美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

7月26日の日録



12月以来の上京

福岡空港ではなく北九州空港を利用すると、交通費が安く済むことに気づき、数えるほどしか利用したことがない北九州空港にやってきました。

北九州空港

北九州空港は福岡空港よりも始発が早く最終便が遅いのが特徴です。

コロナ以前は北九州空港5時10分発・羽田空港7時着、羽田空港22時55分発北九州空港0時35分着の便がありました。じつはこの早朝深夜便を利用するとき以外、まず足を踏み入れたことがありませんでした。

今回、ふつうの時間帯にふつうに初めて利用します。

まずJR西小倉駅近くの知人事務所に行って、そこで雑用をしてから、JR小倉駅から北九州空港行きの連絡バスに乗ります。到着してエスカレーターをあがるとすぐ手荷物検査場なのですが、トイレを探して右往左往します。

手荷物検査を終えて売店でコーヒーを買って、搭乗手続きを待ちます。

全日空の共同運行便で、久しぶりにスターフライヤーに乗ります。エアバスA320です。

フラップを出して、離陸態勢に入ります。

子供のころ、外がみえるのが怖く、飛行機は必ず通路側でした。齢50が近くなって、やっと窓側が怖くなくなってきました。情けない話ですが……。

飛行機が徐々に高度を下げ、羽田空港がみえた瞬間、2列前に座っていた男の子が「ままぁ!この飛行機、落ちよるー」と泣きべそいりで大声をあげました。

は?

これ、着陸してるんだよね?とおもった次の瞬間、夏休みで飛行機初体験の子なのかもな、とおもい至ります。初めてだったら、たしかに着陸と墜落の区別はつかないかもしれません。

声の調子からして小学校低学年か幼稚園くらいですが、パニック映画大好きってわけでもないかぎり、もし墜落だったら、周囲の大人が騒いだりギャン泣きしているだろうとは、さすがに発想にすらないでしょうし……。

小室直樹「日本人のための経済原論」

小室直樹 日本人のための経済原論

最近かかわっている現場の現場監督(20代男性)から「基礎を勉強するのにオススメ」を訊かれたので、小室直樹さんの「日本人のための経済原論」を勧めました。他人に勧めた手前もあり、ひさしぶりに読み返します。

元が30年前の本ですから、時事ネタになると極端に古くさくなるのは仕方がありませんが、基本的なかんがえかたは、今も通用するのに驚かされます。ただ、小室さんが見誤った点があるとするなら、日本の国力が彼の想像以上にすごかった点でしょうか。

この本のとおりなら、数年も経たずに財政破綻してもおかしくはなかったのですが、なんと20年以上も破綻せず踏みとどまってしまいました。無理やり延命したことの代償が、いま、恐ろしいほどの勢いでのしかかってきているのですが、その話はまた後日。

iPhoneで電子版を読むよさは、みえにくいときは文字の大きさを自由に変更できることです。老眼に近眼なので、ほんとうにこの

穴守稲荷神社再訪

羽田空港に到着し、ホテルにチェックインする前にまず、穴守稲荷神社を再訪しました。

これまで1,000社以上お宮さんを訪問しましたが、当時の実質最高権力者から仕事場を追放されたり、コロナ暴落で総資産が▲になってギャン泣きのとき、宝くじが当たったり、仕事が舞い込んだりしたのは、地元の旧県社2社と、八代の妙見宮、そしてこの穴守稲荷神社さんだけです。

京急線を穴守稲荷駅で下車したときは気づかなかったのですが、駅舎を神社に見立てて鳥居奉納しているのではなく、駅舎を出たらすぐ穴守稲荷なんですね。今日まで裏表を逆に認識していました。

コンちゃんは、駅のマスコットではなく、一の鳥居の守衛さんだったわけです。

駅から最短で境内にはいれる南参道から、穴守稲荷神社を訪問します。

むかし狐塚だったところに飛龍明神が移設され、いつのまにかキツネさんと見ざる聞かざる言わざるの三猿の石碑まで、建っています。

もともとは建築基準法対応や消防関係の問題があったのでおこなったそうなのですが、境内はすっかりいまふうになりました。いつのまにか立派な記念碑が建っています。このなかに、本名で私の名前もあります。

雰囲気がむかしに似てきたとおもったら、過去に奉納されたミニ鳥居で境内のあちこちに装飾が施されていました。パッとみて、神職らしきかたがたは男性しかいないのに、こういうセンスってどこから出てくるんでしょう?

稲荷山(築山)の入口付近にも、鳥居がへばりついています。

狐塚に手をあわせて、キツネさんに乗った神様の人形が増えているのに気づきます。

ちょうど社殿裏手にある福徳稲荷のキツネさんは、GHQの命令による強制退去後、旧敷地内で埋められていたものを掘り起こしてふたたび飾るようになったもので、この神社で唯一の戦前生まれです。はじめてここに来たときは怖かったのですが、ひさしぶりに近づくと、米軍の重機で踏みつぶされたものを、セメントで修復した跡がはっきりわかります。

ちなみに、子どもを抱えているかあちゃんのほうが、目つき悪いです。

最後に、水琴窟にバシャバシャ水をかけて、水滴が落ちる音を楽しみます。

羽田イノベーションシティ

数年ほど利用していたホテルが、コロナ陽性者受け入れのため休館となっているのは気づいていましたが、そのまま他のホテルチェーンに売却されてしまいました。

今回、はじめて羽田イノベーションシティなる場所のビジネスホテルに泊まります。

《公式》HANEDA INNOVATION CITY -羽田イノベーションシティ-

もっと近くにみえるかとおもっていたら、意外と第1・第2ターミナルって遠いんですね……。

「杉作」

杉 作

ホテルに荷物を置いて京急線に乗り、ミューザ川崎にやってきました。はやいですが、いつもどおりミューザ1階の「杉作」で牛タン定食をいただきます。

福岡や小倉で美味い牛タン屋さんさがせばあるんでしょうけど、こういう牛タン定食(白菜漬+唐辛子+牛タン+麦飯+尻尾スープ)を推している店はあまりないので、ここに来たときに、食いだめしておかないといけません。

「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2022 洗足学園音楽大学」

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2022 洗足学園音楽大学 - 美風庵だより

そのあと、おめあての演奏会に行って、終演後、京急線でホテルに戻り、寝ました(演奏会の感想は、べつに掲載しています)。