美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

嘉麻市馬見 馬見神社

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しょうじきに告白すると、馬見神社は知っていましたし来たことはありましたが、重要性がまったくわかっていませんでした。

各地の神社めぐりを行ってはじめて、大山祇の娘コノハナサクヤヒメと、高木神と天照大神の子であるニニギ(瓊瓊杵尊)が夫婦として、この場所に祀られていることのすごさを実感した次第です。

馬見神社(1)うまみ・次々と開かれて行く参道は夢のようだった : ひもろぎ逍遥

馬見神社(2)そうすると、ここは天孫降臨の山になってしまうが…。 : ひもろぎ逍遥

馬見神社(3)うまみ・ホを受け継ぐ一族がいた : ひもろぎ逍遥

馬見神社(4)うまみ・白馬大明神とは彗星のこと?・日本に隕石が落下していた : ひもろぎ逍遥

すでに先行研究があるため、細かい部分はそちらを参照していただきたいのですが、この場所が観念としての天孫降臨の地で、間違いはないでしょう。

注︰本当に出会った地は別にある可能性は当然あります。

古事記日本書紀では、ニニギとコノハナサクヤヒメの子が海幸彦(=ウガヤフキアエズ)と山幸彦(=猿田彦ニギハヤヒ)とされています。

赤貧は玉垂宮神秘書の影響でだんだんこの2人がニニギとコノハナサクヤヒメの子だとは思えなくなってきているのですが、ウガヤフキアエズの子が神武天皇だとする話を信じるなら、そうなってしまいます。

実際には、そんな天孫降臨のだいそれた話ではなく、大山祇の娘と高木神&天照大神の息子を互いの勢力の境界線に夫婦としてお祀りした記念建造物という線が妥当なところではないでしょうか。
すると問題は、イザナギ伊弉諾)の扱いです。古事記日本書紀を信じるなら、天照大神と大山祇の共通の親となるため、祖神として祀られているという理解が成り立ちます。

赤貧は、イザナギイザナミ伊弉冉)の実子はスサノオだけではないか、とひそかににらんでいます。天照大神から追放されて朝鮮半島新羅国のソシモリ)まで逃げ、再起をはかって再び日本にやってきたスサノオさんです。

となると、この馬見神社は高木神&天照大神と大山祇の通婚・親戚化という真実は伝えているが、そのうえに記紀をチラ見してイザナギをのっけたことで、どうもよくわからない存在になっています。

もう一点不思議なのは、イザナミを祭神に加列していないことです。やはりこれには理由があるはずです。これからもいろいろと調べてみなければ……。

赤貧が訪問した当日は、10時半過ぎだったのですが、なんと姫路ナンバーの軽自動車が停まっていました。「ビンビンくる~」と霊能者まがいの発言が3人から飛び交っていましたので、どうやらそちら方面の、俗にいう「パワースポット」としても人気のようです。

(2019.07.06訪問)