松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年10月27日の日録

まぁ、自◎党はさっさと河◎太郎をどっかやってごめんなさいするべきだな。あと尻振ってる◎明も。

レセコンの仕様がオンライン資格確認システムに対応しておらず、正確な負担割合が表示されないといった問題も多発している。
千葉県船橋市の船橋二和病院・ふたわ診療所では、マイナ保険証をカードリーダーでかざした際に、高額療養費制度の「限度額情報を提供しますか?」という画面が現われ、「提供しない」をタッチした場合に、負担割合が正確に表示されないといった問題に直面した。70歳以上74歳の高齢者の場合で、本来は収入に応じて3割と2割に負担割合が分かれるはずが、一律3割になっていた。

マイナ保険証、今度は「窓口負担誤表示」多発の実態 信頼失墜し利用率が低下、紙の保険証廃止は無理筋 | 医療・病院 | 東洋経済オンライン

すでにいろいろとあきらかになっているのでここでさらには申しませんが、総理総裁ねらってるかなんだかしらんけど実績づくり手柄づくりで周囲を振り回し保険証廃止を急いで仕事はポンコツという、この混乱させる達人はどうにかならんものですか

たしかに数件レベルだし、システムではなくひとの間違いであっても、なにもかんがえずどんどん制度と電算システムを上乗せしていけば使いこなせず混乱するのは、よほど人間の可塑性を信じ切っている経済学者でもないかぎり(私が近代経済学を嫌う理由はこれ)、想像つくことです。

あと、いつも与党でいることが最優先なもう片方の与党も、どうなんでしょう。

新進党が1996年に与党奪取できなかったとき、Dが「小沢に裏切られた!二度と信じない!」と、都議会与党を死守するため新たな政界工作を指示された旨、私のような他党のビラ配りから合流した末端まで伝わってきました。あれから1997年の新進党分裂→1999年の自自公連立→2000年の自公保連立と、つねに与党でありつづけるという目標はずっと達成されているわけで、こういう国民生活に問題がおきる案件くらい、もうそろそろバラマキと土木利権以外で存在感を示されても、いいとおもうのですけどね

 

26日の残りと27日朝の記録。

12時になってすぐ昼飯にありつくことができました。

外にでかけるまえに空を撮影してみました。雲が多めです。

今日はおどろくほど客も来なければ誰にも会わない日でした。定時で事業所を退勤し、ひさしぶりに近所のお店でハンバーグをいただきました(しかも2枚)。

なお、もうそろそろ来年4月の車検と、年末のバッテリー交換に向けてケチケチ作戦を再始動しないといけません。外食も月に1~2回くらいにしないと……。貧乏がにくい。

帰宅してから洗濯機をまわし、昼の弁当用に炊飯器をセットして、なんと寝落ちしてしまいました。起きたら夜、0時半を過ぎていました。

「保温」でうっかり5時間放置です。数時間もごはんを「保温」で放置しておくと、そのあいだに傷んでしまいます。ほんとうはごはんが炊けてすぐタッパーウェアに詰め替え、冷凍庫にいれて保管しないといけません。

しかたがないので順番を繰り上げ、この二つはさきに弁当に持参することにしました。

 

とんじる?ぶたじる?

私は福岡の生まれです。いちおう筑豊ということになっていますが、厳密には旧小石原村と旧嘉穂町の境にある嘉麻峠のあたりで、一般的な筑豊=産炭地のイメージからほどとおい農村です。

ここでは、すくなくとも私が子供のころ「豚肉」+「とういも(さつまいも)」+「麦味噌」の3点を組み合わせた「肉入り味噌汁」が「ぶたじる」でした。

せいぜい「とういも」が手にはいらないときに「さといも」に置き換わるくらいで、基本線はこの3点セットだとおもいこんでいたのですが、世間ではどうやらそうではないと気づいたのは、高校の頃でした。福岡市内で映画をみた帰りに吉野家でメニューに豚汁を発見し「ぶたじるもお願いします」と言うと、店員さんがじっと見て「とんじるついかー」と声を上げます。

(え?)(とんじる?)(日本語大丈夫?)(このひと日本人?)

と、こんどはこちらがかたまります。

そして食ってみると、いもが「じゃがいも」です。

じゃがいもは火が通りにくく時間がかかるため、なかなか味噌汁の具につかうことはありませんでしたから、意外と新鮮でした。

どうやらこの世には、とういも(さつまいも)やさといもを使う「ぶたじる」と、じゃがいもを使う「とんじる」の2種類が存在するらしい(後述のとおり、のちにこの理解は修正されます)。それまで気にしたこともなかったのですが、いちど気になると折に触れて気にするようになります。

やがて齢をとり、どうやら「ぶたじる」と「とんじる」は、使ういもの違いではなく、関東が「とんじる」、九州が「ぶたじる」なのだと気づきます。大阪ではなんとか「ぶたじる」でも、なんとなーくわかるようです。

そして、若いころ基本の3点セットとして認識していた「豚肉」「とういも(さつまいも)」「麦味噌」の組み合わせを、九州島外ではまずみかけません。

九州内でも「とういも(さつまいも)」「さといも」「じゃがいも」と、いもは手にはいったものをつかいます。けっして「とういも(さつまいも)」や「さといも」が手にはいる季節につくる豚肉入り味噌汁が「ぶたじる」というわけではありません。季節料理のあつかいではなく、通年料理なのです。

九州を出ると麦味噌はありませんから、東京資本の全国チェーンは信州味噌ベースです。麦味噌からくる甘さではなく、あとからみりんかなにかで甘味をつけているところがおおいのも特徴です(my舌センサー的に松屋は確実にみりん。吉野家は砂糖)。いまのところ赤だし単体の豚汁というのは出くわしたことがありません(信州味噌に赤だしを混ぜて、敢えて味を締めたものをどこかの空港でいただいたことはあります)。

つまり、豚肉といも入りの味噌汁というのが現在の基本線で、あとは調達しやすい具材でアレンジされた料理という理解でよいようです。

「豚汁」は“ぶたじる”“とんじる”どちらなのか?「とんじる」と呼びたいところを、土地にあわせて「ぶたじる」と呼んではいるのですが…という投稿を頂きました。

実はこれ、NHK福岡でも悩む問題なんです。放送上はどちらの読み方でもよいのですが、九州向けのニュースでは「ぶたじる」のほうがなじみ深いのではないか、とつい最近も議論になりました。

「豚汁」は「ぶたじる」?「とんじる」? - ロクいち!福岡 - NHK

NHK福岡放送局にかぎらず、「ぶたじる」なのか「とんじる」なのか、すこしgoogle先生に質問するとあれこれ調査した結果が検索できますので、読み比べると発見があります。

 

すごい。

youtu.beSymphony No. 3 (1st movement) / Gustav Mahler / Klaus Mäkelä / Oslo Philharmonic - YouTube

マーラーの交響曲第3番は、第一楽章のラストが上手く決まらない演奏はこの後もダメだとおもっています。なかなかすごい。最後の行進が駆け足になっちゃってますが、その手前でしっかり楽園の光景がひろがり、素晴らしい。

Mahler: Symphony No. 3 in D minor | Royal Concertgebouw Orchestra & Klaus Mäkelä & Jennifer Johnston - YouTube

こちらはオスロ・フィルではなく、コンセルトヘボウ管弦楽団とのもの。

第一楽章終わって拍手でますよこれ。