美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

8月15日の日録

【本日の所持金:43,851円】

生活困窮者です。

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8月12日の日録 - 美風庵だより

先日、ほぼ2年ぶりに積立設定をいじったばかりだったのですが、あらためて各社の新製品を眺めてみると、いろいろ考えることがあって、再度設定を見直しました。

かなり大幅にいじったので、思い切ってリバランスを予約しました。証券会社の設定画面には8月17日実行と表示されていますが、実際にはリバランス分の解約が17日に発注され、いったん現金になってから、再度、その現金分の投信を買い増す仕組みなので、だいたい4,5日ほどかかります。その間、毎日2,000円ずつの積立が止まる(失効する)ため、なかなか手をだせなかったのです。

資産ごとの構成比に変更はなく、為替ヘッジ「あり」「なし」比率も変更ありません。信託報酬が高めのものから、新しく登場した信託報酬が安めのものに乗り換え、入れ替えた銘柄をリバランス設定で、解約・購入します。

先日まで、全体の信託報酬が年0.2390%だったのが、今回の見直しで年0.2128%まで下げることができました。

最近のインデックス投資ブロガーのサイトを眺めていると、どうもバランスファンドや、外国株を対象とした投資信託にまとめ、本数を減らすのが主流のようです。

バランスファンドは、1本でさまざまな資産に投資が出来るもので、積立して放置しっぱなしで資産拡大といううたい文句で売られています。20歳のときに純金積立の口座を開設してずっと遊んできた経験から言うと、景気の良し悪しにあわせて、ある時は土地、ある時は株、ある時は貴金属と高騰する資産が変動していきますから、十把一絡げでは、もし現金化しなければならなくなったとき、困ります。

冒頭に投資信託積立の設定画面をキャプチャして掲載していますが、「~%」とあるのが、リバランスする前の投資信託の損益の状況です。株・債券・リート(不動産)と、それぞれで損益率がバラバラなのがおわかりいただけるかと思います。バランスファンドとは、要は「合計欄」の合算した損益率でOKと割り切る商品なのです。生活困窮者が20本以上の投資信託をバラバラに設定しているのは、万が一現金化しなければならなくなったとき、最も含み益のあるものを解約して、当座の損を最小限にするためです。

それに「各資産均等」というのも考えもので、少子高齢化で先行きがくらい日本経済、軍事力を背景にまだまだ君臨し続けるであろう米国、これからも底堅い資源国各国が均等に成長していくはずがありません。

 

  ○

 

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8月15日なので、実家(本家)の氏神様の祠と、墓地をお参りに行きました。

地域を支える住家が減り続け、月に1度の掃除もきちんと行われているかどうか怪しい状況で、舗装は割れ、石段には落葉が積もりっぱなし。生活困窮者がまだ子供の頃は、この一帯が雑木林だったのですが、今では孟宗竹に荒らされてしまっています。そして「ふくっちゃま(福智山)」と何故ここが呼ばれるのか、既に故人となった年寄りに訊いてもわかりませんでした。

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いまになってみれば、福智山の麓にある集落名で、ある程度関連性は推測がつきます。もしかすると、この説をとった場合、江戸時代に日田の代官所から秋月藩に移籍した、という言い伝えと食い違う可能性があるため、気づいていても誰も指摘しなかったのかもしれません。元々の家紋は鷹の羽紋ですので、普通に考えれば、英彦山神宮の拠点が朝倉市黒川に移転する以前、まだ福智山の麓に拠点があったころから、英彦山に仕え、なんらかの事情で日田代官所秋月藩と主を替えながら存続したと考えるほうが、わかりやすい気がします。

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本家のある集落そのものが廃絶寸前ですから、手入れも行き届かず御神体の石のまわりはごみと小石が散乱しています(そのため写真に手を加えました)。ごみのほとんどが、お供え物を犬猫がかじった残骸です。写真撮影後、思い切って裏手に棄てました。小石は、英彦山神宮豊前坊に年1回御札をいただきに行く際、境内の石をひろってもらって帰ってきていたものです。

