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ゼンリンと福岡県神社誌を見比べて、錦山神社があるのに気づき、訪問しました。
加藤神社公式ホームページ 加藤清正公を熊本城本丸にお祀りしています
錦山神社は熊本にある加藤清正公を祀る神社です。明治42年（1909年）に加藤神社と改称されていますから、それ以前からの祭祀でしょう。清正公を偲ぶ関係者の手になる者かもしれませんが、定かではありません。
それにしても、清正公信仰に出くわすことが多いのは、びっくりです。
現地を訪問すると小さいお宮があり、老齢の方が複数集まってきておられる最中でした。
福岡県神社誌を手に、お宮について尋ねたところ「（集落内の）複数のお宮をここにまとめたという話は聞いたが、それ以上は知らない」とのことでした。御祭神が加藤清正公のほか菅公と水神様となっているのも、合祀した結果であるといえそうです。
神社の道を挟んで反対側に、薬師堂がありました。案内板を読むと、最澄作の仏像が本尊として祀られているそうです。毎度思うのですが、最澄といい弘法大師といい、本当にこんなところまでやってきたのでしょうか。どこに行っても有名な高僧の伝承があるのは、そのほとんどが「騙り」ではないのか……。道を挟んで立派な仏堂、集会所、お宮がある構成をみていると、この案内板に在る医王寺は、相当おおきな寺だったようです。ただ、清正公って日蓮宗の信者だった気が。
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[福岡県神社誌（抄）]下巻４２３頁
[社名（御祭神）]錦山神社（加藤清正公、菅原道真公、天水分命、国水分命）
[社格]無格社
[住所]浮羽郡水縄村大字石垣字東屋敷
[境内社]記載なし。
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（2020.02.23訪問）
