松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年3月17日の日録

16日夜から17日にかけての記録

選挙カーの行程などを打ち合わせて帰宅すると、先日注文した玄米酒が宅配ボックスに到着していました。明日、試飲することにして、とりあえず3本ならべて撮影しました。

17日、朝立ちのため自宅を出ると、古処山地越しに雲がかかっています。

たしかに筑豊のほうが雲はおおめです。しかも、パラ、パラと雨と呼べるかどうか疑問なくらいの水滴が落ちてきます。

いつものように8時半で朝立ちを切り上げ、昨日届いた酒を試飲しようと、急いで甘木に戻りました。

この後に書くお酒の試飲後、なんと3日ぶりに風呂にはいります(笑)

帰りが遅くなると風呂を沸かす気力もなく、あたまからシャワーだけで済ませていたのでじつに気持ちよく昼風呂につかりました。

20日に立候補予定者説明会で、4月23日の投開票日まで残り1か月。

ああ、収入がつらいなぁ……(泣)

 

「長寿金亀赤 玄米」「長寿金亀 青90」「長寿金亀 緑60」

【金亀】岡村本家オンラインショップ

長寿金亀赤 玄米 生原酒 720ml 【金亀】岡村本家オンラインショップ

長寿金亀 青90 720ml

長寿金亀 緑60 720ml

あれだけ貧窮だ困窮だ死ぬ死ぬと書いておきながら、滋賀県から4合瓶3本取り寄せました。玄米酒、精米歩合90、精米歩合60と、米の磨き方がちがう3種類です。

飲みすぎないよう、3種類とも60mlきっちりはかってコップに注ぎます。

玄米酒は圧倒的に黄色で、薄い梅酒といってもわかりません。

3種類ならべると、米の磨き具合がみごとに色に反映しているのがわかります。

「長寿金亀 緑60」は、香りがよく味わいもきりりとした印象です。比較のため常温で飲んでいますが、たぶん燗をして甘みがでたところで、濃い味の煮物などをあわせるとよさそうです。常温だと甘くは感じませんが濃厚で、米のうまみがします。このあとの2種類のインパクトがでかすぎて、どうもうまみのつよい純米酒という印象を脱することができません。たぶん単品で飲むと、もっと味わいのよさがわかるんでしょうけどね……。

「長寿金亀 青90」は、くちに含んですぐ酸味とうまみが押し寄せ、酒か?といっしゅんかんがえてしまうほどです。舌の上をころがすと酒かすや米の味がしますから日本酒なのは間違いありませんが、白ワインっぽさも残しています。ビックリするほど飲みやすいのは、酸味だけでなく甘みもつよいからで、それでいてワインのように匂いが邪魔しないため、おつまみ(ブナシメジのソテー)が美味しくいただけます。ちなみに精米歩合90とはいわゆる「白米」です。炊いてご飯として食う場合の7分搗き、5分搗きは、精白歩合で表記するならそれぞれ93・95という意味で、いかに酒が米を削ってつくるかがわかります。

本日のメインイベント「玄米酒」を最後にいただきます。酒を熟成したときの匂いに、酒かすや米そのものの匂いが強烈に加わります。これだけだとてっきりどぶろくのように甘くて炭酸が舌にのるのかとおもいきや、きちんと日本酒として三段仕込みで仕上げられ、匂いから想像するほど甘くありません。

それでも、酸味と甘みがつよく、味だけなら薄めた梅酒です。舌に感じる甘みのつよさだけなら、みりんと比べてもよいでしょう。食中酒にするには濃厚すぎますが、アペリティフには面白いとおもいます。この味わいの濃さと主張はこれまでにないもので、飲み込んで舌のうえにはすでにないはずなのに、しっかりと米の香りがのこり、存在を主張しつづけます。まさに灘酒の対極。

3種類のうちいちばん気に入ったのは「長寿金亀 青90」です。ごはんのおかず(煮物とか焼き魚とか)をアテに飲め、それでいて米のうまみや酸味、匂いも感じることができます。「玄米酒」は「90」の3割増しくらいで「濃く」、よほど選ばないとどんなつまみにも勝ってしまうため、量が飲めません

ただ、この3種飲み比べておもしろいのは、精米歩合が低いものほど「濃い」が、根幹の味わいは一本筋がとおっていること。兄弟や親子が似通っているのにちかい錯覚をかんじます。これはおもしろい。

3種類試飲終了後、いちばんおもしろかった「玄米酒」を小さめの冷酒グラス(むかし水をお供えするのにつかっていたもの)に注いで、神棚にお供えしました。

 

言論弾圧でもやるつもりか。

インターネットで配信される番組にも放送法の「政治的公平」と同様の規律が求められるべきなのか、国会で質疑が行われました。立憲民主党・石川衆院議員:「ネット上を見ますと、政治的な思想が前面に出ている番組も多く存在すると。こうしたネットも含めて政治的公平性をどう捉えていくのか、どういう姿勢が総務省に求められていくのか」松本総務大臣:「インターネット上の映像配信サービスは放送法の適用を受けないサービスであり、(放送法)4条の規律を受けることはございません。現時点において、(石川)委員ご指摘のような新たな規律を導入することは考えておりません」松本総務大臣はインターネットに放送法と同様の規律を設けることについて「表現の自由や政治活動の自由を保障する観点から慎重を期すべき」との考えを示しました。

ネットにも「政治的公平」が必要か…国会で議論に(2023年3月14日) - YouTube

立憲の所属議員がなにをトチ狂ったかとしばらくかんがえてみたが、意味が分かりません。

元アナウンサーという経歴から推測するに、おそらく、テレビ局からみれば「政治的公平」という放送法の要求が自分たちは一方的に課せられているのに、ネットは自由奔放なのはどうか?という不満があって、その方向から質問がなされたものでしょう。

まさか言論の自由もへったくれもねーよぜんぶ弾圧せれ、立憲が気に入らない主義主張は逮捕させろという意図ではなかろうとおもいます。

これ、ホントしょうもない話でして、テレビ局に課した「政治的公平」はいい加減取り払うべきなのです。各局が自由に自分の支持党派を表明し、勝手にやりゃあいい話で、それが受け入れられれば広告収入が増えるし、受け入れられなければ、減る。それだけのことです。むしろ、テレビのほうを自由化するべきなんです。

動画で見かけた感じでは、あきらかに私より年下のはずなのに、感覚がふるいというか……。