松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2024年8月7日(水)の日録。

まさか雑談のメモ(6)

きちんと筋道たててまとめる気力がないため、7月27日と28日に知人と行った雑談の記憶にある範囲を記します。裏をとる作業を省いているため内容は保証しません。

「変態は見た!」*1

2024年7月27日(土)の日録。 - 松村かえるの「かえるのねどこ」

福岡県神社誌がPDFで手に入る時代になりました。必要なところだけを印刷して持ち歩いたり、iPhoneとかタブレット使って現地で眺められるようになったわけです。これを機に一念発起して悉皆踏査をしてみようと思い立ち、1,600社くらいで中断したままになっています」

「現地でカネよこせと要求された話は聞いた。あと、神社の神職から社地は先祖代々うちの所有地だから撮るかどうかは地主である私にまず許可をとれと言われた話もあったね」

「ここ宗教法人ですよね?と訊いたら、法人の代表者は私、代表者である私のものに決まってる!って吠えられたんですよ。すげえや。◎◎市史に戦前当時の市長が呼びかけて公費投入して造営した社殿って書いてあるのに個人の私物あつかいこりゃ恐れ入ると思って、さすがにそこは「神社めぐり」で掲載していません。
(某新宗教)のほうがよっぽど自由に撮らせてくれますよ。質問にも答えてくれるし、テキスト何冊もタダでくれたし(笑)
まぁ、さすがに1,000以上まわると、いろいろ見えてはいけないものが見えてくるわけです。どこの復古神道家がつくったかわからない祝詞を唱えてるひととか、8回ぺちぺち手をたたくひととか」

「霊能者で8拍手を勧めているひと居るからね。1本供養で本いっぱいだしてるひとでしょ」

「で。どうもやっぱり違和感がある神社ってあるんです。見た目はほかと変わらないんだけど、なにかがおかしいというか。表向きはきれいなんですよね。掃除も行き届いてたりするし、ちゃんと神職もいるし。でもなんか違う。
どうしてもそういうところほど念入りに眺めちゃうんです。すると、だいたい怪しいのがある。落書きとか。見えないところの境内社がボロボロだったりとか。しれっと裏はゴミだらけだったりとか。
ふだんはやらないけど、そういうところだと絵馬とかもそれとなくチェックしますね。高校合格とか世界平和とかふつうに書いてあるぶんにはいいんだけど「◎◎記念を当ててくれ」とかもうカネくれカネくれの大合唱だったりします。
でもね。カネくらいならまだ可愛い。たぶん不倫相手の嫁さんなんだろうけど「今度こそ死にますように」とかあったりするんです。文面からの推測だけど、願主からみて邪魔な奥さん、手術とか頑張って生き抜いてるんじゃないかな。旦那を愛してるんだと思います。それを再婚の邪魔だから死ねって、ふつう絵馬に書きますか」

「正気ではないね」

「たしかに「のろい」も「まじない」も「呪い」と書くんです。プラスマイナスじつは関係ないんですね。願いが叶うかバチがあたるか、それを願った責任は本人がとるだけなんです。とはいえ、これをやるかな、とびっくりしました。
あと、子が旦那に似ないようにというのもあったりしましたね」

「旦那が不細工なのか?」

「もしかすると、旦那に給料持ち帰らせて育てるだけで、旦那じゃない男の子が欲しいのかな?という気もしたんです。托卵ですね。細かい文面は覚えてないけど、若い人がつかう細いボールペンでびっちり赤字で書いてあるの。読んでて気分がわるくなったのは覚えてます」

「拝むのは個人の自由だと言っても、そういうのは朝晩の掃除でチェックしてふつう外すと思うんだよね。目を汚すようなのを放置というのもどうかなぁ、という気がする」

「だから雰囲気がおかしくなってるんですよ(笑)
あと、つらいなぁ、というのもありましたね。
何回か過去に手術したけど、今度ので成功して、孫の披露宴に出たいってのがあったんです。ここはがん治療にご利益があると地元じゃ有名なところで、ほかにも治療を頑張ります我が子が成人するまで死ねないとか、そういうのがいっぱいで」

