15日の記録。
今朝は36.8度まで下がりました。事業所に行けます。
冷や麦にめんつゆとわさびをのせて、朝食にします。
以前、半額値引きで買った創味のつゆを水90ml:つゆ30mlの割合で割ってかけたのですが、味を感じません。どうやら発熱で味覚がおかしくなっているようです。濃口醤油を10mlほど足すと、なんとか味を感じます。
第3の酒?
今回のローカルビジネスサテライトは広島発。日本が生んだ酒と言えば「日本酒」「焼酎」がありますが、いま「第三の酒」が広がりつつあります。
14日体調がすぐれず、ずっと寝ていました。よっぽど変わったことをやっているのかと思い視聴していたのですが、酒粕や日本酒を減圧蒸留して米焼酎をつくるのは、すでに手掛けているところがあります。
日本酒だけを蒸留してつくるということをしないのは、香りに日本酒らしさは残っても、日本酒の味を決める糖分やアミノ酸が蒸留の過程で残らず「らしさ」がなくなるからでした(むろん「リキュール」規格でそもそも日本酒を混ぜるという手もあるはずですが、いったん除外します)。
いま、大手メーカーが「糖質ゼロ」の日本酒を発売しています。味わいとしてはあれの延長線にあるわけです。
活性炭ろ過する前の純米酒(だから黄色い)なので、減圧蒸留で香りはプンプンと残るでしょうが、味わい的にはどうなのだろう?という気がします。あくまでも日本酒の香りがする米焼酎として呑むなら、問題はないのでしょうが……。
社長さんは若いころ中国大陸で日本酒の営業をしていたそうです。動画を見ていて、手提げ袋の千福の文字が気になります。
「広島の話題」「千福」「社長の姓は三宅」
法令上乙類焼酎の上限は45%ですから、あくまでもこれ、乙類焼酎なわけです。ちなみに甲類は36%が上限です。宝焼酎やホワイトリカーの最も濃いやつが35度で売っているのには、理由があります。逆に、ハイニッカなどの安いウイスキーが37度なのは、36度になるとウィスキーを名乗れなくなるためです(ギリギリまで加水しているということ)。
第3の酒とは、誇張しすぎな気がします。それともテレビに映っていない特殊な製法なり特徴なりがあるんでしょうか?
あと、芋焼酎や麦焼酎の需要はもともと高いが、米焼酎は言うほど高くありません。九州でむかしは芋5:麦4:米0.5:黒糖その他0.5と言われていました。その芋焼酎ですらここ10年出荷量は右肩下がりで、アルコール飲料業界そのものがレッドオーシャンなのに、食い込みしろがあるブルーオーシャンとみなして戦うのもそれはどうか……。
そして製造免許を所有している事業所が4分の3になったと言いますが、そもそも製造はまとめて行い、ラベルだけ替えて出している酒もありますから、実態はもっと減っているはずです。
まさか判らずに番組制作するとも思えないので、ステルス企業案件かもですね……。