松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

福岡市博多区元町1丁目 十日恵比須神社


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お堂のなかに本殿となる神棚があります。装飾も立派なものです。

雑餉隈駅通り
十日恵比須神社縁起書
十日恵比須神社の起こりについては 明治三十五年六月 今より約百十有余年前当時 この地がまだ筑紫村那珂村大字麦野国鉄雑餉隈停車場と呼ばれていた頃にさかのぼります 当事、この地の住人に国武嘉平次という人がいました 嘉平次氏がかつての那の津と呼ばれた須崎海岸を 散策しているとき 浜の渚に半ば砂に埋もれているいわくありげな石を見つけました 堀り出したところ由緒ある石のように見受けられたので砂を払ってご神体としました。不思議な縁のあるご神体に嘉平次氏は、これぞ神様が自分に祭祀を託されたものと大層喜び早速我が家に運んで真心を込めてまつりました。元町の守護神としておまつりすることの始まりは、次の通りです。かつての村は町に町は市に昇格併合されて移り変わりゆく中 都市計画による街道の変化などに昔の面影を残す町並みの姿を何事かにこと寄せて残す手立てはないかと町の当時の有志の人々が寄合い相談し合いましたその結果、この國武氏の守護神をおまつりすることになったのです。恵比須様を町にお迎えし町内の守護神として十月十日に謹んでおまつりすることを師走の行事として今日に至っております
令和二年七月

いわくありげな石にえびす様を彫ったものが御神体のようなのですが、海岸で拾うにはなかなかの大きさです。

福岡県神社誌:記載なし(発見できず?)
[社名(御祭神)]?
[社格]?
[住所]?
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2022.07.08訪問)