松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年4月19日(金)の日録。

本人のわきが甘いのは確信犯かも

そこで会見終了後、川勝知事を追いかけて「“職業差別デッチ上げ報道”に屈するのか」と声掛け質問をした。会見中は記者クラブ加盟記者しか質問ができないルールのためだが、エレベーターに乗り込んだ川勝知事は無言のまま。そこで「(前明石市長の)泉房穂さんの資料、もってきました」と言って資料を手渡そうともしたが、県庁職員に接近を阻まれた。そこで扉が閉まる前に「知事、泉房穂さんの資料ありますよ。不出馬(撤回の)、(続投要請の)県民の声が高まれば(出直し選挙への不出馬撤回するのか)」と叫んだが、川勝知事は一言も発することなく扉が閉まってしまった。
子ども関連予算を2倍以上にして10年連続人口増を達成した泉房穂・前明石市長の関連資料を川勝知事に手渡そうとしたのは、「暴言を吐くものの、仕事はする(住民のために奮闘する)」という共通点が2人にはあると思ったからだ。メディアが言葉狩りをするのも瓜2つと思って、コピーをしたのが山岡淳一郎著『暴言市長奮戦記』の関連部分(p.42~)。

知事辞職の川勝氏、リニアと闘う姿を伝えないメディアに反発(前)|NetIB-News

知事辞職の川勝氏、リニアと闘う姿を伝えないメディアに反発(後)|NetIB-News

この横田氏の記事を眺めていてふと思ったのは、マックス・ウェーバーの「職業としての政治」でした。

仕事としての学問 仕事としての政治 (講談社学術文庫) 

マックス・ウェーバーは、世のなかにいろいろある集団(グループ)のなかで、国家だけが暴力(警察と軍隊)を合法的に独占している点を指摘します。むかし仙谷由人さんが「自衛隊は暴力装置」と発言したのも元ネタはこれで、大学で法学や政治学を勉強すれば、マックス・ウェーバーの「職業としての政治」は否応なく古典として読まざるを得ない(当時の院生いわく「「職業としての政治」すら読んでいないのは、小学生が九九を覚えるのをサボるようなもの。お話にならない」)状況でしたから、ましてや東大法学部卒の仙谷さんが知らないわけはないのです。自民党もしょーもないことに突っ込みをいれやがったと思ったものでした。

国家は最終手段として他国や自国民を暴力で服従させるとして、その前段でつかわれるのが「希望」と「恐怖」。従えば明日はいまより良くなるかもしれない「希望」と、従わなければどんなめにあわされるかわからない「恐怖」

この国家観をふるくさいと思うひとも居るでしょうが、マックス・ウェーバーの「職業としての政治」は団塊ジュニア世代の私より上、いま日本の各階層で権力を握っている層に浸透していることを思えば、これを基準に議論するのが手っ取り早いことは、すぐ理解するでしょう。

その点を考えれば、この構図は理解できます。

静岡県というlocal government(地方政府)のトップとしては、当然ながら自領域内の経済体制にどういう影響があるか、プラスマイナスの両面を考え損得勘定して賛否を表明せねばなりません。丹那トンネル問題を強調していたことからも、わかります。

かたや、東名阪のあらたな動脈として経済復興の起爆剤としたい国家としては、とうぜんこんなlocal government(地方政府)のトップの言動に左右されていてはたまったものではありません。法的には同格だとしても、ありとあらゆるネガキャンで総攻撃するでしょう。警察や国税を総動員して、過去のスキャンダルや脱税がないか、追い落としのための身辺調査を徹底して行ったかもしれません(邪魔者を蹴落とすための工作は、陸山会事件などいくらでも例はあります)。

横田さんというフリージャーナリストには申し訳ないけれど、切り取り報道で失言王として叩かれる可能性は本人がいちばん自覚しておかなければならないわけです。お上にたてつくというのは、そういうことなわけです。

私だって地方公務員を20年やって追放されましたが、たまたま地方公務員だから彼らの支配地を一歩抜ければ(違う選挙区に行けば)、それ以上の追手はありません。

だからこうやって極端な低年収であってもなんとか生き延びていられます。

ましてやこのlocal government(地方政府)のトップは国家にたてついているわけですから、つぶされたくなければ慎重に慎重をかさねるしかないのに、敢えて反骨しています。或る意味、辞める覚悟(逃げる覚悟)は早くからあったと見るしかなく、ここから復讐戦にのぞむとは、なかなか考えにくいものです。

