松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

北九州市門司区恒見町 恵美須神社


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地理院地図に鳥居マークがあるため、神社があるとおもって訪問してみました。

社号標かとおもって近づくと「魚族供養之塔」とあり、この神社の名前ではなさそうです。

現地をとおりかかった帰り道の小学生によれば「えびすじんじゃ」とのこと。

福岡県神社誌下巻160ページから抜粋・加工

福岡県神社誌下巻の恒見八幡神社に関する説明で、1908年(明治41年)に同じ恒見地区の東條集落にあった「恵美須社(御祭神は事代主、大己貴、蛭子神)」を合祀したとあり、この恵美須社で間違いないようです。

門司区恒見・今津・吉志周辺地区の史跡等

周防灘に面する恒見漁港では、カキの養殖が盛んで、平成10年には、県や他の漁業関係者とで「豊前海区かき養殖研究会」を結成、カキの名称を「豊前海一粒かき」と統一しブランド化を図っています。冬場の日曜日には、直売も行われています。
直売が行われている組合作業所の一角に、生魚仲買人組合が建てた全国的にも珍しい「魚族供養之塔」があります。

松ヶ江南市民センター 名所旧跡

福岡県の牡蠣養殖は、ここ恒見から!
かつて海苔養殖が盛んだった豊前海。昭和50年代にはこの海苔生産に陰りが見え始め、新たな漁業の導入に迫られました。この状況を打開すべく、いち早く牡蠣の養殖に目を付けたのが、ここ恒見(旧恒見漁協)でした。昭和55年には、広島県、岡山県、宮城県などの先進地に足を運び、早くも、翌昭和56年から福岡県で初めて牡蠣養殖を始めました。以来、たゆまぬ研究と工夫を重ねて、今日では大粒ですこぶる身入りのよい『豊前海一粒かき』として、全国に出荷されています。

可能であればまた冬の、牡蠣の季節に来訪したいとおもいます。

福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.08.31訪問)
 
訪問当日の様子はこちらに掲載しています。

8月31日の日録のつづきと、9月1日の日録 - 美風庵だより