おそらく、境内の石を持ち帰ることで、御神威をいただくことを考えていたのでしょう。

集落の家も半分以下になり、すでに絶えた習俗だと思っていましたが、いまだにやってたんですね……。驚きました。

御神体の横に立てかけてある英彦山神宮の御神札はまだ新しく、最近誰かが行ったのだとわかります。子供のころの記憶では、火の用心の祈祷といっしょに秋に行っていたような……。

ところで、この御神体3柱は誰でしょうか。福智山のてっぺんには、小笠原藩の「福智社」と黒田藩の「福智社」があります。小笠原藩の福智社は、大己貴(大国主)、イザナギイザナミ保食神が祀られています。黒田藩のほうは、天照大神保食神、月読大神が祀られているとされます。

田川のほとんどのエリアが、もともとは今でいう「出雲の神」が開拓した土地であり、そこが高木大神(高皇産霊神)と天之忍穂耳の勢力で上書きされたとみれば、大己貴(大国主)が祀られているのは当然のことでしょうが、天照大神月読命保食神という組み合わせを見るかぎり、どうもまた違う理解が必要である気もしてくるのです。

嘉麻市椎木 天神社 - 美風庵だより

嘉麻市馬見 馬見神社 - 美風庵だより

つまり、ここにあるのは、まだ天照大神・高木大神グループと、月読命(大山祗)グループが決裂する前の姿であり、馬見神社につながる流れなのです。

福智山周辺と、本家のある旧嘉穂郡嘉穂町や旧朝倉郡小石原村近辺は、まともに歩けば30kmではすみません。嘉麻市椎木や嘉麻市馬見でも、同様です。これだけ離れていても、やはりどこかで記憶を共有する一族がいるという事実……。面白いものです。

 

  ○

 

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墓参りと氏神様参りから帰宅して、晩御飯を作ります。

車中泊やソロキャンプを取り扱うyoutube動画でたまにみかける粉末ステーキ醤油を買ってみました。お盆ということもあり、2割引きの安いステーキ肉を買い求めます。

ステーキ肉は買って来たら冷蔵庫に入れず放置しておき、調味料(この場合は粉末ステーキ醤油)を振ったらサラダ油をかけてなじませ、フライパンで両面を焼きます。テフロン加工のフライパンなら、わざわざ油を引いてなじませる必要はありません。すでに肉がサラダ油でコーティングされています。

この方法の欠点は、火が通りやすいこと。普通の焼肉感覚で焼くと、すっかり固くなってしまいます。早め早めで切り上げるくらいが、ちょうどよい加減です。

コックのネタ本―極秘の方法味の秘伝 (プレイブックス)

この方法、むかし「コックのネタ本」という本で、玉ねぎなどで肉をマリネして焼く方法を知り、それを応用したものです。初版が1982年で、手元にあるのが1988年のもの。

生活困窮者は家族全員が揃うのが20時、22時がざらの家庭に生まれついたため、学校から帰ってきても、ろくに食い物がないことが多々ありました。生で野菜や肉はかじれません。学校の帰り道に、手ごろなサイズの料理指南書として、この本が目に留まり購入しました。その書店もいまや存在しません。いざとなったら読み返すこともあるだろうと、いまだに手放せていません。

焼き上がりを食してみると、これはこれでありだな、という気がします。肉に醤油はよく合うため(焼肉のたれが代表例ですね)そっち系を期待すると、好みではないということになるかもしれません。基本的に、ハーブ&スパイスの調合品に、塩と粉末醤油が乗っている感じです。

おそらく、醤油と日本酒をベースとした、ステーキソースを念頭において開発されているのだと思います。それにしては、ナツメグが効きすぎていますが……。

車中泊やソロキャンプをされるyoutuberが、美味いというのも、わかります。これ、妙な下ごしらえをせずに、さっと焼いてパッとつけて食べる性格のものです。今回で言えば、常温に慣らしながら軽くサラダ油でマリネして、そのまま焼いて、焼き上がりにぱらりと振りかける感じが、もっともよい加減で味わえたと思います。次回は、そうしてみましょう。