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現地にたどり着くと、鳥居の脚の部分が、残されていました。
元の参道(石段)は草木におおわれて跡形もありません。門司区役所の「全面通行止」の看板が立っています。
大正時代の地図には神社の記載があります。現在の地理院地図にはなく、googleマップに「宮地嶽神社跡」という記載があり、探してみることにしました。
現地にたどり着くまでの経緯は、過去の日記に記載したとおりなのですが、おそらく昭和期に付け替えられた参道は途中から封鎖されており、現在訪問できるのは、大正時代の地図にも記載がある道のみです。
狛犬さんはそのままのこされています。草木が邪魔でよく台座まで視認できなかったのですが、昭和3年(1928年)と読めるため、おそらくそのころに設置されたものでしょう。
逆光でうまく写っていませんが、鳥居には昭和2年(1927年)の日付があります。鳥居の付近に大きめの石がいくつか転がっており、脚だけ残して上部を解体したもののようです。
神社の社殿があった場所は、すでに建物はありません。
おそらく社殿があった場所に、鉄網がみえます。あの位置に鉄網があるということは、その下には擁壁があるということです。推測ですが、大雨かなにかで山崩れがあり社殿が崩壊し、そのまま復旧を断念したのではないか?という気がします。
福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.08.09訪問)訪問当日の様子はこちらに掲載しています。