「もしかしてK天満宮のこと言ってます?」

「そうです。あそこ」

「あそこ、医師とか薬剤師の国家試験の願掛けも多いよね」

「家屋敷が災害でつかったり流されたりした某地域に、神職がいる神社があるんですよ。そこに「家も車も家族も流されたいまは生活保護もらってるが生きていく希望も張り合いもない。(店)を復活できるよう宝くじ当ててくれ」というのがあったんです。なんかつらいですよね。そういうのって」

「この日記読んだとき、たしかにそうだな、という気はしたのね。神社でも寺でも、朝晩の参拝者が居ない時間帯と、観光客がどーっと押し寄せる時間帯って、空気ちがうのはわかる」

「伊勢の内宮とか外宮とか、ああいうところはもとからひとが押し寄せる前提できっちり結界張りまくってるしとにかく敷地デカくとって揮散させますから空気が崩れたと感じませんけど、ふつうの神社はどうしても崩れます。祭りだと割り切ればあれでいいんだろうけど、その姿がほんらいの姿ではないよ、というのは知ってほしいなと」

「あと、どうしてもお稲荷さんは崩れやすいというか」

「俗世の垢というか、欲というか、いちばんなすりつけられやすいからじゃないですか。セントシティの屋上にある瘡守稲荷なんて梅毒治療の神様ですしね。むかしからあそこにあったとはいえ、再開発でまさか建物の鎮守にしちゃうとは思いもしなかったけど」

「よく霊能者でお稲荷さんは祟るとか怖いとかいうひといるよね」

「べつに霊能者じゃなくても平気で「お稲荷さんは祟る」というひとは居ます。
千◎八幡宮のお稲荷さんに手を合わせていたら、知らないおじさんから「お前なんでこんなの拝んだんだ。おれの同級生はここで野狐をもらって熱出して病院の解熱剤も効かず1週間寝込んだ。お前どうなっても知らないからな。連れて帰って寝込むなよ!」といきなり馬鹿にされたことがあるんです。「野狐にだきつかれるのはお前らがそれ程度の品格してるからだろ」とさすがに言い返しはしませんでしたし、べつに病気せず熱も出さずぴんぴんしてましたけど、やっぱり祟られたり怖い目に遭うひとはいるんだと思います」

 

7日の記録。

飯塚市の一般職員の勤務時間は午前8時半から午後5時15分ですが、副市長は特別職のため勤務時間は定められていません。
久世副市長はこの日、午後4時半頃に退庁しパチンコに興じていて、公務時間外だったということです。
しかし7月になって目撃者の知人からパチンコ店での写真と辞職するべきという文書を示されたことから、武井政一市長に辞意を伝えたということです。

副市長(60)が職員勤務中にパチンコ 市民に写真撮られ一度は辞意も…市長から厳重注意に 福岡・飯塚市(TNCテレビ西日本) - Yahoo!ニュース

なにやらネットであちこち取り上げています。退勤後にパチ屋寄ってお家に帰ったら写真撮られて脅されたという話で、それを厳重注意したり辞意表明したりするから、とにかく叩けばカネが稼げるマスゴミが群がるんだ毅然とやれ、と思うのです。

が。

そう言えば飯◎市というと、気に入らない首長や幹部の足を引っ張るため某事業者が大学生のバイトを雇って四六時中尾行して賭けマージャンの証拠を握ったり気に入らないやつを吊るしてクビにするある種の伝統があります。むかし筑豊で20年公務員をやっていた勘ですが「筑豊らしい」匂いが充満していて、足を引っ張って追い込みたい勢力があるのかもしれません。うらめしいですね……。

今日は時間を勘違いしてうっかり朝から日記の下書き作成をしてしまいました。急がないと間に合いません。

朝からもやし入り焼きビーフンと、昼弁当、紅茶を準備します。

洗濯が終わったらお出かけです。 

*1:注:元ネタはとうぜん家政婦は見た!