心配なのは、権力者を辞めてしまえばただの人なので、うっかりすると血祭りにあげられてしまう可能性はあります。国外で暮らすか、どこかの山奥にひっこんで完全に足を洗ってみせるのもテかもしれません。いくらなんでもそのくらいの自衛心はおもちと思いますが……。

 

19日の記録。

うっかり二度寝してしまい、朝の準備が間に合いません(笑)いそいで袋めんをつくり、昼弁当の準備をします。水筒に詰める紅茶ののこりを、神棚にもお供えします。

三井農林 日東紅茶 デイリークラブティーバッグ 20袋入×6

世のなかいろいろ売ってますし、若いころはスリランカのキャンディだウバだとこだわりもあったのですが、くせがない味わいのこのテのティーバッグに落ち着きました。

玄関先の南天と沈丁花の新枝がでて、ずいぶんにぎやかになっています。

2024年4月18日(木)の日録。

結局このひと、コンプレックスだけだったんだよなぁ。

www.youtube.com上下両院の合同会議での演説は、日本の総理大臣としては2015年の安倍元首相以来、9年ぶり2人目となります。
(2024年4月12日放送) 

【岸田首相】アメリカ連邦議会の上下両院合同会議で演説 日本の首相として9年ぶり2人目 - YouTube

結局このひと、コンプレックスだけだったんでしょうか。

9月20日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

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第40回衆議院議員総選挙 - Wikipedia

2023年7月28日の日録 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

2024年1月21日の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

当選同期に出世で追い抜かれ、当選同期に膝を屈しなんとか総理総裁を手に入れ、当選同期が死んだら死んだで目の上のたんこぶをつぶすことに血道をあげ、一部報道ではA生の手助けを借りて当選同期につづいて2人目の上下両院合同会議で演説。

「この数字なら大負けはない。岸田さん以外で選挙をやれば」
こう語るのは、ある自民党衆院議員秘書だ。「この数字」とは、NHKの最新世論調査(4月5~7日)での、各政党支持率のことを指す。以下が、各党の支持率である。

「自民党」28.4%
「立憲民主党」6.5%
「日本維新の会」4.7%
「公明党」4.0%
「共産党」2.4%
「国民民主党」1.5%
「れいわ新選組」1.7%
「社民党」0.5%
「参政党」が0.5%
「みんなでつくる党」0.1%
「特に支持している政党はない」41.3%

「調査結果では、内閣支持率は2ポイントダウンしたものの、自民党があれだけの事件を起こしたにもかかわらず、3割近い支持率があります。支持政党なしは4割ありますが、まあ、いつものこと。自公合わせた支持率が32.4%なのに対し、立憲、維新、共産、国民、れいわ、社民を足しても17.3%しかありません。ダブルスコアに近い数値です。政党支持率が、そのまま選挙結果として数字に表れるわけではありませんが、与党と野党の政党支持率は接近しているのでは、と予想していました。なので、この数字は想像を超えており、かなり驚きましたね」(前出・議員秘書)

まさかの「野合にダブルスコア近く」NHK最新世論調査で判明・与党の支持率に自民関係者も思わず驚愕 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] 

おそらく同様の結果を握っており、辞任と解散総選挙コースを選択するのでしょう。

従米・媚米のカモネギさんな卒業旅行が引退の花道というわけで、ルサンチマンというかコンプレックスだけで上を目指しちゃうと、こうなるんですよね……。

そういえばどっかにも息子を町内会の会長さんに送り込み、復権目指してせっせと自分が役所に足を運んでいるかたが居るそうですね。彼もさっさと現職から椅子を取り上げて選挙に自ら出りゃいいのにとは思います。息子の結果をみて、回してもらった票以外ほぼ獲得なしという状況みりゃ、どういう評価をうけているかわかりそうなもんですが。

 

18日の記録。

昨日は冷やし中華でしたが、今日は朝飯にスパゲティ麺でちゃんぽんをつくります。

宮島醤油 ちゃんぽんスープ粉末 10gX5×10個

ちゃんぽんスープの素は、だいたいこの宮島醤油さんのものを使います。子供のころ食いつけた「ちゃんぽん」に近い味になり、スープが白濁しないのもそっくりです。

キャベツとぶなしめじを入れ、スパゲティ麺がしっかりふやけるまで煮込んだら、少しウスターソースを加えてからいただきます。多めに出来たので、いつも使っているどんぶりに入りきらないぶんは、晩飯にするためタッパーウェアに取り分けました。