松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

4月9日の日録

4月9日、秋山さんの演奏会を聴くべく、久しぶりに大阪に出ました。長居すればコロナ騒動の渦中にいったいなにをトチ狂ったかと言われかねないため、いわゆる弾丸旅行になりました。

行きは小倉駅から新幹線を利用することにしました。

以前であれば、路線バスで博多駅に出て、それから新幹線に乗り換えたのでしょうが、八丁トンネルが出来て車で小倉まで出るのがおっくうでなくなると、これも充分に選択肢のひとつとなります。

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北九州市小倉南区徳力5丁目 造化宮 - 美風庵だより

せっかくなので途中、造化宮に立ち寄り、現地での安全を祈願します。分かりにくいかもしれませんが(かつ、ここの宗教団体さんに抗議される可能性もありますが)、要は物部氏の立場で内宮を換骨奪胎したお宮さんです。

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小倉からは新幹線を利用します。お客さん、少ないですね……。みずほ号の自由席2席を、独り占めしてのんびり新大阪まで向かいます。

「お見送りエリア」の手書き表示に、何故か鳥の足が描かれています。ハトや烏がお見送り?

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新大阪駅到着後、環状線南海線住吉大社を初訪問です。

「日本三大住吉」として、福岡市博多区下関市大阪市住吉区住吉神社が並び称されるわけですが、じつはメインの御祭神は異なります。玉垂宮神秘書で、住吉三神のうち底筒男尊は玉垂命、中筒男尊が崇神天皇、表筒男尊は安曇磯良(あずみのいそら)とされています。

底筒男尊をメインに祀るのが、花菱紋を御神紋とするこの住吉大社です。そして、中筒男尊がメインなのが水巴紋を御神紋とする下関の住吉神社であり、住吉大明神である鵜葺草葺不合命(うがやふきあえず)の実子 安曇磯良を中心に祀るのが博多の住吉神社という違いがあります。

今回、あまり時間はとれませんでしたが、ここに玉垂命を奉斎する一族が拠点を構え、仁徳天皇の難波高津宮へとつながっていった歴史に思いを馳せます。

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2006年ごろまで背広を仕立てていただいていたお店に立ち寄り、久しぶりに採寸してもらいました。以前は西鉄大橋駅の提携店で採寸してもらえたのですが、提携店採寸をやめたとのことで、直接大阪に顔を出しました。

採寸や生地選びに1時間以上かけて、店を出ました。GW中に仕上がるとのことで、またその折に、背広の件を書けるかと思います。

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日本センチュリー交響楽団第254回定期演奏会 - 美風庵だより

そして、最後は久しぶりのザ・シンフォニーホールでした。朝比奈隆さんが存命中は「朝比奈隆の軌跡」シリーズで年3回はかならず来ていたのですが、あれからもう20年……。あのころ、こんな落魄(おちぶれ)でかつかつの生活でなんとか生き延びることになろうとは、想像もしていませんでした。

1泊して早朝の新幹線利用も考えたのですが、可能なかぎりさっさと離れるほうが、コロナ感染リスクは減ります。大阪から小倉まで、22時発の夜行バスで戻りました。小倉駅の到着予定時刻は6時40分だったのですが、5分遅れと、ほぼ定時で到着です。

もうこのあたりになると残念なことに画像を撮る気力も失せてしまっており、なにも画像がありません。80分ほどドライブして、甘木に到着しました。やっぱり八丁トンネルと香春大任バイパスの破壊力は絶大ですね……。

朝倉市千手 水神社


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最初、どこから入ってよいのかわからず、社殿が見えた位置で自転車を停めました。

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境内に入ると、社殿にむかう石段の横に、作り付けの滑り台が設置されています。

そして、どうも思った以上に境内は細長いようなのです。

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いちど自転車に戻り、さらに南側へ進んでいくと、ちょうど河川工事の真っ最中でした。

重機の横を抜けると、やっと鳥居にたどり着きました。

この水神様、本流から用水路を分岐したところに、集落のほうを向いて鎮座していることがわかります。本流に背中を向けて、集落を水難から守るようにお祀りされているのです。

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社殿正面向かって右手に、河童像を祀る御堂がありました。これまでの神社訪問から、どうやら河童は罔象女神(みずはのめ)の夫 海神 豊玉彦の化身と考えています。集落は水神である妃が見守り、本流に夫が目を光らせる。地元で奉仕がなされていないのか、現在はかなり荒れてはいるものの、ある時期まではしっかりと考えられ、お祀りされていたことがわかるのです。

福岡県神社誌:下巻410頁
[社名(御祭神)]水神社(罔象女神
[社格]無格社
[住所]朝倉郡安川村大字千手字女男石
[境内社(御祭神)]記載なし。
(2020.10.10訪問)