松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

2023年12月4日の日録

大規模修繕工事も半ばをすぎて思うこと(4)

この話はそのほとんどが2008年から2010年ごろにかけての話なので年金支給開始年齢が60歳であることが前提になっています。この点は現状と異なります。

長文のため、以下の4回に分けました。

大規模修繕工事も半ばをすぎて思うこと(1)
大規模修繕工事も半ばをすぎて思うこと(2)
大規模修繕工事も半ばをすぎて思うこと(3)
大規模修繕工事も半ばをすぎて思うこと(4)

6 修繕積立金の積み立てを見直す

自営業なら毎年収入が変動するのは当たり前で、身体が動かなくなるまで働く前提です。しかし給与生活者の場合、ドロップアウト、役職定年、退職と収入が減るタイミングはあっても、定昇以外で増える話はほぼ聞きません(出世するよりしないひとのほうが多いのだから当たり前ですね)。

ほんとうは、こういう部分について金融機関が住宅ローンを組ませるときに、しっかり人生設計考えているか釘をさしてくれればいいのですが、まず、そんな律儀な金融機関はありません。

2010年から理事長or副理事長という名目で理事会に10年残り続けることになりました(現在も防火管理者だけやっています)。

はじめて修繕積立金の件でアンケートをとったとき、買ったときに不動産屋から聞いた話とずいぶん違うと何人かはもめました。逆に、親せきや友人から大規模修繕工事の話を聞き、急な追加出費要求があったりするのではないか、不安なひとも居ました。

2011年の臨時総会で修繕積立金2倍案が可決します。

定期総会と別日程にするのを管理会社が反対しましたが、基本的に定期総会は通過させなければならない案件だけでかため、ダメだったら流す案件は、切り出して臨時会にするのがセオリーです。

7 なにをどう考えたか。

事前のアンケートで、区分所有者は1958年から1968年生まれがボリュームゾーンとわかっていますから、彼らが60歳定年をすぎ年金生活に移行するまでが、一つ目の山となります。

マンションの入居開始年が2007年なので、2022年に一回目の大規模修繕工事を迎えるころには、区分所有者の半数が年金生活に突入しています。

そのときに積立残高をみて、次の修繕計画までに必要な積立額の再算定をすることにしました。

こういう、踊り場をポイントごとに設定して目標を決め直すようなプランに反対もありましたが、子供が就労して家を出たり、家族構成は変動します。どうしても分譲マンションの初回購入層は年齢層がかぶり、人生のイベントも似たような時期に迎える傾向にありますから、なるべくそれに合わせて運用していく必要があります。

年金生活で収入激減とわかっているのに、修繕積立金をそれからバカスカ値上げしても、シャレになりません。まぁ、未払い滞納にして裁判やって競売送りにしたいというのであればべつですが……。政令市内の図体のでかいところでそういう話も聞きますが、田舎の30戸でそれはあり得ません。

8 2022年の大規模修繕工事を見送る。

2022年に予定通り大規模修繕工事を実施しませんでした

まず、工事代が高騰していました。ある程度すると落ち着くのではないかという期待もありましたが、そもそも、価格変動リスクがあるなか、地場の建設会社・工務店がどこも見積を出してくれません。

やっと見積が出てきたのは、このマンションを建てた地場建設会社と、近所の公営住宅の修繕工事真っ最中の某建設会社でした。後者はおそらく、公営住宅の修繕工事終了後、そのままもう一件片づけよう、という腹ではなかったかと推測しています。某建設会社の営業さんから「工事開始は(公営住宅の修繕工事竣工予定月)のあとでいいか?」という前提条件の照会がありましたから、たぶん間違いないでしょう。

管理会社は地場建設会社の見積を添付して地場建設会社との契約を総会議案とするよう提案してきましたが、今後の打ち合わせ次第で工期の伸び縮み、金額の変更はとうぜんありえます。そのため、管理会社はあきらかに不服そうにしていましたが、「参考事業者提出の見積をもって予算額上限とし、その予算額の範囲で事業者の決定及び施工時期、竣工検査については理事会に一任する」という、通常はあり得ない議案を提出させます。

そもそもある程度相場が見えてからでないと発注できません。1年待って相場がさらに高騰するなら「ごめんなさい」して再度提案し直せばいいのです。「1円でも安く発注したかったが、無理だった。ごめんなさい」は、充分、議案再提案の理由となります。

大規模修繕工事はちょうど1年遅れで着工し、ほんとうは正月前に足場解体して竣工検査のはずでしたが、1か月ほど遅れそうです。まぁ、この程度はとやかくいうべきではありません。払うものをケチっているのですから(笑)

というところで、とりあえず現状までの報告は終わりです。ありがとうございました。

 

3日残りの記録。

高良山(高良大社)に登った記録を書き、そのあと年賀状の練習をしました。「かもめーる」が廃止になり、年賀状と御仏前・御霊前くらいしかすでに筆で書くものはありません。

13時すぎに家を出て、1月1日からの仕事について打ち合わせをします。

業務委託契約そのものは3月末まであるのですが、どうも配転をかんがえているようです。その点についての打ち合わせをしてから、帰宅しました。

配転するか(させるか)どうかの検討会が終わってから、甘木にもどり、駅前のイオン系列のお店でもやしを買いました。今日はもやしと枝豆入りのラーメンを晩飯にします。スープが少なめなのは、よく説明書きを読まず水400mlでさきにもやしと枝豆を茹で、麺に吸わせるお湯が足らなくなりました。いちおう伸びているわけではありません。

のんびりラーメンを食い終わったら明日の昼弁当用に、もらい物のにんじんを浅漬けにします。スライスしたにんじんをジップロックに入れたら、醤油とめんつゆにすこしだけ穀物酢と植物油(できればゴマ油)、塩昆布を加えて、空気を抜きます。あとは冷蔵庫で放置しておくだけです。

 元ネタはこちら。

きゅうりの漬物のレシピ・作り方 | おうちレシピ | ミツカングループ

これ、ほんとうはキュウリでつくるのですが、にんじんでもいけます。

 

4日朝の記録。

さっそく前日に漬けたにんじんの浅漬けを、今日の昼弁当に載せるよう準備しました。少々塩気が足らないので、明日以降のためジップロックに残したぶんに、少しアジシオを足して、また空気を抜いて冷蔵庫に戻しておきます。

あんこではなくきなこのおはぎを売っていたので、昨日、ひとつ買ってきていました。おはぎを「餅」とかんがえるか「お菓子」とするかよくわからないのですが、とりあえずお菓子として並べておきます。

厳密には「餅」も、「つき餅」「ねり餅」で区分されるという話をむかし習いました。これ、ぺったんことついた「お餅(つき餅)」と、お湯を加えて練ったあと蒸したり茹でたりする「団子(ねり餅)」の違いです。むろん、つき餅のほうが上位。