週カネがズレていたとか、とんでもないものを下請けに使わせてたわけで、すごい話です……。

 

朝からたこ焼き。足が痛いが休めない( ノД`)

GPSログだけだと土日で22km歩いたことになるのですが、アプリでは足しても16kmほどにしかなりません。どこかバグっているのか、GPSログがおかしくなっているのかは謎ですが、とにかくだるくてしかたがありません。

八ちゃん 大玉たこ焼24個 商品情報 | 株式会社八ちゃん堂

というわけで作る気力がなく、朝から昨晩食った冷凍たこ焼きの残り8個(24個入りの16個は昨晩いただきました)と、インスタントの味噌汁で朝食です。

あとは、サクッと帰れるようめんどうな客が営業時間中に来ないことを祈るばかりです。

「ちょうど一年前に、東京都神社庁の元職員による横領事件が発覚した。当初小野貴嗣神社庁長は、腹心である元職員を軽い処分で済まそうと考えたようであるが、神社庁の調査で新たな横領が判明するなどしたために解雇され、警察に被害届けも出されたという。
しかし、まだまだ不明な点が多く、これから三千万円を超える横領金の使途について、神社庁による本格的な再調査が始まるようだ。そして、これまでの経緯から考えれば、関係者の目は、その使途に、神社本庁の常務理事として田中「なほ在任」総長を支える立場にある小野庁長自身が関与していたか否かに集まることであろう。」

「さらに奢れるものは、神政連や小野庁長ばかりではない。昨年夏に伊勢市内で開催された神社スカウトの全国大会で、大会幹部らが皇族の御接待という名目で開いた宴席で、常識はずれの浪費を認め、その支払いをめぐり問題が生じているという話があるのだ。誰が出席していくら支払ったのか、不明な点が多いのだが、事実であることはまちがいない。詳細がわからないのは、宴席には田中一派の影がちらついているため、緘口令が敷かれて関係者は口をつぐんでいるということらしい。」

自浄.jp

山中を歩いていて、ふと気になりこのWEBサイトを眺めました。

山中で切り株に腰かけて休憩していてふとひらめくくらいですから、やはりそこには啓示があったのでしょう。

全国の神社からかき集めたテラ銭がどういう使われかたをしたとしても、あくまでも宗教団体の内部のことなのでとやかく言う必要はないのですが、少なくとも神社でお賽銭を奉納されているかたにたいして、その一部は上部団体に献納され、高級シャンパンでどんちゃん騒ぎするために使われています、とか、ネコババしてやりたい放題です、とか、土地ころがしで利益を抜いた奴がえらそうにしています、という実態は伝えるべきでしょう。

問題は、こういうゴロツキから抜かれるのにある程度目をつむらなければ、お供え物や社殿の修繕・補修、境内整備にかかる費用の一部になればと賽銭を投げ込むこともできないということです。まぁ、ふつうにかんがえて下っ端がろくでもないなら上もとんでもないというのが組織を見るときのセオリーですし、いよいよ厳しい時代になるということなのかもしれません。

あと何年カネが続いてこの世に居られるかどうかはわかりませんが、生きている間に「あのひと神社とか行くらしいよ」と侮蔑の目で見られるような時代には、ならないで欲しいものです。

ここまで来るとそうなりかねない気もするのですけどね。