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安産祈願で有名なお寺さんです。
木造建築としては九州最大の本殿は、重要文化財に指定されています。その本殿を見に、むかし訪問したことがあるきりですので、おそらく20年は訪問していません。
神社めぐりの経路を設定する際、久しぶりに訪ねてみる気になりました。
赤貧の実家の墓地がある寺は、浄土真宗と真言宗のため、浄土宗という宗派について全く知識がありません。
参道の真正面に薬師堂があり、そこに自転車が複数駐輪されていたので、赤貧も停めさせてもらいます。
参道脇に、付属の寺院があり、保育所もあります。整備された山門が、風格を感じさせます。
境内に入ると、休憩所付近に中学生が自転車を停めて談笑していました。
どうやら他の門から自転車や自家用車が入れるようになっているようで、参道をてくてく歩く必要はなかったようです。
存在感のある大銀杏と、重要文化財の本殿が目をひきます。
本殿は勅使・左大臣・右大臣の参列を考慮した構造となっているそうで、木造としては九州最大のものです。
高良大社(高良玉垂宮)も九州最大の社殿と言われており、この筑後(久留米)の地の重要性がわかります。
徳川家の供養塔です。もとは東照宮の御神体だったらしいのですが、今は建物がなくなり、供養塔として墓地にあります。奥にみえるのは、無縁仏の供養塔です。
立花誾千代の墓があり、案内板があります。
神仏習合で神社もお寺もごっちゃだった時代の影響か、あまり違和感なく訪問することができました。ざっと見ただけで4人がかりで清掃作業が行われており、境内はどこまでも清浄に保たれています。神職が居ない、氏子もろくに掃除をしない荒れ神社を多数見ている赤貧には、新鮮でした。
(2020.03.21訪問)