松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

秋月・目鏡橋

午前中来客がありました。
午後6時から、町内会長の選考委員会があります。遠出するわけにもいきません。
でもせっかく晴れてるしなあ(´・ω・`)
ごろごろしてましたじゃ話にならんぞ。
 
そうだ!自転車で秋月いいかも!o(^-^)o
あわよくば「月の峠」でカレーパン食うぞ!
というわけで、秋月まで行くことにしました。
 
出発したのが午後12時40分ごろでした。
 
国道386号や322号を走るとクルマが怖いので、なるべくクルマの通りの少ない道を選んで走ります。

安川郵便局付近の、国道と反対側の道を進みます。

時々立ち寄るセブンイレブンが、対岸に見えます。
だいたいこの辺り、千手という地名です。
古処山はさんで両方に千手がある。
もともと旧千手村の「千手」というのは、旧村域を支配していた豪族千手氏が居宅の跡に千手寺を建てて遺したいわれに基づくもので、その後、千手氏は秋月氏に従って宮崎の高鍋に移住していきます。
ただ、すべてが付き従ったわけではなく、田川郡内や鞍手郡内に数軒いまも遺っているのは、千手氏の各地に散らばった所領の一部に分家が駐在していたからと考えられます(この系統を香春岳を拠点にしていたということで、香春千手氏と通称するらしい)。
この秋月近くの千手も、その千手氏の所領の一部だったのかな……(^_^;ようわからん。
誰か教えて。
 

二手に分かれた道の太いほう、青い看板のところが長谷山交差点です。ショコラ号ならここまでで10分かかりませんが、自転車で30分かかってます(^_^;
 

細いほうの道を進み、やっと目鏡橋にたどり着きました。
だいたい40分。
13時半頃なので、「月の峠」はお客さんが2列縦隊で外まで並んでます(><)こんなのに並びたくない。
かといって、小銭入れしか持ってきてないんで、700円なんだよな所持金(´▽`*)
 
目鏡橋のさらに奥に行ってもよかったんですが、クルマがひしめきあってるし。
それに曇ってきて、肌寒くなってきたし。
予定が狂ったなあ。さっきとはうってかわって暖かくないぞ……。
 
帰ろう(´・ω・`)どっかでメシ食おう……。
 
来た道を途中まで引き返します。

川土手の菜の花がきれいです。
梅の花の匂い、菜の花の匂い、水仙の匂い、いろんな花の匂いが風にのってやってきます。
いいねえ(´▽`*)やっぱり自転車サイコー。
 
途中から、三輪の大己貴神社に足を運んでみることにします。

福岡市水道局の取水場です。江川ダムは福岡市のみずがめなんでね。
 
さらに県道を進むと、大己貴神社に到着です。
駐車場には5,6台のクルマがあり、杖をついてリュックを背負った初老男女の集団が休憩していました。どうもこの近辺の山を散策して、戻ってきたような感じです。

大己貴神社の鳥居には「大神神宮」とあります。
奈良に大神神社(おおみわじんじゃ)というのがありますね。祭神はこの神社と同じく大己貴神
で、近くに近鉄の「大和朝倉」駅というのがある。
「大和朝倉」駅の隣が「長谷寺」駅で、飛鳥時代以前に初瀬という皇居があったとされているところの近く。そこの名前が「初瀬朝倉宮」。
ここらへんの共通性が、この近辺が日本発祥の地で、どんどん攻め上って奈良で大和朝廷になったという説の根拠なんですが、ま、実際のところはどうなんでしょう(^_^;
 
あと、この神社、別名が「おんがさま」です。
遠賀川となんか共通点あるのか?
でもここから遠賀川は下っていかんぞ……

なにはともあれ、「宝くじ当籤」を祈願します。5円玉で(^_^;
 
田んぼのなかの道を通って、来た道のほうへ戻ります。帰りのほうが距離は長いのに早いのは、こがなくていいからです。ゆるい下り坂なんでね。
 
Yというラーメン屋、通勤途中、いつ前をとおっても閉まっているので閉店してるのかと思ってたら、さすがに今日は営業中の看板が。
小銭入れの中身を今一度確認して、店の中へ。
久留米ラーメンと看板にありますが、これはどう食っても博多のラーメンっぽいんだけど(^_^;まずくはないけど、敢えて遠くから知人を呼ぶほどではないなあ……。
 
結局、帰り着いたのは15時頃でした。だいたい2時間くらいなら、いい運動になりましたね(^^)v