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鳥居のさきに境内にむかう石段があるのですが、踏面がくるってかたむいており、なんとかおりることはできましたが、利用は危険です。
神社の横にため池があり、堤防を歩いて神社境内にはいることができます。この石段をつかわず、こちらから境内に進入しているとおもわれます。
むかし土俵だったであろう土盛りの跡の背後に、本殿のお宮が建っています。
拝殿があったころの画像は上記を参照ください。
基礎をのこして拝殿部分が解体されており、本殿となるお宮に、じかに賽銭箱がおかれています。
境内にはほかにも２社、お宮と石祠があるのですが、福岡県神社誌に記載がありません。
薦野氏は筑前国糟屋郡薦野の国人領主。祖先は宣化天皇の末裔である多治氏であるという。
ここはこの地域を治めた薦野氏（こもの）の居館跡とのこと。
杉をはじめ木々にかこまれてしまっていますが、すきまから、薦野地区をみわたすことができます。
どうやらこのため池、鯉の養殖をしていたようです。境内に看板が落ちていました。
福岡県神社誌：下巻３８１頁
[社名（御祭神）]若宮神社（大雀天皇）
[社格]無格社
[住所]糟屋郡小野村大字薦野字矢落
[由緒]記載なし。
[境内社（御祭神）]記載なし。
（2022.09.12訪問）
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。
