どうしてもぶっつけ本番になりがちだしなぁ。
伊豆の国市田京の市道で山車が横転し、１人が死亡、１８人が重軽傷を負った事故で、山車が勢いよく下り坂に突入した可能性があることが４日、関係者や目撃者への取材で分かった。亡くなった販売業の男性（７２）＝同所＝は山車の右前方で縄を引いていたといい、坂道で制御できなくなった山車に巻き込まれたとみられる。伊豆中央署は業務上過失致死傷容疑も視野に入れ、現場の状況を精査し、関係者に話を聞くなどして捜査を進める。
（略）
現場には、山車が下り坂にさしかかったとみられる箇所の右端にアスファルトの段差がある。目撃者の男性によると、その周辺で「ドカン」と山車が揺れたという。山車の左側の縄を引いていたという６０代男性は「段差のようなものでバランスを崩して落下し始めた」と話した。
地元の祇園祭にも曳山が出ます。下り坂がほとんどない地域なのですが、それでも上りより下りのほうが神経をつかいます。ふだんはそれぞれ会社勤めだったりしてぶっつけ本番ですし、引き手も全体的に高齢化しており、機動力は年々低下するばかりです。
この静岡の話も4年ぶりの開催ということで、山車を操縦するコツが上手く継受できず、勘もにぶっていたのでしょう。
担ぎ手不足でも「伝統継ぐ」神幸祭のみこし、軽トラで巡行 福岡・みやこ町｜【西日本新聞me】
担ぎ手のいない神輿、引くのは白い軽トラ... 過疎地の祭りの風景が美しく切ない(全文表示)｜Jタウンネット
いよいよ過疎化がすすみ引き手が居なくなった地区では、神輿を軽トラに載せたり、引かせたり、ということも行われるようになりました。
そこまでいかなくても、山車にドラムブレーキを付ける改造をしたりして、いろいろ工夫しているケースはみられます。
我が地元の祇園祭も2台曳山がでます。木輪木軸は疲れるという理由で、数年前に軽自動車のラジアルタイヤ＆ベアリング入り鉄軸に換装されました。坂らしい坂がほとんどなく、ほぼ平地だからできる芸当です。
たしかに伝統を守るのも重要かもしれませんが、使いやすいように改造するなりなんなり現状にあわせた工夫はできたはずですし、その点は残念におもいます。
裁判所なにを考えてるんだか。
広島市佐伯区の介護施設で2021年7月、入所していた90代の男性がゼリーを喉に詰まらせて窒息し、死亡したのは施設職員が男性の誤嚥（ごえん）を防ぐ義務を怠ったことなどが原因として、死亡した男性の長男が施設を運営する社会福祉法人に3465万円の損害賠償の支払いを求めた訴訟の判決が6日、広島地裁であった。裁判長は施設側の責任の一部を認め、法人に2365万円の支払いを命じた。
思わず二度読みしました。
おくすりが苦手なお子さまのために
かむ力や飲み込む力が気になる方のためのゼリー状の栄養補助食品です。カロリー補給から微量栄養素の補給まで、用途に応じてお選びいただけます。
飲みこむ力が弱いお子さんや高齢者向けに各種のゼリー商品が発売されています。お子さんの場合は服薬用、高齢者向けは栄養摂取用の商品が多いのが特徴です。手荒にかけば「とろみ」は飲み込ませるための最後の手段。いまはゼリー、むかしはおかゆ、おもゆにおろしりんごが定番でした。
どちらかといえば手を尽くしての最後であって、これで裁判になったら施設が負けちゃう、というのは、どうなんでしょうか。もらうカネに見合わない責任を追い求めすぎると、介護現場（というより介護市場）がさらに崩壊しかねないのですが……。
こういう判決がまかりとおると、施設はケアに必要なカネが払えるひと以外頼れなくなります。ではカネがないからといって介護離職すれば自分が行き倒れになりかねず、メシ代優先で親の世話が行き届かなければ保護責任者遺棄致死罪で逮捕されかねません。
ひとむかしまえ「介護地獄」という流行語がありましたが、そこに戻るしかなくなります。
8日の残りの記録と9日朝の記録。
今日も晴れでした。平日常勤している事業所に戻ってきて、駐車場から空を撮影してみました。
先日注文した秋山さんと広響によるチャイコフスキーのCDを、近所のコンビニで受け取りました。
今日もお昼のお弁当とコーヒーを詰めて、袋めんで朝食です。
