この見立てが正しい気がする。
プリゴジン氏はプーチン大統領が展開する海外での戦争に参加する兵士を刑務所からかき集めていました。そのときの口説き文句は「半年間、死んだつもりで前線に出て働けば、無罪放免させる」というもの。
そうやってかき集めた4万人ほどの戦闘員ですが、高給優遇とはいうものの、現実には極悪な条件下で死者や負傷者が続出。その一方で、プリゴジン社長本人は昨年だけで20億ドルの富を蓄積し、プライベートジェットに飛び乗り、東欧、中東、アフリカに遠征を重ねていました。
（略）
同様の手口でロシア軍の機密情報をウクライナ軍に横流しし、アメリカ政府からも機密費を分捕っていたと言われています。その分け前が得られなかったため、ワグネルの側近たちの間でも、プリゴジン社長への不信感が広がっていたに違いありません。
最後の頼みにしていたプーチン大統領からも見放され、裏で手を結んでいたとされるロシア軍のスロビキン副司令官も拘束されてしまいました。結果的には、プーチン大統領が軍部とワグネル以外の民間軍事会社を再統合することになり、これまで以上に強力な権力基盤を手中に収めることになりました。
こうした想定外の事態に戸惑ったバイデン大統領は記者団の質問に対して「プーチンはイラク戦争で敗北しつつある。NATOが勝利している。日本もそうだ」と、意味不明の発言を重ねています。ワグネルも崩壊し始めているようですが、バイデン大統領の頭もおかしくなってきていることは否めません。ワグネル騒動はプーチンの勝利で決着 面子丸つぶれのバイデン（後）｜NetIB-News (data-max.co.jp)
"It's hard to tell really. But he's clearly losing the war in Iraq. He's losing the war at home and he has become a bit of a pariah around the world. And it's not just NATO, it's not just the European Union. It's Japan, it's 40 nations," he said.
（てきとうな意訳）
彼は言う「本当に判断するのは難しい。しかし、彼は明らかにイラク戦争に負けている。彼は国内での戦争に負け、世界ではちょっとした除け者になっている。NATOだけでなく、欧州連合（EU）でもそうだ。日本でもそうだし、40カ国でそうだ」
In verbal slip, Biden says Putin losing the war in 'Iraq' | Reuters
いちばん恐ろしいのは、世界のトップがこういう状況ということかもしれませんね。
ワグネルをつかった蜂起も失敗し、NATOも米国もロシア潰しから、ウクライナを犠牲にした強制終了に向かいつつあります。こんなもんロイターとBBC読んでりゃうすうすわかるはずなのに、国際貢献で名を残したい岸田文雄が資金提供しかねない情勢です。
お忘れのかたも多いと思いますが、1993年の衆院選で、アベベと岸田文雄は初当選同期。アベベに対するライバル心がわけのわからん功名あさりの原動力となっているのかもしれません。
そう考えると、アベベ死後、アベノミクスをひっくり返しにかかったりしはじめた彼の行動も理解できます。
一国の宰相が、先に出世で抜かれた男への嫉妬で動くのって、みっともないよなぁ……。
28日の記録
平日常勤の事業所から帰宅して、Amazonの商品登録をしました。
絵付け職人さん以外から問い合わせがあり、あらたに手作りクッションをラインナップに加えることにしました。今後、手編みの猫のリード（ひも）も登場する予定です。
商品登録後いちど寝て、夜中に起きだして九響定期演奏会の感想などを作成し、日記に掲載しました。
28日の記録と書いていますが、いまじつは29日の朝4時だったりします。これから二度寝します。おやすみなさいませ。
